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松宮園生です。
農業の村、テケテケ村からこんな案内が来ました。
↓↓↓
バーチャル農業の決定版!
農業天国テケテケ村にあなたの畑を持ちませんか?
畑とあなたをインターネットで結びます。
畑はテケテケ村がしっかり管理します。
あなたは自宅にいながらパソコンで野菜を育ててください。
ゲーム感覚で野菜を育てるのです。
テケテケ村はあなたがパソコンに指示したとおり、じっさいに野菜を育てます。
収穫のころ、テケテケ村に遊びにきてください。
プロの農家と一緒にあなたの野菜を収穫。そのあとはお持ち帰りもよし、農家レストランでクッキングもよし。
ハッピーレッツアグリ!
↑↑↑
最後は何だかへんてこな(←死語)英語でしたが、まあ目をつむるとして、さっそく試してみました。
◆◆◆
所定のURLにアクセス。
会員登録をし、ゲーム代金をクレジットカードで払いました。
いよいよ農業開始。
まず、画面にこんな文字が。
「何を植えますか。選んでください。フェヌグリーク、ハゲイトウ、カキノモトヒトマロソウ」
は?
知ってる野菜にしてくれよ。
…つっても、これしか選択肢がないんだったら、しかたねえ。
カキノモトヒトマロソウにするか。
こんなメッセージが出ました。
「鍬を操作して土を耕してください」
画面に鍬が現れました。
テキトーにクリックすると、鍬が畑を耕しはじめました。
「ぎゃあ!」
大きな音(声)がしました。
鍬が、昼寝しているオジサンを真っぷたつにしてしまったようです。
なんでそんなところにオジサンがおんねん?
パトカーのサイレンの音が近づいてきました。
画面にはこんな文字が。
「あなたは人間を殺(あや)めてしまいました。早々とゲームオーバーです。もういちど最初からゲームを始めますか?」
早々と、は余計だよ。
つーかこの結末は何なんだ?
◆◆◆
再度ログイン。
もういちど代金を払い、農業開始です。
今回もカキノモトヒトマロソウを選択。
「鍬を操作して土を耕してください」
ここからが勝負だ。
画面をよく観察すると、畑の随所に「危険箇所」があることが分かりました。
たとえば昼寝しているオジサンの足が、たしかに見えています。
さっきはろくに注意も払わずに鍬を動かしてしまったので、惨劇が起きたのでした。
ほかにも、地雷みたいなものが見えます(←なんで地雷があんねん!)。
文句を言ってもしかたありません。
ようし、ここは注意深く。
ひととおり耕したかなあ、と思われるころ、ビバルディの「春」のメロディーが流れました。
画面にはこんな文字が。
「作業完了。よくできました。次は、種を植えましょう」
耕すステージはクリアしたようです。
画面に「手」が現れました。
「手」をクリックするたびに、種がまかれます。
どうやら、「手」を移動させながら、種をまいていくようになっているらしい。
種をまいていると、突然、轟音がし、画面が真っ赤になりました。
それから、真っ暗になりました。
しばらくすると、充満していた煙がすうっと雲散霧消するかたちで、画面がもとに戻りました。
しかし画面のなかの畑は破壊されていました。
あちこちで火が燃えています。
な、なにがあった?
「あなたのまいた種が、地雷に当りました。ゲームオーバーです。もういちど最初からゲームを始めますか?」
そんな文字が浮かびあがり、パトカーのサイレンの音が近づいてきました。
◆◆◆
ムキになった僕は、その後もゲームを繰り返しました。
ゲームの展開はこんな感じです。
* 「農薬を使わない」を選択したら雑草が繁殖。
懸命に抜いていたら、また地雷を踏む。
→ ゲームオーバー。
* ふたたび「農薬を使わない」を選択。
地雷に気をつけながら雑草をぬく。
しかし突然、グンタイアリの大群が押し寄せ、あらゆるものを食べつくしてしまう。
→ ゲームオーバー。
ちなみに、昼寝していたオジサンは白骨化してしまいました。
* 作戦変更して、「農薬を使う」を選択。
しかし農薬を撒いたら、昼寝していたオジサンがいきなり起き上がり、携帯電話で誰かに電話。
たちまち警察がやってきました。
警官のセリフ:「おまえを農薬取締法違反で逮捕する」
通報したオジサンのセリフ:「あんたは許可されていない農薬を使ったんだよ。ポジティブリストを知らんのか?」
→ ゲームオーバー。
ポジティブリストというのは、許可されている農薬のリストのことです。
てか、許可されていない農薬がゲームの中にあるなんて、おかしくね?
