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松宮園生です。
日本食育大学を受験予定の諸君!
このあいだは模擬試験をやっていただいたが、今回は昨年の試験問題を紹介しよう。
ぜひチャレンジしてみたまえ。
◆◆◆国語・社会ミックス(100点満点)◆◆◆
以下の文章を読み、設問に答えなさい。
今年もあとわずかである。
いろいろあった1年だったが、お腹まわりが増えたのは我ながら情けない。
来年こそはダイエットしよう。
たしか来年の春から「特定検診・特定( a )」が義務化されると聞いている。
特定( a )の対象になったら、私生活にいろいろ干渉されて面倒らしい。
だからそれまでにお腹まわりを縮めないといけない。
いまは90センチあるから、干渉されないためにもなんとかしてこれをあと( b )センチ縮小しなければ。
…などと呑気なことを考えていたら、自宅に空き巣が入ってしまった。
窓ガラスにきれいに穴があいており、そこから鍵をあけて侵入したらしい。
セコムにしておけばよかったのだが、後の祭りである。
とにかく警察を呼ぶ。
ところが、待てど暮らせど警察はやってこない。
1時間も待ったろうか、ようやく警官が自転車でやってきた。
パトカーではなく、チャリンコでえっちらおっちら( c )やってきたわけである。
それも、キキキという甲高いブレーキ音のする自転車である。
「いやー、季節がら空き巣が多くて、手が回らんのですよ。遅くなりました」と中年の警官は言った。「ではまず調書を作りたいのでご協力お願いします。何を盗られましたか?」
「これです」わたしは待っているあいだに作成したメモを、警官に手渡した。
「恐れ入ります」警官は言った。「書きうつしますので、ちょっと待ってください」
「書きうつすの? そんなことしなくても『別紙』ということで添付しとけばいいんじゃないの?」
警官は目を丸くした。「いやあ、おっしゃる通りだ。お客さん、頭がいいですなあ。ひょっとして、東大出身ですか?」
「いや、東大出身じゃなくてもそれくらいは…。ていうか、わたしはお客さんではありませんが…」
「感銘しました」警官は言い、敬礼をした。「小官は市ノ瀬と申します。以後、お見知りおきを」
「はあ。山本です」
「では山本さん。盗られたものを順に教えてください」
「は? いま、メモを渡しましたが」
「そ、そうでした。はははは。この紙でしたね。なるほど、どれどれ…。主に、携帯電話と現金20万円、ですな。あとは年末ジャンボ宝くじが20枚と、映画のDVDですか」
「そうです。他にも大きいのがあるかもしれませんが、すぐに分かったのはこれだけです」
「なるほど。で、その携帯電話と20万円と宝くじとDVDは、どこにありますか?」
「は? 盗まれたわけですから、ここにはありませんが」
「そうですか。ここにはない、と…」つぶやきながら、調書に書きこむ警官。「ではまず携帯電話ですが、どうして持ち歩かずにご自宅に置いてあったのですか?」
「今日にかぎってたまたま置き忘れていました。悪用されるのが心配です」
「それは心配ですな。どこの電話会社ですか?」
「NTTドコモです」
「なるほど」調書に書きこむ警官。
「NTTコドモではありません」わたしは彼の書き間違いを指摘した。「そんな意味不明の子どもはいません。コドモではなくドコモですよ」
「おっと失礼。コモドでした」
「違いますってば。それでは大トカゲになってしまいます。ドコモですよ。ド・コ・モ」
「おっと失敬。ド・コ・モ…と」
「しっかりしてくださいよ、おまわりさん」
「頑張ります」そう言って彼はまた敬礼した。「現金ですが、どこに置いてあったんですか?」
「あれです。『20万円がたまる貯金箱』って書いてある大きなブリキ缶がありますよね。あれです」
「ゴキブリ缶、ですか」
「違います。ブリキ缶です」
「20万円がたまるって、そんな貯金箱があるんですなあ」
「見たことありませんか? 雑貨屋とかによく置いてありますけど。500円玉専用の貯金箱なんです。500円玉で満杯になったら、総額が20万円になるんです」
「ほお。で、缶切りで開いた形跡がありますな」
