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日本食育大学未来学部

2009.02.13 21:23

食育三国志 その2

 

 戦う平和主義…、松宮園生です。

(前回の復習)
「食育基本法」という法律ができ、
厚生労働省
文部科学省
農林水産省
の3省が、それぞれ独自に食育活動を展開しています。
その様子を、1800年前の中国を舞台にした「三国志」になぞらえて解説します。

  前回 「食育三国志 その1」
  http://www.shokuiku-pro.com/production/2009/02/post_182.html

厚生労働省は、蜀(しょく)という国に
文部科学省は、呉(ご)という国に
農林水産省は、魏(ぎ)という国に
それぞれ、なぞらえたいと思ってます。

(ま、ムリヤリといえばムリヤリですけど)

◆◆◆

今回は、厚生労働省の食育です。
厚生労働省は、年間9億円くらいの予算で、食育を進めようとしています。

厚生労働省の食育は、目的が明快です。
なにを目的としているかというと、「メタボ対策」です。

国民の食習慣が「食育」によって変われば、メタボが減るかもしれない。
メタボが減れば、病気になる人も減るだろう。
病気になる人が減れば、医療費も減るだろう。

こういう、明らかな目的があります。
また、メタボ対策は、個人の利益と国のもくろみが一致しています。
すなわち、
個人にとっては自分が健康になる
国にとっては医療費を減らせるかもしれない
ということです。
一致しているので、厚生労働省の食育に反対する人はいません。

三国志の蜀という国は、目的の明快な国でした。
この国の目的は、「滅びかけた漢帝国を復興させる」ことでした。
当時、「漢帝国を復活させる」というスローガンに正面から異議を唱える人はいませんでした。

つまり、厚生労働省の食育と、三国志の蜀は、よく似ているわけです。

厚生労働省の食育には、さらに
「科学的にしっかりした方法をとろうとする」
という特徴があります。

たとえば、厚生労働省は
「食育の基本は箸の使い方だ」
とは言いません。
肯定もしないし、否定もしません。
なぜなら、本当にそうなのか、そうでないのか、という科学的根拠がないからです。

(なにかを証明する科学的根拠のことを、「エビデンス」といいます。食育の仕事を目指す方は、この言葉を覚えておきましょう)

厚生労働省の食育には、3つの問題があります。
1つ。厚生省の食育活動に便乗して怪しげな健康法を商売にしようとする人が後をたちません。厳しい罰則が存在しますが、それでも健康被害は起きています。
1つ。厚生労働省の食育は科学的にしっかりした方法ではあるのですが、「分かっちゃいるけどやめられない」人にどう対処するかが、未解決です。タバコをやめられない人に、タバコの害を説いてもあまり効果がないのと同じです。
1つ。厚生労働省の食育活動には、専門的な知識が必要です。だれでもできるようなことではありません。したがい、担い手がなかなかいないのです。

担い手がなかなかいないという点は、三国志の蜀と共通しています。
蜀は人口の小さな国で、戦争の担い手(兵隊の数)に乏しい国でした。
ひとりひとりの兵士は、強かったのですが…。

ここで、「担い手がいない」というところに注目してください。
担い手がいないということは、担うことのできる人にとっては大きな活躍の舞台になります。
ライバルがいないわけだし。
食育の仕事を目指す方、いちど厚生労働省の食育について調べてみることをオススメします。

次回(その3)では、文部科学省の食育についてレポートします。

 

 

 

<おススメの1冊>

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2009.02.11 21:25

食育三国志 その1

変化を求める人間、松宮園生です。

三国志。

名前を知らない人は少ないと思いますが、いちおうカンタンに解説。
「三国志」というのは、今から1800年昔の中国大陸を舞台にした
歴史物語です。
物語というか、事実をもとに書かれているので「戦記」でもあるのですが。

200年のあいだ中国大陸を支配した「後漢」という大帝国が滅び、
劉備(りゅーび)という人の率いる「蜀」(しょく)という国
孫権(そんけん)という人の率いる「呉」(ご)という国
曹操(そーそー)という人の率いる「魏」(ぎ)という国
が、中国大陸の覇権をめぐって競う
という話です。

