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松宮園生です。
先日「鳥獣ギガ」という題名で、安徽省の崔石という
人からの謎の猛アタックについて書きました。
偶然ですが、その崔石さんが大学時代に書いた
らしい卒業論文(日本語)がネットで公開されていた
のを発見して仰天(←死語)。
紹介します。
文章はたいへん読みにくいけど、
内容はちょっとだけ勉強になるかも。
◆◆◆(論文はここから)◆◆◆
論文題名:食べる中国物
書人:日本語学閥 崔石集団(3者)
<起立>
私達は、しっかり学ぶ日本語の状態で満足した。
それが理由ですが、食べる中国具合を読むべき日本人と思います。
これは、日本人むかえて読むための食べる中国物です。
これから始まります。
<はじめ文>
中国は世界にいけば「料理王国」「グルメの国」と称えられた中国人いるところで中国料理店である。
中国には食べるが、それは人間が生存するナンバーワンだと見る。
中国主人は生産と生活の実践、天災と人災の飢きん。
それが理由です。
食べる中国の開発もっと多いのですよ!
中国主人は食べる楽しみナンバーワンで、しかし同時に飲食は人生の一番大きな楽しみです。
ほかでもない。
中国は土地が広く気候は変化する。
動物と植物多人数が、飲食調理素晴らしく自然条件でした。
孫文お分かる?
それはこう言います。
「中国飲食は文明が及ばない。食べる中国の開発は欧米もっと多いが、同時に調理する中国の精密さは匹敵しない」
意味はまさにぴったりの要約です。
数千年のすごい歴史はすごく長い。
<主食とは?>
食べる中国主食が小麦粉北なのが一方、食べる中国主食が米南だよ!
餃子の同時にビーフンである。
<料理の4大中国>
上海料理:魚料理の濃い味が味です。海は近い。
四川料理:リリ辛のリリ辛味が味です、香辛料多人数。
広東料理:薄味の薄味が味です。バライテー多人数。
北京料理:スガー酢味のスガー酢味が味です。油多人数。
<餃子>
食べる中国餃子が中国縁起で多人数嬉しい。
昔々お金餃子が形を作ります。理由がそうです。
波がゆれるみたいの餃子の辺境に輝く宝石は、中国縁起で多人数嬉しいよね!
餃子あたらしい中国縁起は魚です。
豊かさは魚表現です。
お分かる?
<デザート>
食べる中国餃子が甘くないので現実はシェン点心、食べる中国お菓子とデザートが甘いので実際はテェン点心と、呼びかた正しいのです。
食べる西洋お菓子が比較できないなじみの日本ですが…。
食べる中国テェン点心は健康だがしかしなかなかヘルシーです。
たっぷり大規模のナッツ、フルーツの理由がそうです。
進みましょう!
<お茶>
同じ食べる中国ウーロン茶が日本のお茶色と比べます。
食べる中国ウーロン茶の香りの香りが香りです。好き多人数。
食べる日本お茶の薄い薄さが香りなのが一方、薄い薄さが色である。
ゆえに中国主人は濃い濃さが香りなのが一方、濃い濃さが色だと判明した!
<言葉>
チーファンラマ語る挨拶、意味は「食べる人間ごはんですか?」が意味正しい。
戦争多人数が中国主人に食事の提供充実です。
それが違う。
ゆえにまず「食べる人間ごはんですか?」質問として挨拶です。
<行事>
お正月:同じお年玉日本と比べます。関わらず爆竹中国お正月バンバンです。爆竹中国は悪魔の愉快な音楽反対の理由がそうです。
ひなまつり:同じひなまつり中国昔はじめてです。ひなまつり女の子、日本初めてではそれが違います。
お月見:食べる中国お団子の一方、月餅メロン、もも、りんご、ざくろが円形まんまるです。
<感想>
私達は、食べる中国食べること、驚くべき調べるお茶が100種類でした。
食べる中国食べるもの大変にリリ辛の一方、感心する味だけは多人数です。
私達は、ひなまつり非常に驚くべき中国昔はじめては本当でした。日本初めてでは多人数がそれが違うのです。
これからも中日みんながお願いです。
◆◆◆(論文はここまで)◆◆◆
これって本当に論文なのかな?