「缶切りで開けて、中身だけを盗っていったみたいなんです」
「中身は何だったのですか?」
「は? 中身は500円玉ですよ。いま言ったでしょう」
「あ、そうか。はははは。500円玉が、ジャラジャラと入っていたわけですな」
「そうです」
「ジャラジャラとね。…満杯だったのですか?」
「満杯でした」
「本当ですか? そんなこと言って、じつは半分しかなかったとか」
「し、失礼な。間違いなく満杯でしたよ。もう500円玉が入らなくなったので、2つ目の貯金箱に入れ始めたくらいなんですから」
「2つ目の貯金箱があるんですか?」
「ここにあります。犯人も2つ目があるとは気がつかなかったみたいで」わたしは冷蔵庫の奥に隠してあった2つ目の貯金箱を出してみせた。「こっちもすでに半分くらい入ってます。ほら、冷えてて重いでしょう」
「確かに、冷えててずっしり重いですな。半分くらい入っているということは、10万円くらいですかな?」
「そのくらいですね」
「ふむふむ。で、最初の貯金箱のほうですが、缶切りで開けられていますな。缶のまま持っていけばいいのに、犯人のやつ、わざわざ時間をかけて開いた。なぜだか分かりますか?」
「なぜなんですか? 教えてください」
「東大出身なのに、分からないのですか?」
「分かりません。ていうか、東大出身じゃないし」
「そうですか。まあ無理もありませんな。小官にもよく分からんのです。あとで署のほうに聞いておきましょう」
わたしはずっこけた( d )。
「山本さん、とおっしゃいましたな?」警官は言った。「プライバシーをお聞きするのは心苦しいのですが、調書に書かんといけませんので、山本さんご自身についてお尋ねします」
「はい。ていうか、わたしは山本ですけど」
「はあ。分かっておりますが。それが何か?」
「調書には山下って書いてありますよ」
「ありゃりゃ、本当だ。小官としたことが」
「しっかりしてくださいよ」
「しっかりします」また敬礼をした。「えっと、では性別をお答えください」
「は? 見てお分かりのとおり、男ですけど」
「本当ですか。最近は、見た目だけで判断つかない人が増えたもんですから」
「それはそうかもしれないけど」わたしはムッとした。「正真正銘の男ですよ」
「男なら、自分が男かどうかなんてそんな細かいこと、気にせんでください」
「は? 意味不明なんですけど」
「はははは。まあとにかく。年齢とご職業を教えてもらえませんか」
「41歳です。職業は、食育をしています」
「ショクイク? なんですかそれは」
「食べるという字に、育てるという字で、食育といいます」
「こうですか?」
「逆です。それでは育食(イクショク)です。いくらなんでも、そんな間違え方はないでしょう。わざとですか」
「いえいえとんでもない」敬礼。「で、その食育という仕事は、いったいぜんたい何ですか?」
「食育というのはですね。( e )」
「へえ! なるほど、よく分かりました。なんとまあ素晴らしい仕事をなさっておりますなあ。いやあ、若いのに大したもんだ」
警官がまた敬礼をした。
わたしは顔を赤らめた。「恐縮です」
「では署のほうに電話してまいりますので、しばらくお待ちいただけますかな?」
「分かりました」
いやー、立派なお仕事をなさっておられる、儲かりもしないのに感心感心、とつぶやきながら、警官は出ていった。
儲かりもしないのにというのは一言余計である。
が、全体的におだてられていい気分になったわたし。
だが、いつまで待っても警官は戻ってこない。
おかしいな、と思って窓の外を見ると、ちょうどそこに小型のパトカーが止まった。
現われたのは小柄だがちょいと色っぽい婦人警官である。
( f )によく似ている。
わたしは興奮して玄関に飛びだした。
「山本さん?」
「ハイッ! 山本です」
「××署です。ごめんなさい、遅くなっちゃって」婦人警官が上目づかいで言った。「空き巣が続いちゃってたいへんだったんです。でも一生懸命お世話しますから、許してくださいね?」
「ゆ、許します!」思わず気をつけの姿勢をとるわたし。「ていうか、お、お世話って何ですか?」
ふくらむ期待。
しかし突然、わたしは気がついた。
「さっきの警官は誰だったんだ?」
あわてて家の中を見回す。
やられた!
