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   <title>マツミヤ倶楽部 | 食育プロデュース委員会</title>
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   <updated>2008-05-13T16:03:31Z</updated>
   <subtitle>食育プロデュース委員会のチーフ松宮園生がお送りする、ちょっと可笑しな食育の世界。食育通ならわかるジョーク満載、あなたは笑えますか？</subtitle>

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   <title>食育ロボコップ　前編</title>
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   <published>2008-05-13T15:42:37Z</published>
   <updated>2008-05-13T16:03:31Z</updated>
   
   <summary><![CDATA[ &nbsp; 松宮園生です。 警察のなかにメタボを取り締まる部門ができたとしましょう。 人呼んで「メタポリス」。 腹回り85センチを超えた男性が捕らえられるわけです。 むろん女性も取り締まりの対象で...]]></summary>
   <author>
      <name>松宮園生</name>
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   </author>
         <category term="松宮園生" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.shokuiku-pro.com/production/">
      <![CDATA[<p>
<img src="http://www.shokuiku-pro.com/mt/mt-static/FileUpload/pics/celery.jpg" alt="" title="celery" width="200" height="121" align="right" />
&nbsp;
</p>
<p>
松宮園生です。
</p>
<p>
警察のなかにメタボを取り締まる部門ができたとしましょう。<br />
人呼んで「メタポリス」。<br />
腹回り85センチを超えた男性が捕らえられるわけです。<br />
むろん女性も取り締まりの対象ですが、女性の場合は<br />
腹回り90センチが基準なので、検挙者の数は男性ほどではなさそうでした。
</p>
<p>
メタポリスの警官はピーポくんブランドのメタボメジャー（腹回りを測定する巻尺）を所持しています。<br />
目を爛々と光らせた警官が、音をたててメタボメジャーを引き延ばしたり縮めたりしながら、獲物を探し求める姿に、人々は怯え、逃げまどいました。
</p>
<p>
しかし何といっても飽食の現代日本。<br />
メタボの数が多すぎます。<br />
メタポリスの警官の数も限られています。<br />
このままでは十分な取り締まりができないと考えたメタポリスは、日本食育大学のロバート・シトピッチャン教授が開発した食育ロボット、「アンドリュー77型」を改造して使うことにしました。<br />
どのように改造したかというと、電子頭脳のなかに「メタボセンサー」を組み込んだのです。
</p>
<p>
腹回りの大きな人がアンドリューの100メートル以内に近づくと、メタボセンサーが反応。<br />
ただちに追跡を始める、という仕組みです。<br />
これも天才ロバート・シトピッチャン教授の発明であることは言うまでもありません。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
繁華街をパトロールするアンドリュー。<br />
おおぜいの老若男女が、往来していきます。
</p>
<p>
プシュー！<br />
そんなアンドリューの耳から突如、蒸気が噴き出しました。<br />
両眼が交互に点滅しはじめました。<br />
メタボセンサーが反応したのです。<br />
近くに、メタボがいる。
</p>
<p>
「あ、あたしじゃないわよね」<br />
「お、オレじゃねーよな」<br />
「わ、わしじゃないとよいがのう」<br />
通行人が、不安な表情でアンドリューの動作を見つめます。
</p>
<p>
ゆっくりと周囲を見回すアンドリュー。<br />
その眼が、歩きながら携帯電話で談笑している中年の容疑者をとらえました。<br />
アンドリューの存在に気がついていないようです。
</p>
<p>
アンドリューは腹部にある格納ボックスからメタボメジャーを引き出すと、それを片手に100メートル13秒くらいの実力で走りはじめます。<br />
蜘蛛の子を散らすように逃げ去る通行人。<br />
容疑者は何が起こったのか分からないうちに、アンドリューのメタボメジャーを巻かれてしまいます。
</p>
<p>
「89センチ。大問題です。あなたを逮捕します」<br />
言うが早いか、アンドリューは容疑者の上着の襟をつかみ、どこかへ引きずっていきました。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