ま、いいけど。
崔石さんて、ドラゴンズファンだったんだ。
(続けたくありません)
松宮園生です。
ひとくちに食育講師と言っても、生徒さんが大人である場合と
子どもである場合とではぜんぜん違いますよね。
僕自身のことを言いますと、学生のときに1回だけ学習塾で
算数を教えたことがありますが、やりにくかったなー。
子どもの前で話したのはそれきりで、以後、子ども相手の講座は
やったことがありません。
というわけで子ども向け食育講師について語るのは苦手ですので、ここでは大人向け食育講師について書きます。
大人向け食育講師にはいくつかタイプがあります。
ご紹介しましょう。
<昭和型講師>
昭和型講師には2種類あります。
(a)戦前型
笑わない。ギャグも言わない。
教科書をひたすら音読させるような授業を行う。
暗記・暗唱を重視する。
「食育百人一首」なるものを自分で考案し、その句を暗記するよう、生徒さんに要求する。
怒らせると、「貴様!」とか「おのれ!」とか言う。
↑
こんな人、いねーか。
(b)3丁目の夕陽型
おそるべき情熱の持ち主。あまりに暑苦しいので、地球温暖化の一因と疑われている。
食育の大切さを力説するのが得意。
「血圧高いんですけど、グレープフルーツがいいというのは本当ですか?」
なんて質問をされると、みるみる不機嫌になり、
「そんなことは重要ではありません。重要なのは食を大切にする心です。ちゃんといただきますを言ってますか?」
と一蹴する。
少々メタボ気味な女性が多い。
<平成型講師>
平成型講師にも2種類あります。
(a)旧・平成型
バブル期のメンタリティが抜けきれない。
食育とグルメをごっちゃにしている。
行ったことがないのに有名レストランの名前はよく知っており、しかも行ってないのに場所までちゃんと説明できたりする。
自分の価値観がないのでカリキュラムを作るのは苦手だが、カリキュラムを与えられると、なかなか上手にこなす。
意味なく自信たっぷりですが、そこがかえって優秀な先生に見えたりしてちょっとおトク。
声がカン高く、教室の壁とよく共鳴する人が多い。
「いまさら食育なんてねえ」と流行をコバカにする人もちらほら。
(b)新・平成型
今風なタイプ。21世紀型ともいいます。
全体的に自信がないのが特徴。
自信がないせいで、ひたすら勉強をつづける性質があり、いろんな食の講座を次々と受講している。
つまり、講師になったり、受講生になったりと立場がころころ変動する。
「まず受講生になり資格をとる」→「資格をとったら、その講座の講師に昇格」
という路線をたどる人が多い。
みなさんはどのタイプ? ←そんなこと言われても…。
◆◆◆
さて、子ども向け食育講師の話をしますと…
子どもはそもそも一定時間じっと座って人の話を聞くような生物ではありません。
ご自分の子どもの頃を思い出していただければ、想像がつくと思います。
(例外の方もいますが)
また、子どもはこちら(講師)の想定どおりに動いてくれることはめったにありません。
子どもは既成観念にとらわれていないので、質問だって意表をついていますよね。
たとえば稲(お米)の収穫の様子を見学するために田んぼに子供たちを引率したとします。
あわせて水田にいる生き物の観察とかもやったとします。
その後、子どもたちを集めて
「みんな。今日は楽しかった? 質問のある子、いるかな?」
なーんてやったとしましょう。
ある女の子が「はい」と手をあげました。
目のぱっちりした、モテ顔の女の子です。
彼女はこう言いました。
「先生。ここのおじさん、田んぼなんかやってても嫁が来ねえ、嫁が来ねえって何回も言うんですけど、どうしてあたしにばっかりそんなこと言うんですか?」
(以下次号)
松宮園生です。
(前回のあらすじ)
稼ぎの悪い「ダメビジネスマン」からお
金を巻き上げようと奮闘するアゴヒゲ。
巻き上げようとするアゴヒゲも情けないけど、
アゴヒゲに目をつけられるダメビジネスマンも
情けないなあ。
とほほ(←死語)。
◆◆◆
ゲノム解析という言葉を聞いたことありますか?