いやそれより、このオジサン、こないだ死んじゃったオジサンとは違うキャラでした。
…そんなことを1か月も繰り返す。
もはやヤケクソです。
毒を食らわば皿まで。
ここでやめたら男がすたる。
(もう、すたってるよ)
1ヶ月という時間を使い、ゲーム代金を払うために貯金をはたき、目の下にクマを作った僕。
カキノモトヒトマロソウは、いつになったら育つのか?
◆◆◆
それでも苦労は実るものです。
ある日、画面についにこの文字が出ました。
「おめでとうございます。あなたのカキノモトヒトマロソウは収穫にこぎつけました。テケテケ村は松宮様を収穫体験にご案内します。来訪ご希望日をお知らせください。ハッピーレッツアグリ!」
つづいて「収穫申込フォーム」が画面にあらわれました。
やったぜ。
1か月の苦労が報われた…。
涙がでてきました。
酷使されたパソコンが、シューシュー音をたてています。
数日後、僕はお気に入りのベレー帽をかぶり、いそいそとテケテケ村に出かけました。
2両編成の列車でテケテケ駅に到着。
乗客は僕だけでした。
改札を出ると、人だかりがしています。
僕の歓迎式典か?
気をつけてよく見ると、なんだか雰囲気がおかしい。
皆、僕を、にらみつけています。
村長みたいな人が僕に近づいてきました。
「松宮ってのは、あんたかい」
「はあ、そうですが…」
「あんた、村の畑をめちゃくちゃにしやがって」
「は?」
後方にいた女の人が、憎しみのこもった声で言いました。
「あの人を返して!」
小学生の女の子が叫びました。
「お父さんを返して!」
「は?」
サイレンの音がし、パトカーが到着。
踊る大捜査線の青島刑事みたいな人物があらわれ、僕にいきなり手錠をかけました。
「松宮園生だな。神妙にしろ」青島刑事は言いました。「三隅勇造さんを鍬で殺害したな。爆薬を使って畑を損壊したろ。それからグンタイアリに襲われた三隅幸次さんを見殺しにした。それから農薬取締法違反だ。許せねえ。おまえを逮捕する」
「は?」
「事件はパソコンで起きてるんじゃない。現場で起きているんだ」
ゲームオーバー。
(続編は、ないと思います)
<参考図書>
「スローでたのしい有機農業コツの科学」
http://astore.amazon.co.jp/shokuikuprodu-22/detail/4822804909
松宮園生です。
インド、行ったことあります?
僕はありません。
スキューバダイビングの人がよく、
「ジンベイザメに会ったら人生が変わる」
と言いますが、
インドもそれに似てて、行ったら人生が変わるそうです。
自分は行ったことないくせに、インドに行ったことのある人を、長年、ゆるく研究してきました。
その結果、分かったことがひとつ。
インド経験者は、
「インド大好き人間」
「インド大嫌い人間」
の2派に分かれるようなのです。
中間がいません。
さらにのんびり研究を進めた結果、「インド好き」「インド嫌い」を生み出す、あるきっかけがあることが分かりました。
多くの人が、
「電車ポテチ現象」
を経験していたのです。
こういう現象です。
インドの人々には、自分の物はみんなの物、というおおらかなところがあるらしい。
たとえば、あなたがインドを旅行しているとします。
どこかでポテトチップスを買い、食べながら電車に乗ったとしましょう。
あなたは座っています。
電車には吊革があるとします。
ある駅で2人組の男性が電車に乗り込んできました。
電車はちょうど満席だったため、その2人はしゃべりながらあなたの前に立ち、吊革に手をかけました。
あなたは景色を楽しみながらポテトチップスを食べています。
2人組は、ニコニコしながら世間話をしています。
そのうち片方の男性が、あなたのポテトチップスをつまんで食べました。
そのまま、何事もなく世間話をしています。
もう片方の男性も、あなたのポテトチップスをつまんで食べました。
何事もなく、世間話は続きます。
電車は次の駅に到着し、2人組は世間話をしながら降りていきましたとさ。
これが「電車ポテチ現象」です。
この現象は、カルビーでもプリングルスでも同じように起きることが分かっています。
草加せんべいの場合どうなのかは、現在スローペースで調査中です。
<オススメ本>
「世界のカレー料理」
http://astore.amazon.co.jp/shokuikuprodu-22/detail/486191275X
松宮園生です。
東京あたりではエスニックの店、とくにインド料理店がかなり増えた気がしますが、
気のせいでしょうか?