市民側も負けてはいられません。<br />
メタポリスに対抗し、「アンドリュー・レーダー」が開発され、飛ぶように売れました。<br />
アンドリューがあなたの100メートル以内に近づくと、レーダーが反応。<br />
ブルブルと震えて（＝バイブレーションで）、あなたに合図を送ります。<br />
メタボ気味なあなたは、ただちに逃げの態勢に入るというわけです。
</p>
<p>
アンドリューが早いか、人間が早いか。<br />
日本列島のあちこちで、ロボットと人間の追いかけっこが展開されました。
</p>
<p>
かくいう僕も秋葉原でアンドリュー・レーダーを買いました。<br />
赤・黒・メタルの3種類あったのですが、メタルにしました。<br />
消費税込みで42,000円でした。<br />
安くはありませんが、仕方がありません。
</p>
<p>
「ついでに佐久間象子レーダーも欲しいんだけど」<br />
冗談で店員さんにそう言ったら、何を思ったか、店員さんは奥の倉庫から地震計を出してきました。
</p>
<p>
さて、買ったばかりのアンドリュー・レーダーを内ポケットにおさめた僕。<br />
これでひと安心だと思っていたのですが&hellip;。
</p>
<p>
その後に、予想外の災難が待ち受けていたのでした。
</p>
<p>
（以下次号）
</p>
<p>
&nbsp;
</p>
<p>
-----お知らせ-----<br />
「食育プロデュース委員会」オフ会@大阪<br />
今週土曜です。<br />
テーマ：「食の資格について語ろう」<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/modules/tinyd0/index.php?id=14"><u><span style="color: #800080">http://www.shokuiku-pro.com/modules/tinyd0/index.php?id=14</span></u></a>
</p>
<p>
&nbsp;
</p>
]]>
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>食育おねいさん、出現！</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/05/post_137.html" />
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   <published>2008-05-12T09:17:43Z</published>
   <updated>2008-05-13T15:42:13Z</updated>
   
   <summary><![CDATA[ &nbsp; 松宮園生です。 先日、萌え管理栄養士ナオコが食事指導をする、 「食育おねいさん」 という話を書きました。 http://www.shokuiku-pro.com/production/...]]></summary>
   <author>
      <name>松宮園生</name>
      <uri>http://www.shokuiku-pro.com/</uri>
   </author>
         <category term="松宮園生" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.shokuiku-pro.com/production/">
      <![CDATA[<p>
<img style="width: 239px; height: 272px" src="http://www.shokuiku-pro.com/mt/mt-static/FileUpload/pics/littleonasan.jpg" alt="" title="littleonasan" width="239" height="272" align="right" />
&nbsp;
</p>
<p>
松宮園生です。
</p>
<p>
先日、萌え管理栄養士ナオコが食事指導をする、<br />
「食育おねいさん」<br />
という話を書きました。<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/04/post_136.html">http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/04/post_136.html</a>
</p>
<p>
これ自体は妄想おとぎ話なんですけど&hellip;。
</p>
<p>
そしたら、東京でレストランをやっている「あいさん」<br />
という方から連絡をいただきまして&hellip;。<br />
あいさんは、リアルで「食育おねいさん」無料サービス<br />
を始めるそうです。<br />
ていうか、もう始まってます。
</p>
<p>
サービス開始までのスピードの速さにベンチャースピリットを感じましたので、ここで紹介させていただきます。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
ここから先はマジで現実の話です。
</p>
<p>
あいさんの「食育おねいさんサービス」には、3人の「おねいさん」がボランティアで登場します。