ゲノムというのは遺伝子のこと。
ゲノム解析というのは、生き物の遺伝子がどういう順番で並んでいるのかを調べることです。
人間の遺伝子はたしか「塩基配列」というものを数えると30億個あります。
この30億個がどんな順番で並んでいるのかを突き止めようと、世界中の科学者が競いました。
今世紀初頭の話です。
「今世紀初頭」と聞いて日露戦争(1904年)や第1次世界大戦(1914年)を思い浮かべた方、あなたは昭和すぎます。
今はもう21世紀ですよ。
今世紀初頭というのは、2001年とか2002年のことです。
さて、激しい競争を制してゲノム解析に成功したのはアメリカ企業でした。
◆◆◆
ゲノム解析が成功したニュースを聞き、多くの食品会社が考えました。
「ゲノム食品というのが、できるかもしれない」
ゲノム食品とは、食べる人の遺伝子のタイプに応じて作られた食品のことです。
遺伝子組みかえ食品のことではありません。
たとえばこうです。
ニンニクとブロッコリーはともにガン予防によい食べ物と言われています。
しかしひょっとしたら、僕はニンニクには向いているけど、ブロッコリーは食べないほうがよい人間かもしれません。
(ブロッコリーのガーリック炒め、大好物ですが)
そういう、
「食べものとの相性」
が、遺伝子を調べることによって分かるかもしれないのです。
好き嫌いはよくないと言われますが、好き嫌いの原因は遺伝子の命令なのかもしれません。
僕は牛乳が苦手ですが、ひょっとしたら、もともと僕は牛乳を飲んではいけない人間なのかもしれません。
「食べてはいけない食べもの」
が、遺伝子を調べることによって分かるかもしれないのです。
逆に、
「食べるべき食べもの」
も、遺伝子を調べることで分かるかもしれません。
◆◆◆
日本の食品メーカーさんが集まってゲノム食品の研究会を作りました。
名づけて、
「新世紀エバンゲリ食品研究会」
不味そうな、というか、お腹を壊しそうな名前ですね…。
この研究会、皆さんよくご存知の食品会社10社と、ちっこいベンチャー企業10社くらいで作りました。
月に1ぺんくらい集まってゲノムに関する情報交換をしましょう、というところからスタートしました。
そのうち、ゲノム食品を共同開発できたら面白いよね、くらいの心づもりです。
ここでアゴヒゲが登場します。
「新世紀エバンゲリ食品研究会」に参加している企業のひとつは、アゴヒゲがむかし勤務していたところだったのです。
そのツテでアゴヒゲはこの研究会に顔を出すようになり、そのうちあれやこれや口を出し始めました。
とはいえ文系人間のアゴヒゲはべつにゲノムに詳しいわけでもなく、口を出し始めたといってもべつに的確な発言をしているわけでもありません。
研究会のほかのメンバーにとって彼は
「なんとなく煙たい存在」
「困ったちゃん」(←死語)
だったようです。
「ゲノムに興味ある人ならだれでも参加できる会」
にしてあったため、煙たいアゴヒゲをお払い箱にするわけにもいきませんでした。
アゴヒゲはそんな空気はさっぱり読めないので、相変わらず張り切って研究会にやってくるわけです。
◆◆◆
アゴヒゲの KY (空気読めない)ぶりにほとほと手を焼いた研究会は、ついにある人物に救援を求めます。
世紀末救世主、松宮園生の登場です。
文系だけど。
(以下次号)
松宮園生です。
ある日、こんなメールが来ました。
<メールここから>
松宮園生ことバウムクーヘン野郎様。
突如、毎回お世話です。
わたくしは安徽省から住んでいる中国の崔石と
申し上げます。
一生懸命金持ちなので農業を利用していますが、
お友達日本のバウムクーヘン野郎様からお友達の
名前を聞きましたメール初めて驚きすみません。
よろしくお願いどうぞいたしますか?
本題としては日本では農業カモですが安徽省は
農業アヒル強力が大問題します。
ぜったい日本にアヒル強力ですが、もともと日本は
歴史アヒルだと人は言う、でも21世紀日本人はカモ強化です。
万全ですが侵略できませんのでターゲット上海日本人アヒルが侵略すべき方法を相談メールよろしくどうぞ。
報酬ともどもよろしくください。
携帯電話お返事つながりしだい待つ示す崔健、安徽省。
<メール終わり>
なんとなくものすごく漠然と言いたいことが想像できる気がしますが、でも全然よく分かりません。
しかもこれ、
「報酬よこせ」
と言ってるんでしょうか?
ど、どうしよう…。
無視しようかな。
びくびくしていたら、メールが来た翌日、電話がかかってきました。
「もしもし松宮?」
「はあ」
「中国の崔石と思います。日本語、松宮は足手まといで中国語話すか?」
「中国語はできません」
「したがって日本語便利ですか? よござんす電話そうしましょう。勉強日本語5年です。それはそうですが昨日のメール読んだりできますか」
「メール読みました。よく分からないんですが」
「農業アヒルです。農業アヒルで、安心安全。食べもの日本人食べたいですね? 安徽省は農業アヒル強力です」
「はあ」
「お金ばらまいたらわたくし安徽省有名です。安徽省農業経済部長お金ばらまいて農業アヒル強力です」
「はあ」
「松宮ががんばって農業アヒル日本人みんな納得する侵略したい。安徽省アヒル優秀な育成大規模です」
「アヒルを、日本に輸出したいんですか?」
「それ全部で不十分です。安徽省の農業アヒル強力を使って日本の農業強力、わたくしは大事にします」
「アヒルだけでは不十分ですか?」
「もともと歴史は日本のアヒル詳しく知ってませんか?」
「歴史?」
「その通りです。それ2回言っても大丈夫です。稲作だけ違う喜びます。長く走る自給率喜びあわせます」
だ、ダメだ。
脳が溶けてしまいそうです。
「ちょ、ちょっと待ってください」僕は言いました。「たいへん失礼ながら、崔さんの日本語はさっぱり分かりません。英語じゃだめですか?