10万円入りの、2つ目の貯金箱が消えていたのであった。
次の瞬間、すべての光が消えて真っ暗になった(←小泉八雲か!) ( g )
(完)
<第1問(60点満点)>
( a ) に入る漢字4文字を答えなさい(5点)。
( b ) に入る数字を答えなさい(5点)。
( c ) 「えっちらおっちら」は死語か。理由をつけて答えなさい(5点)。
( d ) 「ずっこけた」は死語か。理由をつけて答えなさい(5点)。
( e ) のなかに、適切な説明を100字以内で入れなさい(30点)。
( f ) に入る適切な有名人を答えなさい(5点)。
( g ) 「小泉八雲か!」このツッコミの意味を答えなさい(5点)。
<第2問(40点満点)>
この話の教訓は何か。「食育」という単語を必ず使用し、200字以内で答えなさい。
(なお、この話はフィクションです。主人公の山本光一と松宮園生とはマジでなんの関係もありません)
松宮園生です。
このあいだ仕事でニューヨークまで行って帰ってきました。
僕は西海岸住民ですので、ニューヨーク(東海岸)は3000キロのかなた。
行くのも大変、泊まるのも大変、帰るのも大変。
いろいろあってドエライ疲れました。
ニューヨークで出会ったベジタリアンの人からこんな話を聞いたので、ご紹介します。
<塀の中のベジタリアン>
僕の印象ではベジタリアンは(なんとなく枯れているので)犯罪をしないと思っていましたが、犯罪をするベジタリアンもたまいにはいるそうです。
ベジタリアン囚人は服役中でもベジタリアンを貫きたい人が多く、
「刑務所の食事をベジタリアン・メニューにしろ!」
とだいぶウルサイとのこと。
それまで肉食だったのに、服役中にベジタリアンに変わる囚人も増えているらしい。
(1)「自分を抑えられなかった」ために犯罪を犯した人は、本心では「自分を抑えたい」と思っている
(2)ベジタリアン・メニューに変えてみたら、「自分をコントロールしやすくなった」
(3)だから、これからは食事で自分をコントロールしたい
専門家の話ではそういう理屈だそうです。
刑務所からすると、
「なになに? ベジタリアン・メニューに変えたら、囚人が自分をコントロールできるようになってくれんの? 要はおとなしくなってくれるわけだな。そりゃあ、ありがてえ」
というわけで、喜んでベジタリアン・メニューに変える。
そんな傾向が出ています。
というわけで、
* 一般アメリカ市民があいかわらずジャンクフードにはまっている一方で
* 刑務所メニューはどんどんヘルシー化している
という不思議な現象が進んでおります。
刑務所のヘルシーメニューのランキングも公表されていました。
第1位:アイダホ州
(メニュー例)
* レンティル豆のメキシコ風パイに豆腐のパテを載せたもの
* 大豆ソーセージ入り野菜ラザニア
* 野菜のホットケーキ
* 野菜のビスケット
* 野菜のプディング
第2位:マサチューセッツ州(←僕の師匠のチイタッタ先生が住んでいます)
第3位:ペンシルバニア州
そんなことまで公表されている米国のベジタリアン文化。
なんだか奥が深そうです。
(参考記事)
「ベジタリアン・ババア」
「萌えトマト」
「ベジコン」
◆◆◆
話は変わりますが、僕の旅行悲話を聞いてください。
今回、ニューヨークに行くのに 直行便が満席だったのでシカゴ経由(シカゴで飛行機を乗り換えます)で行くことにしました。
西海岸からシカゴに行くときは、雷に気をつけなくてはいけません。
途中に、雷の多発地域を飛ばなくてはならないのです。
(たまに竜巻も発生します)
案の定、僕の載っていたシカゴ行きの飛行機も雷に行く手を阻まれまして、迂回したり旋回したりしているうちに、シカゴ(オヘア空港)への到着が大幅に遅れてしまいました。
乗り換えの飛行機(ニューヨーク行き)の出発まであと20分です。
「なんだ、20分あれば大丈夫じゃん」