かつては繁華街にしかなかったのが、今ではそのへんの住宅街の一角に
インド料理店がふつうに何気なくアタリマエにオープンしている気がします。
先日、
「今日は起きてから寝るまでに偶然目撃したインド料理店の数を、メモっておこう」
というのをやってみたら、11軒ありました。
全部、違う店です。
重複はありません。
この数字、どう思います?
インド料理店が増えているとしたら、その原因のひとつは地球温暖化なのかもしれません。
日本はもはや亜熱帯気候になっているように思いますが、九州あたりでは熱帯の果物であるマンゴーが栽培されるようになっていますね。
バナナなんかも、国産のものが出回ったりしてます。
ようするに日本は暑くなったわけで。
暑くなると、インド料理のようなものを食べたくなったりするそうです。
カレーは体温を下げる働きがあるそうなので、人は無意識にその効果を求めてインド料理を食べるのかも。
で、たとえば1億2千万人の日本人がインド料理を年間にどれくらい食べるかを考えてみましょう。
日本がこんなに暑くなる前は、
「ひとり平均、年に1回、インド料理を食べる」
だったとします。
これが、暑くなったせいで
「年に2回、平均で食べる」
ように変ったとします。
つまり、1回が2回に増えました。
平均値の1人の人間からすれば、年に1回が年に2回に増えただけですので大したことはありませんが、
日本人全体でみると、1億2千万回、インド料理を食べる回数が増えたことになります。
↓
年に1億2千万回増えた、ということは、
1億2千万回÷365日=33万
つまり、1日あたり約33万回、インド料理を食べる回数が増えたことになります。
33万食のインド料理が、毎日必要になります。
仮に、インド料理店は1店あたり60食を毎日提供できるとすると、
33万食÷60食=5500
つまり、新規に5500店のインド料理店が増えないと、
「年に1回、平均で食べる」から「年に2回、平均で食べる」
という変化(増加)に対応できないのです。
そんなわけで、日本が暑くなった結果、インド料理店は5500店も増えた。
5500店も増えれば、
「たしかに増えたなあ」
という気がするんじゃないかと思いますが…。
ちなみに、僕は年に24回くらいインド料理を食べます。
<オススメ本>
「ヤミーさんのカルディレシピ 新版 世界中の食材を使った簡単でおいしい料理」
http://astore.amazon.co.jp/shokuikuprodu-22/detail/4839931763
松宮園生です。
(前回のあらすじ)
野球少年マツオの母、園子さんは、「剛腕の管理栄養士」という異名をとる
佐久間象子のもとで食育の稽古を積んだツワモノでした。
そんな親子の前に、プロ野球のスカウトマン、倉本さんが現れます。
「プロ野球の試合を見ることが食育になる」
と主張する倉本さん。
親子は、首をかしげながら球場に向かうのでした。
前回 「食育スカウトマン 上の巻」
http://www.shokuiku-pro.com/production/2009/05/post_52.html
◆◆◆
楽チン・ビーフス 対 ソフトパンク・ポークスの試合当日。
牛肉(ビーフ) 対 豚肉(ポーク)という、因縁の対決です。
何が因縁なのかはよく分からないけど。
倉本さんから早めに来るように言われていたマツオ親子。
言われた時刻に球場に入ると、倉本さんがどこからともなく現れ、2人を手招きしました。
「選手の練習風景を見たくないかい、マツオ君」
倉本さんが言うと、マツオ君は大きくうなずきました。
倉本さんは今度は園子さんに向かって
「お母さんも来てください」
すると、園子さんは顔を赤くして、もじもじしながら、
「わたしですか? でもわたし、結婚してるし…。どうしよう…。でもちょっとだけなら…」
「なにわけの分かんないこと言うてんねん、母さん」
マツオ君がツッコミました。