「英語。オーケー。勉強英語1年お金ばらまいたら使う」
この崔とかいう人物はそれから英語らしい言葉でで何やらまくしたてましたが、やっぱり全然理解できませんでした。
聞き取れたのは、「ダック(アヒル)」「ジャパン」「シャンハイ」この3語だけです。
「すみません、英語も分かりません」僕は言いました。「日本語、ちゃんと話せる人に通訳してもらってください。失礼ですけど、崔さんの日本語は日本語のようで日本語ではないです」
「ちゃんと通訳あたらしく話しますか?」
「お願いです。通訳を雇ってください」
「でもわたくし勉強日本語5年お金ばらまいた使います。優秀日本語先生言いました」
「日本語の先生って、どんな人だったんですか?」
「日本語先生シャーメイ熱心学びます。シャーメイこのあいだ日本長かったら留学かもしれない」
そうか。
崔さんあんた、留学生から日本語を教わったわけね。
お金ばらまくんだったら、日本人から日本語習えばよかったのに…。
なんて言ってもしかたがないので、僕は崔さんに
「通訳をやとって、あらためて電話してこい」
という意味の要望をやっとの思いで伝え。電話を切りました。
でもよく考えたら。
中学・高校と日本人の教師に英語を習った僕の英語って、アメリカ人が聞いたらこんなふうに聞こえるのかなあ。
とほほ。
◆◆◆
1か月ほとたったころ、崔さんから電話が来ました。
「安徽省から崔石です。沙汰ですね。松宮話しますか?」
「松宮です」
「覚えている通訳良好です。線に載ります」
線に載ります?
オンラインと言いたかったのかな。
「もしもし。ヤマナカと申します」
女性の声に代わりました。
日本人だ、よかった。
ほっと胸をなでおろし(←死語)ながら、
「マツミヤです。通訳よろしくお願いします」
「いえあの、通訳したら300ドルくれるっていうので受けたんですけど」ヤマナカさんは戸惑ったように言いました。「分かったのはそこだけで。崔さんの中国語、なに言ってるかさっぱり分からなくて…」
(以下次号)
松宮園生です。
何か月か前のことですが、
「テレビを見ながら食事をする人の場合、
テレビ番組の面白さと食事の量とは関係があるか?」
という研究が発表されました。
たしかシカゴで行われた研究です。
ハーシュ博士、だったかな?
そういう名前のセンセイが発表しました。
こういうの、疫学(えきがく)研究っていうんだけど、
いやー、疫学研究って、いろんなテーマが
あるんだねえ。
なんだか、大人のための夏休み自由研究みたいです。
で、どんな結論かというと、
面白いテレビ番組を見ている場合、退屈なテレビ番組を見ている場合の約4割多く、食が進んだ(=たくさん食べた)そうです。
つまり、
テレビ番組が面白い →たくさん食べてしまう。
テレビ番組がつまらない →それほど食べない。
したがって、
「痩せたければ、退屈なテレビを一生懸命見なさい」
と、ハーシュ博士は学会で力説していました。
そんなこと力説されても…。
その学会、きっと誰かがこんな質問、しただろうなあ。
「博士。実験に使った退屈なテレビ番組の実名、教えてください」
↓
博士も、研究発表だから内容を隠すわけにはいかないし、言うだろうなあ。
↓
で、その「退屈指定」を受けたテレビ番組はひょっとしたら、
「この番組は見るだけで痩せます。なぜなら退屈だから」
なんてやけくそな PR をしたりして。
テレビや映画の退屈さを示す「ハーシュ指数」みたいなものができたりして。
ハーシュ指数 1: 面白い。まず間違いなく太ります。
ハーシュ指数 2: 太るかも。少し醒めた目で見てみよう。
ハーシュ指数 3: 痩せるかも。退屈だけど、もう少し。
ハーシュ指数 4: 確実に細ってしまう退屈さ。
ハーシュ指数 5: 痩せません。退屈すぎて見ないから。
(以下次号)