</p>
<p>
＜ドS嬢系おねいさん「アキラおねいさん」＞<br />
主にオーガニック食品を扱う商社レディ（26歳、独身）。<br />
「全ての男は下僕」といって憚らない、慈悲深いお方だそうです。
</p>
<p>
＜妹系萌えっ子「ユリおねいさん」＞<br />
調理専門学校に通うハタチになったばかりの女の子。<br />
お酒、ものすごくイケルくちだそうです。
</p>
<p>
普段はこの2人のおねいさんが、携帯メールでアナタの食生活を評価してくれます。
</p>
<p>
3人めのおねいさんは誰かというと、言いだしっぺの「あいさん」。<br />
ときどき出動だそうです。<br />
魔女系ツンデレ「アイおねいさん」です。
</p>
<p>
（注：あいさんからの伝言です）<br />
* 佐久間象子はいません（笑）。<br />
* 100点になったからって写メが送られてくるかはわかりません。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
で、このサービスの受け方ですが。<br />
まずは「おねいさん」専用メルアドにメールを送りましょう。<br />
<a href="mailto:oneisan@caff-albireo.com">oneisan@caff-albireo.com</a><br />
PCでも携帯でも大丈夫です。<br />
実在するメルアドです、念のため。
</p>
<p>
件名にご自身のお名前を入れてください。<br />
本文のところには、<br />
* 軽く自己紹介を書いてください。<br />
* 朝・昼・デナー（笑）の3食について「おねいさん」指導が入るので、いずれかの食事内容と、外食か自炊か、食事を摂った時間を入力してください。<br />
* 最後に、どちらのおねいさんにアドバイスしてほしいかを明記。
</p>
<p>
あとは返信が来るまで楽しみに待つのダ。
</p>
<p>
（注：あいさんからの伝言です）<br />
* 個人情報はあいさんが厳重に管理します。<br />
* あくまで「遊び」感覚で楽しみながら食生活を見直すのが目的であり、医療行為ではありません。<br />
* メールの受付時間は9:00-22:00。時間外メールは翌日扱いになります。<br />
* おねいさんたちはボランティアでやっているので、多少のタイムラグはご愛嬌と考えてください。<br />
* ユルくやりましょう。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
このサービスをホントに始めた「あいさん」のお店です。
</p>
<p>
Cafe &amp; Bar Albireo（アルビレオ）<br />
「からだがよろこぶごはんとイタリアンワインのお店」
</p>
<p>
* 有機農家さんから届く旬の有機野菜。<br />
* オーナーのあいさん自身がお手伝いする地元の採れたて有機生産物、ハーブ。<br />
* 堆肥にこだわる世田谷産の農産物。<br />
など、地産地消を考慮した材料をふんだんに使用した、創作和風イタリアンの店です。
</p>
<p>
お店の住所：東京都目黒区目黒本町4-2-14　1F<br />
営業時間：17:00-24:00（L.O 23:30）週末は時間延長あり<br />
定休日：日曜日
</p>
<p>
以上です。<br />
繰り返しますが、「あいさん」は実在し、あいさんのお店「アルビレオ」も実在し、ここで紹介した「食育おねいさん」サービスも本当に始まっています。<br />
興味のある方はお試しください。
</p>
<p>
&nbsp;
</p>
<p>
<br />
-----お知らせ-----<br />
「食育プロデュース委員会」オフ会@大阪<br />
今週土曜です。<br />
テーマ：「食の資格について語ろう」<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/modules/tinyd0/index.php?id=14">http://www.shokuiku-pro.com/modules/tinyd0/index.php?id=14</a>
</p>
]]>
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>食育ニュース25時</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/05/25.html" />
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   <published>2008-05-10T23:14:01Z</published>
   <updated>2008-05-10T23:58:37Z</updated>
   
   <summary><![CDATA[ &nbsp; こんばんは。 真夜中の食品安全ニュースです。 ◆◆◆ 最初に、輸入レモンから大量のアスコルビン酸が検出されたという ニュースです。 本日未明、横浜の大黒埠頭にカリフォルニアから運ばれた...]]></summary>
   <author>
      <name>松宮園生</name>
      <uri>http://www.shokuiku-pro.com/</uri>