ロール・プレイング・ゲームの題材にもよく使われます。
「レッド・クリフ」という映画は、この三国志を題材にしています。

さて、一昨年、「食育基本法」という名前の法律ができたのですが、
どんな法律かというと、
「国家予算を使って食育をしなさい」
という命令の書かれた法律です。

それ以降、国家予算の分配をめぐって競争がはじまりました。
どこで誰が競っているかというと、
「霞ヶ関」で
厚生労働省
文部科学省
農林水産省
の3省が「食育」競争をしているのです。

この状況がちょっと「三国志」に似ているところがあるので、
ムリヤリ「三国志」っぽく語ってみたいと思ってます。

(霞ヶ関: 中央官庁がひしめきあっているところ。東京都千代田区の地名)

なぜこの3省が競っているかというと…

アメリカにはFDAという名前の、「食の安全」を管轄する強力な役所があります。
日本には最近までそういう役所は存在しませんでした。

日本の中央官庁のうち、食べ物に関係しそうな役所といえば、厚生労働省か農林水産省です。
あと、学校での家庭科の授業とか、給食とかは文部科学省のテリトリーです。
しかし厚生労働省は病気を治すことや病気を予防することを担当し、農林水産省は農家を守ることを担当しています。
文部科学省は、教育が本業ですよね。
つまりどの役所も、食べるものの安全を管轄するのが本業ではなかったわけです。

(数年前にようやく「食品安全委員会」という役所ができました。あんまり目立ちませんけど…)

話を戻します。
「食の安全」がどの省庁の管轄になるのかあいまいだった経緯があるため、その影響で「食育」もどの省庁の管轄になるのかがあいまいでした。
じつは、今でもあいまいなままです。

そのため、
厚生労働省
文部科学省
農林水産省
の3つが、それぞれ独自に「食育活動」を展開しています。
ややこしいですね。

これを、勝手に「食育三国志」と呼ぶことにしましょう。

それぞれの省庁が、だいたいどのくらいのおカネを「食育」に使うのか、を書いておきます。

厚生労働省:年間9億円くらいの予算。
文部科学省:年間18億円くらいの予算。
農林水産省:年間70億円くらいの予算。

面白いことに、この数字は、本物の「三国志」のそれぞれの国の規模と似たような比率になっています。

劉備の率いる「蜀」: 強いけど小さな国でした。厚生労働省の食育予算に似ています。
孫権の率いる「呉」: おおらかな国柄で、「蜀」よりちょっとだけ大きい国でした。文部科学省の食育予算に似ています。
曹操の率いる「魏」: 飛びぬけていちばん大きな国でした。農林水産省の食育予算に似ています。

本物の「三国志」では、「蜀」と「呉」が手を組み、大国「魏」に対抗しています。

「食育三国志」ではどうでしょうか?

次回(その2)以降、それぞれの省庁の「食育作戦」の特徴について、おもしろおかしくレポートします。

 

 

 

 

<おススメの1冊>

「食育白書」
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平成20年版 食育白書

 

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2009.02.09 21:00

史上最強の栄養教諭 後編

 

松宮園生です。 

 

(前回のあらすじ)
児童を威圧する恐怖の栄養教諭、佐久間象子。
このままでは、多くの児童がPTSDになってしまいます。
ですが、なぜか校長先生は、その強烈ぶりを見て見ぬ
ふりをしていました…。

  (前回)「史上最強の栄養教諭 前編」
  http://www.shokuiku-pro.com/production/2009/02/post_180.html

◆◆◆

風の冷たい真冬の夕刻。
とある小ぎれいな一軒家。
「TERANISHI(寺西)」と横文字で書かれた表札を、薄着に半袖の佐久間象子は腕組みをして睨(にら)んでいます。

「この家ですか」
佐久間象子が吠えるようにつぶやくと、
「はい、そうです、先生」
付き添ってきた小柄なオジサンが、おどおどした表情で答えました。
このオジサン、「美味しんぼ」に出てくる東西新聞社の文化部の副部長(名前、忘れた)に少し似ています。

佐久間象子がアゴで指示を出すと、その冴えない風貌のオジサンが、寺西家の呼び鈴を鳴らしました。
「どなた」
眠たげな声がインターフォンから聞こえました。

オジサンが言いました。
「あ、あのう。此花小学校の2年2組の担任をやっとります、神林ですが」
「またですか」
「またですかって、そろそろお子さんの給食費を払っていただきませんと、たいへん困るのですが」