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、いちどシカゴのオヘア空港に行ってみるよろし。
ビックリします。
ドでかい空港です。
あれは空港というより、ひとつの都市ですね。
地下鉄も走っているし、商店街もあるし。
飛行機をおりたときに、乗務員から
「お客さん、走ってください。乗り遅れないように」
と言われました。
荷物を抱えて全力疾走。
あっちを曲がりこっちを曲がり、地下鉄に乗ったり降りたりして、乗継便のゲート(搭乗口)にギリギリ間に合ったわけです。
搭乗口で僕は言いました。
「あのー。荷物を預けてあるんだけど、荷物の乗継は大丈夫ですか?」
「とにかくお乗りください、お客様。すぐに出発しますから」と、係員のオネエサンが言いました。「荷物はなんとかします」
で、言われたとおりニューヨーク行きの飛行機に乗りこみました。
最後の乗客だったようで、すでに機内は満席です。
みんながジロジロ僕を見ています。
窓側の座席に座りました。
ふー。
「お待たせいたしました。まもなく離陸いたします」
そういう機内アナウンスがあり、機体はゆっくりと動きはじめます。
(飛行機が離陸前や着陸後に地上を走ることを、英語では「タクシー」といいます。←トリビアでした)
なんとか乗ることができて一息つき、窓の外を眺める僕の目に、あるものが映りました。
エディー・バウアー製の僕のトランクです。
いまごろ届いたらしく、僕のトランクを抱えたオニイサンと、飛行機の荷物係のオニイサンとがなにやら会話をしています。
首をふったりしています。
どうやらこういう会話らしい。
「おーい。最後の荷物が到着したぞ。これを乗せてくれ」
「無理だよ、もう。飛行機はほら、もう動き始めている(タクシーしている)」
というわけで、飛行機は離陸しました。
僕は自分のトランクが置き去りにされるのを目撃したトホホな状態で、ニューヨークに向かったのでありました。
皆さん、メリー・クリスマス。
松宮園生です。
難関、日本食育大学を受験予定の諸君!(←死語)。
入試まであと2ヶ月ですね。
実力だめしの模擬試験にチャレンジしてみましょう。
◆◆◆国語(100点満点)◆◆◆
以下の文章は「食の世界のスーパーパワー その3」(松宮園生)からの抜粋です。よく読み、設問に答えなさい。
内科医チイタッタ先生は、かつてネスレ社と契約していました。
そのチイタッタ先生のところに、若いネスレ社員が青ざめた顔でやってきたそうです。
ネスレ社員が言いました。
「先生。僕って異常なんでしょうか?」
「何があったんですか?」
「胃腸がおかしいんです。このあいだニンジンスティックを食べたんですけど、トイレにいったらニンジンスティックがそのまま出てきました」
「ふむ。それで?」
「リンゴを食べたんですけど、そしたらリンゴがそのまま出てきました」
「ふむ。それで?」
「ドライヤーズ(アイスクリーム)を食べたんですけど、そしたらドライヤーズがそのまま出てきたんですよ! 心配でなりません。僕は何を食べたらいいでしょうか?」
チイタッタ先生は穏やかに言いました。「何も心配いりません。ウ○コを食べなさい」
<第1問(語彙力。20点満点)>
最後の伏字(○)にあてはまるカタカナ1文字を答えなさい。
<第2問(読解力。40点満点)>
「ドライヤーズ(アイスクリーム)を食べたんですけど、そしたらドライヤーズがそのまま出てきた」ときのネスレ社員の気持ちはどのようなものだったか。100字以内で説明しなさい。
<第3問(想像力。40点満点)>
このあとネスレ社員はどのような返事をすると思うか。あなたの考えを100字以内で述べなさい。
◆◆◆数学(40点満点)◆◆◆
<第1問(高次方程式。20点満点)>
Aさんの BMI は n (エヌ)です。Aさんの体重(kg)に 100 を足したら、ピッタリAさんの身長(cm)となります。さて、Aさんの身長・体重を n を使って表しなさい。