   </author>
         <category term="松宮園生" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.shokuiku-pro.com/production/">
      <![CDATA[<p>
<img src="http://www.shokuiku-pro.com/mt/mt-static/FileUpload/pics/lemonpepper.jpg" alt="" title="lemonpepper" width="150" height="150" align="right" />
&nbsp;
</p>
<p>
こんばんは。<br />
真夜中の食品安全ニュースです。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
最初に、輸入レモンから大量のアスコルビン酸が検出されたという<br />
ニュースです。<br />
本日未明、横浜の大黒埠頭にカリフォルニアから運ばれたレモン2万トンが到着しました。<br />
到着した輸入レモンを抜き打ち検査したところ、大量のアスコルビン酸が出たとのことです。<br />
輸入元の○&times;フレッシュ貿易株式会社は対応に追われており、まだコメントを出しておりません。
</p>
<p>
（画面が切り替わる）
</p>
<p>
大黒埠頭の現場から中継です。<br />
ここに停泊している巨大な船。<br />
大きいですよね。<br />
今回入荷したレモンですが、この巨大な専用船「マリタイム・オーキッド」号によってカリフォルニアのフィトバレーから運ばれたものです。<br />
大黒埠頭に到着したあとは、すべてこの倉庫に保管されています。<br />
倉庫に入ってみます。
</p>
<p>
（倉庫に入る）
</p>
<p>
倉庫の中はレモンの爽やかな香りが充満しています。<br />
少し暗いのですが見えますでしょうか。<br />
ここにある何千何万という箱はすべてレモンの箱です。<br />
抜き打ち検査が行われたのは昨日の夕方でしたが、検査早々からL体のアスコルビン酸が見つかったとのことで、関係者のあいだに衝撃が走っています。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
（再びスタジオ）
</p>
<p>
次のニュースです。<br />
東京都の調べによりますと、都内のイタリア料理店の9割以上が、硫化アリルを含有した食材を意図的にスパゲティ料理に添加していることが判明しました。<br />
添加している理由は、そのほうが味も香りもよくなるからだそうです。<br />
これに関し、東京都板飯協会ははまだコメントを出しておりません。<br />
東京都は、東京都板飯協会のコメントを待って、対応を検討することにしています。
</p>
<p>
（画面が切り替わる）
</p>
<p>
「銀座三越前に来ています。都民の感想を聞いてみましょう。&hellip;あ、すいません。ちょっといいですか？　硫化アリルってご存知ですか？」<br />
「いえ、知りません」<br />
「都内のイタリア料理店の9割以上が、硫化アリル含有食材を意図的にスパゲティ料理に添加しているっていうのもご存じないですか？」<br />
「えっ、そうなの？　よく分からないけど、怖いわねえ」
</p>
<p>
「硫化アリルってご存知ですか？」<br />
「知らねーけど&hellip;硫化水素みたいな？」<br />
「都内のイタリア料理店の9割以上が、硫化アリル含有食材を意図的にスパゲティ料理に添加しているのは知ってましたか？」<br />
「まじ？　やべーよそれ。さっきスパゲティ食ったばっかだし」
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
（再びスタジオ）
</p>
<p>
政府広報です。
</p>
<p>
（画面が切り替わる）
</p>
<p>
「花子さん、このパン、全粒粉らしいんだけど、食べて大丈夫かなあ」<br />
「太郎さん、心配だったら検査してもらったら？　食品分析センターに行けばやってもらえるよ」<br />
「食品分析センター？」<br />
「ええ。食品にどんな成分が含まれているか、詳しく調べてくれるところよ」<br />
「そうなんだ、どこにあるの」<br />
「全国8か所に事業所があるのよ」<br />
「じゃあ。そのうちのどれかに頼めばいいんだね」<br />
「各事業所と試験室はコンピューターネットワークで結ばれ、迅速に、正確に、きめの細かいサービスが提供されています」<br />
「なるほど。&hellip;てか、誰に向かって話してるの？」
</p>
<p>
（数日後）
</p>
<p>
「太郎さん、検査どうだった？」<br />
「うん、花子さん&hellip;。微量だけど無視できない量のセレニウムが検出されてさ&hellip;」<br />
「ええーっ」<br />
「おまけにマンガンまで検出されたよ」<br />
「そうだったのね。食品分析センターに調べてもらってよかったわね」<br />
「うん、よかったよ」<br />
「この食品大丈夫かな？　あれ？　おや？　もしかして？　と思ったら食品分析センター。食品分析センターにお電話ください。待ってまーす」<br />
「だから誰に向かって話してるの？」