インターフォンを通じてため息が聞こえました。
「しつこいわねえ。義務教育なんだから、給食費だってタダにしなきゃおかしいじゃん。何度おなじこと言わせるのよ」
「し、しかしですね、お母さん」
「しかしもなにもないわよ。じゃね。文句があるなら総理大臣に言って」
「ちょ、ちょっと寺西さん」

2年2組の担任、神林先生は、佐久間象子のほうに向きなおり、頭をかきました。
「いつもこうなんです、ここんち」

◆◆◆

「分かりました。神林先生は下がっていてください」
佐久間象子は低い声でいい、腕組みをしたまま一歩進み出ると、大きく息を吸い込みました。
空が心なしか、暗くなりました。
つむじ風がおき、油断していた神林先生は転びそうになりました。

数秒後、寺西家がガタガタ揺れだしました。
窓にヒビが入り、家の中で家具がひっくり返る音がしました。
続いて、なかから女性が飛び出してきました。
さっきの寺西さん(寺西君という小学生のお母さん)です。

佐久間象子が全身の力を緩めると、ガタガタいうのが止まりました。
寺西さんは呆然とした表情で、きょろきょろしています。「い、いまのは…?」
「地震です、寺西さん」佐久間象子が冷淡な表情で答えました。
「あ、あなたは誰?」
「神林先生と一緒に、学校給食費の集金に回っています」

その言葉に、寺西さんは顔をしかめました。
「うちにはお金なんてありません」
言い捨てると、家の中に入ってしまいました。

佐久間象子はふたたび、腕組みのまま、息を吸い込みます。
空の色が変わり、つむじ風がおき、またもや揺れだす寺西家。
皿の割れる音がします。
ほどなく、寺西さんが飛び出してきました。
寺西さんは目の前に立ちふさがる佐久間象子と神林先生にむかい、ヒステリックに叫びます。
「な、なんなのよ、あんたたち」

「地震です」
「わざとやってるでしょ」
「わざと?」佐久間象子は無表情に「あなたは、わたしがわざと地震を起こしたといいたいのですか」
「う」言葉に詰まる寺西さん。
「わたしは、ふつうに呼吸しているだけですよ」

その言葉に嘘はありませんでした。
佐久間象子は、ふつうに呼吸をしているだけだったのです。
ま、ケンシロウ風にいうと、「闘気をまとった」ことになるみたいですけど。

不満そうにぶつぶつ言いながら、静かになった家に戻る寺西さん。
すると、またもや佐久間象子の人工地震が…。

これを4度繰り返した時点で、寺西さんは給食費を払うことに同意しました。
当初、警察に電話するなどと息巻いていた寺西さんだったのですが、佐久間象子は敷地の外で呼吸をしていただけなので、なんの罪にもならなかったのです。

◆◆◆

校長先生が佐久間象子を雇っている理由、読者のみなさんはもうお分かりですね?
佐久間象子は、昼間は泣く子も黙る栄養教諭。
放課後は、給食費未納のモンスター・ペアレンツから、給食費を取り立てる仕事もしていたのです。
凄腕の、取り立て屋なのでした。

ま、校長先生に言わせると、これも栄養教諭のもともとの業務だそうですが、ホントかどうかは分かりません。

帰り道。
道行く人々のコートの裾が、北風にあおられています。
半袖の佐久間象子は、何事もないかのように、のっしのっしと歩いています。

その姿を小走りに追いながら、
「いやあ、佐久間先生、ありがとうございました」
なんども頭を下げる神林先生。
その眼に宿っているかすかな怯えの色に、佐久間象子は気づいていました。
気づいていましたが、知らぬふりをしました。

強い栄養教諭は、つねに孤独なのです。(←深い?)