苦笑する倉本さん。
「既婚者、歓迎です」
と意味不明なことを口走りながら、グラウンドに向かいます。
その後を、マツオ君とお母さんが追いかけました。
◆◆◆
その時間は、楽チン・ビーフスの選手たちがバッティング練習をしていました。
バットが快音をたてています。
「すみませーん、暮谷木さん」倉本さんが叫びます。「この親子に練習風景、見せていいですか。邪魔はしませんので」
「ええよ」
遠くから答える暮谷木監督。
マツオ君は口をあんぐり開けて練習風景を見ています。
有名選手が至近距離でバットを振っているので、興奮しているようです。
見ると、母親の園子さんも口をあんぐり開けて練習風景を見ていました。
初めて見るプロ野球の雰囲気に、気押されているようです。
ぽかんと口を開け、焦点の合わない目をして並んでいる親子。
金魚かい。
倉本さんは苦笑しながら話しかけました。
「どうです、お母さん。感想は?」
「み、皆さん、体の大きな方ばかりなんですね。佐久間象子先生みたい」
と、園子さんはつぶやくように答えました。
「圧倒されました」
「そうでしょう、そうでしょう」倉本さんは我が意を得たりとうなずきます。「プロ野球選手の平均身長は180センチ、平均体重は80キロですからね」
「するとBMIは…」
電卓を取り出して何やら叩こうとする園子さん。
「いや、そんな計算は結構ですから」
倉本さんはあわてて園子さんを止めました。
倉本さんに遮られ、はっと我に返る園子さん。
「あらまあ、わたしったら。ごめんなさい。わたしね、身長と体重を聞いたら、条件反射でBMIを計算しちゃうんです。食育プリーチャー1級の稽古で、佐久間象子先生にさんざんしごかれましたものですから…」
「たいへんな稽古だったんですね」倉本さんはあきれ顔で「もはや稽古というより修行ですね」
「BMIの計算、僕もできるよ」マツオ君が言いました。「半径かける半径かける3.14だろ」
「マツオ君あのね。それ、ボケてるわけ? だったら、そのボケは失敗だな」
「おっと、間違えちゃった。BMIはね、体重わる身長わる身長わる身長かける10の7乗」
「それはBMIじゃなくて、ローレル指数だろ! ある意味、合ってるけど」
倉本さんとマツオ君のかけあいには無関心な様子で、園子さんが言いました。
「佐久間象子先生の稽古には、ほかにもね、『利きフードマイレージ』の稽古もありましたのよ。それはそれは厳しくて」
「利きフードマイレージ?」
「食材を見たり触ったりするだけでフードマイレージを当てるトレーニングなんです」
「へえ」
「何度も外れると、佐久間象子先生の太い腕の血管が切れるんですけど、その様子が恐ろしくて」
そう言う園子さんの顔が、みるみる青くなりました。
かなりのトラウマのようです。
「それは確かに恐ろしい」
佐久間象子の腕の血管が切れるところを想像し、倉本さんも顔を青くしました。
◆◆◆
「まあとにかく」気をとりなおした倉本さんでしたが、顔はまだ青ざめています。「選手の体の大きさをよく見ておいてください、お母さん。マツオ君をプロ野球選手にしたかったら、あのくらい大きく育てなければなりません」
「あ、あんなに…」
「メジャーリーグで活躍してほしかったら、さらに大きく育てなければだめです」
「メジャーリーグは、もっと大きいんですか…」
「メジャー選手の平均身長は190センチ、平均体重は95キロですからね」
「するとBMIは…」
「それはもうええっちゅーに!」
「でもさ、イチローみたいに、大きくなくてもスゴイ選手もいるじゃん」
マツオ君が口を挟みます。
しかし倉本さんは首を横に振りました。
「イチロー選手もね」と、倉本さん。「もっと体が大きくなりたいと今も思っているんだよ。あのバッティングのセンスで体がもっと大きかったら、もっとスゴイ打者になっていたはずなんだ」
「あれよりスゴくなるの?」
「長打が増えるだろうね」
「ふーん。でもあんまり大きかったら、速く走れないじゃん。盗塁できないじゃん」