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
（再びスタジオ）
</p>
<p>
今日の報道で、食べものには危険がいっぱいだなーと思った皆さん。<br />
種明かしをしましょう。
</p>
<p>
アスコルビン酸とは、ビタミンCのことです。<br />
レモンを検査したら、ふつービタミンCは大量に検出されます。
</p>
<p>
硫化アリル含有食材とは、ニンニクのことです。<br />
スパゲティ料理には、たいがいニンニクが入っています。
</p>
<p>
セレニウム、マンガンはともに体に必要な微量ミネラルです。<br />
無視できない量のセレニウム、マンガンが検出されたら、ふつー文句はありません。
</p>
<p>
ではまた、明日のこの時間にお会いしましょう。
</p>
<p>
（会いません）
</p>
<p>
&nbsp;
</p>
<p>
-----オフ会のお知らせ-----<br />
次の土曜日、「食育プロデュース委員会」のオフ会を行います。<br />
テーマ：「食の資格について語ろう」<br />
参加者募集中。<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/modules/tinyd0/index.php?id=14"><u><span style="color: #800080">http://www.shokuiku-pro.com/modules/tinyd0/index.php?id=14</span></u></a>
</p>
]]>
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>21世紀神様の悩み　その9</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/05/219.html" />
   <id>tag:www.shokuiku-pro.com,2008:/production//1.430</id>
   
   <published>2008-05-06T09:33:34Z</published>
   <updated>2008-05-06T09:48:11Z</updated>
   
   <summary><![CDATA[ &nbsp; 松宮園生です。 「21世紀神様の悩み」シリーズもこれで第9話になりました。 （このシリーズの説明） 繁栄にあぐらをかき、飽食をむさぼる先進国。 彼らに鉄槌を下すことにした全能の神様は、...]]></summary>
   <author>
      <name>松宮園生</name>
      <uri>http://www.shokuiku-pro.com/</uri>
   </author>
         <category term="松宮園生" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.shokuiku-pro.com/production/">
      <![CDATA[<p>
<img src="http://www.shokuiku-pro.com/mt/mt-static/FileUpload/pics/cheese.jpg" alt="" title="cheese" width="110" height="152" align="right" />
&nbsp;
</p>
<p>
松宮園生です。
</p>
<p>
「21世紀神様の悩み」シリーズもこれで第9話になりました。
</p>
<p>
（このシリーズの説明）<br />
繁栄にあぐらをかき、飽食をむさぼる先進国。<br />
彼らに鉄槌を下すことにした全能の神様は、<br />
「ウエルネス天国」<br />
「メタボ地獄」<br />
を作りました。<br />
* ストイックに生涯を全うしたらウエルネス天国行き。<br />
* 飽食におぼれメタボのまま死んだらメタボ地獄行き。
</p>
<p>
現世でもメタボを迫害する動きが現れてきました。<br />
（例）<br />
* 「メタボ撲滅同盟ニキータ」という秘密結社が、メタボの暗殺を始めました。<br />
* 「メタボ警察」がメタボを捕えて「メタボ裁判」にかけ、有罪になると「メタボ刑務所へ」&hellip;。<br />
* 萌え系管理栄養士の阿部マリエは大勢のメタボ男性を救いましたが、暗殺されてしまいます。
</p>
<p>
このシリーズ（21世紀神様の悩み）は、そうしたちょっとすごく怖い時代を懸命に生きる人々を描く、壮大なヒューマン・ドラマです。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
神様の手違いでメタボ地獄に行ってしまったアイドル栄養士、阿部マリエ。<br />
彼女の2度目の命日がやってきました。<br />
日本食育大学で行われた追悼イベントには1万人を超えるメタボ男性が集結。<br />
あまりの暑苦しさに火災と勘違いし、119番通報をする近所の人がいたほどでした。
</p>
<p>
追悼イベントは涙をみせずに明るくやろう、という主旨のもと、<br />
「阿部マリエ記念　第1回　アイドル栄養士コンテスト」<br />
が行われました。<br />
僕もその審査員の1人でした（※）。
</p>
<p>