 

 

 

<おススメの1冊>

「給食ニュース大百科」
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給食ニュース大百科〈2009〉―食育に役立つ給食ニュース縮刷活用版

 

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2009.02.07 20:30

史上最強の栄養教諭 前編

 

冒険、冒険、また冒険…♪  松宮園生です。

 


<栄養教諭>
栄養教諭とは…(中略)…文部科学省により新設された
資格である。
…(中略)…
「食と教育の、両方の専門家」
であるという自覚を持ち、子どもたちが将来にわたって
健康に生活できるよう、食についての指導を行うことが、
栄養教諭の役割である。
主に、学校給食の場を通じて指導を行うことが多い。
(日本食育大学出版「オールジャパン食育大辞典」より)

◆◆◆

今日は、4年1組の番でした。

ベテラン栄養教諭の佐久間象子がのっしのっしと入ってくると、クラスは水を打ったように静かになります。
怯えているのは児童だけではありません。
担任の黒崎先生も、おどおどしながら佐久間象子の挙動を見守っています。

児童の机の上には給食が準備されていますが、まだ誰も手をつけていません。
佐久間象子の許可なしに手をつけるような勇者は、この学校にはいないのです。

上履きをはいた佐久間象子が木製の教壇に上ると、足元がミシミシと音をたてました。
彼女の上履きのサイズは、28センチだと言われています。

子どもの頃、
「ゾウが踏んでも壊れない筆箱」(※)
というテレビCMがあったっけ…。
ミシミシ言う音を聞きながら、中年の黒崎先生はそんなことを連想していました。

  (※) http://www.youtube.com/watch?v=-tHIFKKdc98

教壇に立ち、クラスを睥睨(へいげい)する佐久間象子。

「このクラスに2月生まれの子はいますか」
佐久間象子は低く唸るように言いました。
3人の児童がびくびくしながら手を挙げます。
「じゃあ、きみ。名前は?」
「吉森です」
「では吉森君、今日の献立について説明しなさい」
「えっと」
「えっとは余計です」
「は、はい。き、今日の献立は、雑穀ごはん、牛乳、イワシのかば焼き、きざみたくあん、わ、ワカメの味噌汁です」

「うむ、よろしい」
うなずく佐久間象子。

毎日の献立は、あらかじめ暗記する決まりになっていました。
暗唱に失敗した児童は佐久間象子から恐ろしい雷が落ちるのです。
本物の雷より、2倍怖いと言われています。

というわけで、間違えずに答えることができて、ほっとする吉森君。

しかし、尋問はまだ終わりませんでした。
「吉森君のとなりのあなた、名前は?」
「はい、新城です」
「では新城さん、イワシについて何か予習してきましたか?」
「はい」長い髪に赤いリボンの新城さんは、優等生らしくノートを広げました。「イワシは魚へんに弱いという漢字を書く、近海の魚です。日本人の食生活にたいへん親しまれています。栄養も豊富です」

「よろしい。よくできました。では窓際の一番後ろに座っているきみ、名前は?」
「僕ですか? 大田です」
「では大田君。かば焼きとは何ですか?」
「え?」
「かば焼きについて説明しなさい」
「え?」

大田君は困った顔をして天井を見上げました。
佐久間象子の額がピクッとなりました。
教室にイヤな緊張感が走ります。

「どうして黙っているのですか」語気を荒くする佐久間象子。「早くかば焼きについて説明しなさい」
「えっと」
「えっとは余計です」

大田君は答えることができませんでした。

「かば焼きが答えられないとは何事ですか。予習をしたのですか」
「ご、ごめんなさい…」
「このたわけ者が!」大音声(だいおうんじょう)で時代めいたセリフを吐く佐久間象子。その声に、窓ガラスが震動しました。「せっかく皆で楽しい給食を始めようとしていたところを、大田君、きみ1人の怠慢のせいで台無しですよ」

「さ、佐久間先生、そんなに怒鳴らなくても…」立ち上がろうとする担任の黒崎先生。
「あんたは黙らっしゃい!」
すごい形相で佐久間象子ににらみつけられ、黒崎先生はへなへなと座り込んでしまいます。

「いいですか、皆さん」
佐久間象子は、黒板に「人を良くする=食」と書きました。
実際には、途中でチョークが3回、折れましたが。
「いいですか、皆さん。何気なく食べてはいけないのです。素材のことも勉強し、調理のことも勉強し、それを80回噛みしめて食べる。それが大切なのですよ」