「かもしれない。それは確かに一理ある。でもね、マツオ君、だからといって、きみは最初から小柄な選手を目指すつもりかい」
マツオ君はちょっと考えてから、首を横に振りました。
「やっぱり大きくなりたい」
「だろう。少なくとも野球のようなスポーツは、体が大きいほうが有利だよね。愛はお金じゃないといっても、お金があったほうがいいのと同じだ」
「愛? お金?」
きょとんとするマツオ君。
倉本さんはあわてて
「いや、つい口が滑ってしまった。何でもない、何でもない」
倉本さんの顔が赤くなっています。
青くなったり赤くなったり、忙しい倉本さんなのでありました。
◆◆◆
「というわけで、お母さん」倉本さんは赤面したまま言いました。「プロ野球の試合を見るのも食育だと申し上げましたね。その意味、もうお分かりでしょう。マツオ君をプロ野球の選手にしたかったら、あのくらい体を大きくしなくてはいけません。体を大きくする食育は、普通の『メタボ食育』や『栄養士食育』とは全然ちがうのです」
「そ、そうですね…」
まだ現実を消化できない様子で、つぶやく園子さん。
♪びっくらこいたー♪
♪びっくらこいたー♪
のメロディが脳裏を駆け巡っているのでしょうか。
「倉本さん」食育プリーチャー1級の自信がぐらついた園子さんは、蚊の鳴くような声で言いました。「これからどうしたらいいでしょうか…」
「心配いりません、お母さん。そんな不安を吹き飛ばす食育プランを用意してあります。ここではなんですから、観客席で話しましょう」
「観客席? でもわたし、結婚してるし…。でもちょっとだけなら…」
「それも、もうええっちゅーに!」
観客席に移動する3人。
マツオ君は楽チン・ビーフスの練習をもっと見たかったようでしたが、あきらめて母親についてきました。
(園子さんの不安を吹き飛ばす食育プランとは? 以下次号)
<参考図書>
「野球食」
http://astore.amazon.co.jp/shokuikuprodu-22/detail/4583036698
「戦う身体をつくる アスリートの食事と栄養」
http://astore.amazon.co.jp/shokuikuprodu-22/detail/4816343237
松宮園生です。
ご存じのように、ヘルスケア業界やダイエット業界の人たちは、
「メタボな人間を痩せさる商売」
でひと儲けしようと、一生懸命になっています。
一方、農業関係の人たちは、逆に牛をメタボにしようと一生懸命です。
メタボにしたら、たくさん肉が取れるから、ということでしょう。
人間にはダイエットをさせる。
牛には、「逆ダイエット」をさせる。
つーわけですね。
基本ベジな僕としては、ビミョーに、複雑な気持ちになります。
◆◆◆
「幼児期に太っていた人は、その後も太りやすい」
ってよく言いますよね。
これを逆手にとって、日本のどこかの農学部が牛に応用する方法を考えたそうです。
つまり
「幼児期に牛を太らせ、早くから肥満体質にする。するとその後も太りやすい」。
上手にやると、たいしたエサをあげなくても勝手に太る。
エサ代がセーブできて、効率が良いらしい。
エサ(飼料)って、この数年来、すごく値上がりしてるそうだし。
この「幼児期に牛を太らせ、早くから肥満体質にする」テクノロジー。
メタボ・テクノロジー。
略して、メタテク。
上手にメタテクしたら、こうなったそうです。
左がフツーの牛。右側が「メタテク」の牛。
↓
けっこう、すごくね?
「たいしたエサをあげなくても勝手に太る」
↑
これって、
「アタシ、水を飲むだけでも太るのよ」
ていうのと原理はおんなじなのかもしれません。
メタテクは、どこまで進むのでしょう…?
<参考図書>
「世界一の美女になるダイエット」
http://astore.amazon.co.jp/shokuikuprodu-22/detail/4344016645