「そんなことどーでもいいよ」と思うかもしれませんが(いやマジで、どーでもいいんだけど)、たまには我慢して考えなさい。
<第2問(幾何学。20点満点)>
三角形ABCで、AB=AC とする。C から AB におろした垂線が AB と交わる点を H とするとき、「メタボリック・シンドローム」という言葉の意味を答えなさい。
◆◆◆理科(60点満点)◆◆◆
<第1問(知識の正確さ。各20点。40点満点)>
(1)ポリフェノールとは何か。100字以内で説明しなさい。
(2)賞味期限と消費期限の違いをせっかくだから100字以内で説明しなさい。
<第2問(好奇心。20点満点)>
マルチタイプ(さまざまな栄養素がミックスされている)のサプリメントで、女性向けのものには含まれているが、男性向けのものにはしばしば抜かれているミネラルの代表格はなーんだ。
2つ挙げなさい(各10点)。
◆◆◆社会(100点満点)◆◆◆
<第1問(食育活動の目的。各30点。60点満点)>
あなたは食育活動をすることで「誰に」「どんな」影響を与えたいとマジ考えていますか。
(1)「誰に」について、分かりやすく100字以内で説明しなさい。
(2)「どんな」については、
「いままで××だった(before)のが、わたしの力で××に変わる(after)」
という表現を用いて100字以内で説明しなさい。
<第2問(身のまわりの食育環境の把握度。各10点。40点満点)>
(1)あなたが住んでいる都道府県の食育推進計画はどのようなものですか。他の都道府県と比べて特徴が分かるように100字以内で説明しなさい。
(2)あなたが住んでいる市町村の食育推進計画はどのようなものですか。隣近所の市町村と比べて特徴が分かるように100字以内で説明しなさい。
(3)他国と比べて日本の食育の特徴は何か。またなぜそのような特徴が生まれたのか。あわせて100字以内で説明しなさい。
(4)食育基本法が制定されたのは2005年6月10日である。その日、あなたはどこで何をしていたかを答えなさい。(←テケテケ警察署からの出題です)
◆◆◆英語(100点満点)◆◆◆
<第1問(リーディング。50点満点)>
次の文章を訳しなさい。
Fruit and vegetables help set you up for a healthier lifestyle.
Best of all, there is so much variety to choose from, all year long, there's enough to keep even the fussiest eaters happy.
To get the best health benefits, your 5 A DAY portions should include a combination of a variety of fruit and vegetables.
That's 5 portions altogether, not 5 portions of fruit and 5 portions of veg.
Here are 5 great reasons to eat 5 portions of fruit and vegetables A DAY:
* They're packed with vitamins and minerals.
* They can help you to maintain a healthy weight.
* They're an excellent source of fibre and antioxidants.
* They help reduce the risk of heart disease, stroke and some cancers.
* They taste delicious and there's so much variety to choose from.