振りむくや、佐久間象子は太い指で大田君を指しました。「分かったか、大田!」

(なにを分かったらいいのか…)

しかし、大田君の姿はそこにありませんでした。
恐怖に気を失い、床に倒れていたのです。

◆◆◆

粗相をしたのは大田君だけでしたが、連帯責任ということで、そのあと佐久間象子の説教が始まりました。
長い長い説教が終わり、児童たちがようやく食べることを許されたときには、ワカメの味噌汁は冷えきっていました。
黒崎先生の味噌汁にいたっては、うっすらとですが氷が張っていたそうです。

シベリアかっつーの。

それにしても、凶暴な栄養教諭がいたものです。
こんな栄養教諭がいて、給食が美味しいわけはありませんね。

ですが、この学校の校長先生は佐久間象子を離そうとはしなかったのです。
どうしてでしょうか?
その驚くべき理由については、次回をお楽しみに。

(つづく)

 

 

 

 

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2009.02.05 18:22

ぶらり地下鉄食育線

 

松宮園生です。

 


ガタゴト…ガタゴト…。

まいど地下鉄食育線をご利用いただき、まことにありがとうございます。
この電車は「エコ大通り」経由「メタボ中央」行きです。
次は「いただきます3丁目」、「いただきます3丁目」。
子育て線、コショク線、ちゃぶ台線はお乗り換えです。
お降りの方は「ごちそうさま」もお忘れなきよう、身の回りをお確かめください。

ガタゴト…ガタゴト…。

まいどご乗車ありがとうございます。
この電車は「エコ大通り」経由「メタボ中央」行きです。
次は「地産地消」、「地産地消」。
食料自給率線、フードマイレージ線はお乗り換えです。
「地産地消」を主張するからには、どなた様も輸入果物を食べていないことを、お確かめください。

ガタゴト…ガタゴト…。

まいどご乗車ありがとうございます。
この電車は「エコ大通り」経由「メタボ中央」行きです。
次は「玄米菜食前」、「玄米菜食前」でございます。
ナチュラル・ハイジーン線はお乗り換えです。
お降りの方は肉食と乳製品に充分お気をつけなさいますよう、お願い申しあげます。

ガタゴト…ガタゴト…。

まいど地下鉄食育線をご利用いただき、まことにありがとうございます。
この電車は「エコ大通り」経由「メタボ中央」行きです。
次は「西オーガニック」、「西オーガニック」。
農薬線、遺伝子組換線はお乗り換えです。
足元が広く空いております。
お降りの方は青虫に充分、お気をつけください。

ガタゴト…ガタゴト…。

まいどご乗車ありがとうございます。
この電車は「エコ大通り」経由「メタボ中央」行きです。
次は「エコ大通り」、「エコ大通り」でございます。
JRマイ箸線はお乗り換えです。
お降りの方は箸を洗うのをお忘れなきよう、ご注意願います。

ガタゴト…ガタゴト…。

まいどご乗車ありがとうございます。
この電車は「メタボ中央」行きです。
次は「食の大切さ坂上」、「食の大切さ坂上」。
イマサラ線、アタリマエ線はお乗り換えです。
お降りの方はもう少し工夫をなさいますよう、お願いいたします。

ガタゴト…ガタゴト…。

まいどご乗車ありがとうございます。
この電車は「メタボ中央」行きです。
次は「産地偽装1丁目」、「産地偽装1丁目」。
トレサビ線、国産線、ラベル表示線はお乗り換えです。
どなた様もバレないよう、足元にお気をつけください。

ガタゴト…ガタゴト…。

まいどご乗車ありがとうございます。
まもなく終点「メタボ中央」、「メタボ中央」。
終点でございます。
JRジャンクフード線、JRポテトチップス線、JRコンビニ弁当線、都営お酒の後のラーメン線はお乗り換えでございます。
どなた様も内臓脂肪に油断なさらぬよう、アンチエイジングにもお気を配りください。

本日は地下鉄食育線をご利用いただき、まことにありがとうございました。
安全第一の電車ですので、落ちはありませんが、またのご利用をお待ちしております。

 

 

 

<おススメの1冊>

「フード・マイレージ―あなたの食が地球を変える」
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フード・マイレージ―あなたの食が地球を変える

 

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