そのコンテストで、栄えある初代チャンピオンに選ばれたのが、ナオコです。<br />
管理栄養士ナオコ。<br />
彼女はもともと<br />
「月刊メタボマガジン」<br />
の読者モデルをしていたころから<br />
「ポスト阿部マリエ」<br />
という呼び声が高かったのですが、ここにきてついにメジャー・ステージに上がったのです。
</p>
<p>
（※）ついついノリで審査員を引き受けたばっかりに、<br />
「松宮園生は管理栄養士萌えだ」<br />
という根も葉もない噂がたちまして、けっこう困っています。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
メタボ男性の心をわしづかみにする、管理栄養士ナオコの、その後の快進撃は&hellip;。
</p>
<p>
彼女がメタボ指導（特定保健指導）をしている銀座の「アルカトラス・クリニック」は、予約で半年待ち。<br />
指導料も急上昇。<br />
ただしこのクリニックには実は佐久間象子もいたりなんかして。<br />
半年待ったあげくに佐久間象子に当たったときの衝撃は都市伝説と化しています。<br />
（詳しくは&rarr;　「保健指導ナウ！　その3」<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/04/3_24.html">http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/04/3_24.html</a>）
</p>
<p>
CDもリリースしました。<br />
題して「メタボリック・ラブ」。<br />
大企業がこぞって大量買いしたため、ミリオンセラーになりました。
</p>
<p>
ナオコ・ブランドのメタボメジャー（腹回りを計測する巻尺）が発売されました。<br />
限定1万個。<br />
父の日のプレゼント用にあっという間に売り切れ、ヤフオクで9万円の値がついています。
</p>
<p>
テレビCMに出てほしいという依頼も殺到。<br />
* サ●トリーの「黒烏●茶」<br />
* フ●ンケルの「●汁」<br />
* 大●製薬の「SO● JOY」<br />
あたりに彼女が出演しています。
</p>
<p>
日本食育大学の教授にもなりました。<br />
プロフェッサー・ナオコです。<br />
最年少教授です。<br />
先を越されたショックで准教授の松宮園生が憤死したという噂も流れました。<br />
（高校の世界史か）
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
「管理栄養士ナオコ」フィーバー（&larr;死語）に国民が踊っているころ&hellip;。<br />
冷静に事態を見つめ、利用している人々がいました。<br />
外国人投資家です。
</p>
<p>
先日、経済産業省が<br />
* 管理栄養士ナオコの登場で2年以内に日本人成人男性の平均腹回りが10パーセント改善する<br />
* その経済効果は40兆円<br />
という予想を発表。<br />
目ざとい外国人投資家がいっせいに日本企業に投資し始めたため、日本の株式市場が高騰しました。
</p>
<p>
「管理栄養士ナオコ、株式市場まで動かす」<br />
そういう記事が新聞に載りました。
</p>
<p>
しかし、ここでの陰の主役は、外国人投資家です。
</p>
<p>
ナオコ萌えのメタボお父さん。<br />
あなたが頑張ってお腹を引っ込めたら、会社の業績が上がり、株価があがり、外国人投資家が儲かるわけです。<br />
あなたの給料もちょびっとは上がるかもしれない。<br />
でも1番儲かるのは、外国人投資家。
</p>
<p>
目ざといのは投資家だけではありませんでした。<br />
世の中には「格付（かくづけ）専門会社」といわれる会社がありまして。<br />
たいがいは、外資系です。
</p>
<p>
彼らは、いろんな企業の財政状態を審査し、格付（等級づけ）しています。<br />
財政状態の良い会社には良い点をつけ、公表する。<br />
財政状態の悪い会社には悪い点をつけ、公表する。<br />
こういうことをしています。
</p>
<p>
この格付専門会社が、ひそかにこんなリストを作っていました。<br />
「メタボ社員の多い会社リスト」
</p>
<p>
このリストが突然、高い値段で売れるようになり、格付専門会社（外資系です）も大儲け。<br />
これまでは、<br />
「メタボ社員の多い会社はダメ会社&rarr;　株価も上がらない&rarr;　だから投資しない」<br />
という考え方だったのですが、管理栄養士ナオコの登場でそれが一変。<br />
「メタボ社員の多い会社はダメ会社&rarr;　メタボが改善したら、急に優良会社になる&rarr;　ダメがいきなり優良へ、つまり株価の上げ幅が大きい&rarr;　じゃあ今のうちに株を買おう」<br />
となり、世界中の投資家がこのリストを欲しがったからです。
</p>
<p>
こうして、<br />
「平和な日本人が狭い島国で浮かれているあいだに、ガイジンがちゃっかり稼ぐ」<br />
という図式がここでも展開されているのありました。
</p>
<p>
（以下次号）
</p>
<p>
---------------お知らせ---------------<br />