<第2問(英作文。各6点。30点満点)>
次の日本語を英語にしなさい。
(1) てやんでえ、地産地消は死語じゃなくて立派な現代語じゃんよ。
(2) ビタミンCは熱に弱いんだよ。そこんとこよーく考えて、調理すんだぞ。
(3) 日本食は世界でブームみたいなんだけど、何人(なにじん)だか知らないけど怪しげな寿司なんか作っちゃってさー、笑える。
(4) 当店ではこのたび、安心安全な食材にこだわり、メニューを一新しました。
(5) だからといって「今までは安心安全な食材にこだわっていなかった」という意味じゃねえぞ。
<第3問(英作文。20点満点)>
ガイジンから
「日本人は食事の前後に手をあわせてなにやらもごもご言ってる人が多いでござるが、ありゃいったいなんでござるか?」
という意味の質問を受けました。
その質問にたくみな英語で答えなさい。
◆◆◆
国語 100点満点
数学 40点満点
理科 60点満点
社会 100点満点
英語 100点満点
合計 400点満点
受験生予想平均点 150点
合格安全圏 250点
×月×日 月曜日 快晴
今日から教いく実習生のお姉さんが
やってきました。
大学生です。
こばんゆかり先生とゆう名前なのだ。
ごはんじゃなくてこばんだ。
かん理えいよう士だ。
まなべかおりさんにちょっと似ています。
食育の先生になるそうです。
やさしい先生だと思うし、楽しみだ。
はじめてのじゅ業もたのしかったです。
宿だいはないのがせめてものすくいだ。
<今日勉強したこと>
体にだいじな3大えいようそというのがあるのだ。
きん肉はたんばくしつ。
エネルギーはたん水化ぶつ。
いろんなはたらきのししつ。
明日は7大えいようそを教えてもらいます。
お母さんに3大えいようその話をしたら感心していました。
◆◆◆
×月×日 火曜日 晴れ
朝、しょくいん室でさわぎだ!
太ったおばちゃんがきて、こばん先生をいじめてる!
僕はすがい君と見に行きました。
「ちょっとかわいいからって、食育をあまくみるんじゃないわよ。それになによそのかっこう。教しはジャージとスリッパでいいのよ」
と、おばちゃんが言いました。
こばん先生は
「ごめんなさい、ごめんなさい」
とあやまっています。
教とう先生は知らんぷりしています。
なんだろう。
おとなの事情だろう。
チャイムがなったから僕たちは教室に帰りました。
先生だいじょうぶかな。
今日も食育のじゅぎょうがありました。
<今日勉強したこと>
3大えいようそのほかにビタミンとミネラルがある。
あわせて5大えいようそだ。
人間は鉄も食べるのです。
鉄はミネラルだ。
お母さんにビタミンとミネラルの話をしたらたいへん感心していました。
◆◆◆
×月×日 水曜日 曇り
朝、しょくいん室でいち大じだ!
ふたたびだ!
太ったおばちゃんが10人くらいきて、こばん先生をかこんでる!
こばん先生が
「ごめんなさい、ごめんなさい」
と泣いています。
きょうとう先生が
「まあまあ」
と言ったのに、
「あんたはだまってなさい」
と言われてふきとんでしまいました。
ぜったいぜつめいです。
「おばちゃんたち、誰。なにしてるの」
とすがい君がきいたら、
「この女の食育はにせものよ。たいせつなことを教えないで、えいようのことばかり教えている。きのうあれほどもんくを言ったのに、またえいようのことを教えるなんてねえ。それは悪いことです。この紙をお母さんに渡しなさい」
と言われました。
おばちゃんがくれた紙には、
「食育の大切さを考えるははの会」
早ね早おき朝ごはん
いただきますごちそうさまはあい言葉
家ぞくだんらん
地さん地しょう
食のたいせつさを伝えましょう。
みんなで食育をもりあげましょう!
と書いてありました。
その日は食育のじゅ業がありませんでした。
こばん先生が早びきしたのである。
僕は家に帰ってお母さんにおばちゃんの紙を渡したら、
「食育の大切さを考えるははの会って、なんだかしょうわのきもった母さんみたいねえ」
と、にがわらいしていました。
しょうわのきもった母さんてだれだろう?
◆◆◆
×月×日 木曜日 曇り
3げん目はこばん先生の食育の時間でした。
きのうのおばちゃんたちが教室にはいってきて、じゅ業さんかんみたいに後ろに立ちました。
うでをくんでいます。
こばん先生はオドオドしています。
今日はえいようその話はしませんでした。
というのは、カルタをみんなでやったのでした。
おばちゃんたちが作ったカルタなのである。
でも少し悲しかったです。
「て」のふだを、すがい君とさかした君がとりあってけんかしました。
さかした君が勝ったので、すがい君は泣きました。
僕はさかした君よりすがい君なのに。
じゅ業が終わったあと、こわいおばちゃんたちが
「ほらね。えいようその話をするより、カルタをしたほうが子どもだちの目がキラキラしてるでしょう? これこそ食育よ」
とこばん先生にせっ教をしました。
それから、こばん先生はおばちゃんたちにどこかに連行されました。
おとなの事情だろう。
<今日勉強したこと>
日本ごには、あいうえお、のほかに、いろはにほへと、というじゅんばんがある。
カルタで勝つのには、はじめからねらうふだを決めて、ねらったふだはぜったいに取る。
お母さんにカルタの話をしたら
「で、どんなくをおぼえたの?」
「く?」
「先生がよんでくれたでしょ?」
「そんなのぜんぜんおぼえてないよ」
「食育カルタなのに、くをおぼえなかったのねえ」
お母さんはあきれていました。
カルタに勝つのにいそがしくて、くはよく分からなかったよ。
それが現実というものなのだ、あけち君。
◆◆◆
×月×日 金曜日 雨
今日も食育の時間におばちゃんたちが後ろに立っていました。
うでをくんでいます。
こばん先生は今日はジャージを着ています。
きのうまでよそいきのきれいな洋服を着ていました当の本人が、今日はちまよったか、ジャージで、スリッパをはいています。
今日もえいようその話はしませんでした。
というのも、こばん先生は紙しばいをしたからです。
おばちゃんたちが作った紙しばいです。
ニンジンとピーマンが旅行する話です。
すききらいをなくすために旅行する話です。
つまんなかった。
いつも見てるテレビにくらべたら、絵もへただしストーリーもたいくつだし、こういうのを子どもだましというのだ。
えいようその話がいいのにな。
お母さんが感心するようなことを勉強したいのに。
じゅ業が終わったあと、おばちゃんたちが
「それでいいのよ。やればできるじゃない。子どもだちの目がキラキラしてるでしょう? これこそ食育よ」
とこばん先生をほめていたので、うれしかったです。
ほっとしました。
<今日勉強したこと>
すききらいをなくすためには、旅行するとよい。
◆◆◆
おれは日記帳を閉じた。
部屋の整理をしてたら、はるか昔、7歳のころの日記帳が出てきたのだ。
そういや、あのころ、食育って流行ってたよなあ。
やたらと食育にうるさいおばさんたちがいたよなあ。
朝ごはん食えだの、
いただきますを言えだの、
ごちそうさまを言えだの、
箸を上手に使えだの、
やかましかったなあ。
「地元の野菜は世界一おいしい」
なんていうのも耳にタコができるほど聞いたなあ。
地産地消ってやつだ。
けど、隣の県にいるイトコに聞いたら、隣の県でも
「地元の野菜は世界一だ」
と言ってる食育おばちゃんがおおぜいいたようだ。
どっちが世界一なんだよ。
つーか、他の国といつ比べたんだよ。
お、3分たったな。
おれはカップラーメンのふたを開けた。
「あちちち」
指に湯気がかかったのだ。
ほとんど噛まずにカップラーメンを胃袋に流し込むと、こんどはコカコーラをごくごく飲んだ。
ふー。
ちょっとマンガ読も。
ちょっとだけ読んだら、こんどこそ勉強開始しなきゃな。
留年、したくないもんな。
でもちょっとだけ、マンガ読も。
ポテトチップスの袋を開けると、おれはマンガを持ったままごろんと横になった。
しかしアレだね、試験の日が迫れば迫るほど、ふだん読まない昔の日記を読んだりマンガを読んだりしていまうのは、なぜなんだろうね。
松宮園生です。
日本パクチー狂会
↑
ホントにある組織です。
僕は日本にいないので残念ながら活動には
参加できず、幽霊会員です。
世の中には
「男」
「女」
がいますね。
ほとんどの人ははどちからに属します。
「両方」
とか
「どちらでもない」
は、いるけれども少数派。
同様に、世の中には
「パクチー好き」
「パクチー嫌い」
がいると考えています。
「どちらでもない」
という中間の人はほとんどいないんじゃないかと思います。
「両方」
という人にはまだ出会ったことがありません。
要するに、パクチーは好き嫌いが明確に分かれやすい食材ではないでしょうか。
「日本パクチー狂会」
はパクチーを愛する人々による、健全な集まりです。
ただし僕自身は過激派でございまして、心のなかではひそかにこんなことを企画しています。
(1)「日本パクチー狂会」認定の政治団体、「日本パクチー党」を作る
(2)ザイオン共和国のモーフィアス大統領(ここをクリック)をそそのかし、資金援助をしてもらう
(3)総選挙に圧勝し、第1党となる。恐怖政治の始まり。
(4)高圧電流つき有刺鉄線で「パクチーの壁」を建設し、パクチー嫌いを隔離する
(5)パクチー爆弾を開発し、壁の向こう(パクチー嫌い地域)を爆撃する
(6)パクチー好き国家と「大東亜パクチー経済圏」を結成し、保護貿易を行う
(7)戦略パクチー兵器を開発し、非パクチー国家に侵攻する
(8)月面にパクチー前線基地を作り、太陽系支配の足がかりとする
(9)太陽系全域を手中に収めた後、冥王星を起点に銀河系進出を狙う
(10)銀河系の全惑星にパクチーを植えることを目的とし、行く手を阻む宇宙人たちを次々と撃破
(11)銀河パクチー帝国を樹立し…
はよ止めんかい!
◆◆◆
パクチーは呼び名がいろいろあるのでヤヤコシイですね。
初めてパクチーを食べたとき、当時のガールフレンド(←たまにはいるんだよ!)から
「中国パセリ」
という食べものだと教わりました。
次のガールフレンド(←たまにはいるんだよ!)は同じものを
「パクチー」
と呼んでいました。
当時は
「タモリのボキャブラ天国」
という番組が始まったばかりで、芸人さんではなく一般視聴者からの投稿を紹介していたと思いますが、そのときに
「インパク知(ち)」
という言葉が使われてて、僕の頭のなかでは
「パクチー」
「インパク知(ち)」
がごっちゃになっていたものよ。
その次のガールフレンド(←たまにはいるんだってば!)は同じものを
「コリアンダー」
と呼んでいました。
当時、
「サラマンダー」
てな題名のB級SF映画をさかんにテレビで宣伝しておりまして、
「コリアンダー」と「サラマンダー」の区別があまりつきませんでした。
そんなわけ、あるかい!
その次のガールフレンド(←たまにはいるんです!)は中国語での読み方を教えてくれたのですが、
「サンツァイ」
だったか
「サンチャイ」
だったか
「チャンサイ」
だったか
「チャンツァイ」
だったか
なにかビミョーに違う発音だったか
どれだったか分からなくなりました。
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じつは今でも混乱しています。
調べるなり人に聞くなりすればすぐわかる話ですが、面倒なのでほったらかしです。
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さて、「日本パクチー党」の銀河系支配の第1歩として、東京は経堂というところに
パクチー専門料理店
ができたといううわさが、ザイオン共和国に拉致されている僕の耳にも入ってきました。
先月オープンしたそうです。
拉致されていますので、自ら食べに行くことができません。
誰か行ったことある人がいたら、様子を教えてください。