オフ会をしますので、よかったら来てください。<br />
「食の資格について語ろう」<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/modules/tinyd0/index.php?id=14"><u><span style="color: #800080">http://www.shokuiku-pro.com/modules/tinyd0/index.php?id=14</span></u></a>
</p>
]]>
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>アゴヒゲ　その5</title>
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   <published>2008-05-04T10:25:12Z</published>
   <updated>2008-05-04T11:42:02Z</updated>
   
   <summary> 松宮園生です。 （前回までのあらすじ） このブログに何度か登場している「アゴヒゲ」 という人物。 稼ぎの悪い「ダメビジネスマン」からお金を巻き 上げようと奮闘する、フリーランスのセールス マンです。...</summary>
   <author>
      <name>松宮園生</name>
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   </author>
         <category term="松宮園生" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.shokuiku-pro.com/production/">
      <![CDATA[<p>
<img style="width: 260px; height: 181px" src="http://www.shokuiku-pro.com/mt/mt-static/FileUpload/pics/brusselssprouts.jpg" alt="" title="brusselssprout" width="260" height="181" align="right" />
<br />
松宮園生です。
</p>
<p>
（<a href="/production/2007/10/4_10.html"><u>前回</u></a>までのあらすじ）<br />
このブログに何度か登場している「アゴヒゲ」<br />
という人物。<br />
稼ぎの悪い「ダメビジネスマン」からお金を巻き<br />
上げようと奮闘する、フリーランスのセールス<br />
マンです。<br />
巻き上げようとするアゴヒゲも情けないけど、<br />
アゴヒゲに目をつけられるダメビジネスマンも<br />
情けない。<br />
僕は以前、この「アゴヒゲ」の標的にされていました。
</p>
<p>
アゴヒゲは、「新世紀エバンゲリ食品研究会」という団体も標的にしていました。<br />
この団体、人間の遺伝子研究が進むと、<br />
「遺伝子からみて、体によい食べもの」<br />
「遺伝子からみて、体によくない食べもの」<br />
が分かるんじゃないか。<br />
そうなったら、その研究結果をもとに、体によい食べものを開発して売ろう。<br />
という団体です。
</p>
<p>
アゴヒゲはこの研究会のメンバーだったのですが、どうもその、トンチンカンな発言が多いらしく、他のメンバーから煙たがられていました。<br />
「誰かにアゴヒゲ退治をしてもらおう」<br />
そう考えたメンバーたちは、松宮園生に白羽の矢をたてたのです。<br />
依頼を受けた松宮は、「食品魔術研究所」のサマンサタバサ所長を、アゴヒゲと対決させようと考えました。
</p>
<p>
松宮園生の入れ知恵により、「新世紀エバンゲリ食品研究会」は、サマンサタバサ所長を顧問に迎え入れることを決めました。<br />
しかし、当のサマンサタバサ氏が OK したわけではありません。<br />
そこで、研究会のメンバーが「顧問になってください」というお願いをするために、「食品魔術研究所」に出向くことになりました。<br />
誰が行くか。<br />
研究会の会長は、アゴヒゲにその役を担ってもらうことにしました。
</p>
<p>
「だんだん、オレも頼られる存在になってきたな」<br />
勘違いするアゴヒゲ。<br />
立派な役を与えられて上機嫌です。<br />
さっそく、「食品魔術研究所」にコンタクトをしたようです。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
オフィスで居眠りをしていると、電話が鳴りました。<br />
「おう、松宮」アゴヒゲの声でした。「どうだい、相変わらずヒマかい」<br />
「忙しいので、切ります。さいなら」<br />
「あわてるな。ちょっと待てよ。『山鯨（やまくじら）』って知ってるかあんた？」<br />
「イノシシのことだろ」<br />
「なんだ知ってるのか。それならなおのことだ。『食品魔術研究所』のサマンサタバサ先生って知ってるか？」<br />
「知ってるけど」<br />
「今から会いに行く。あんたも来いよ」
</p>
<p>
アゴヒゲは、僕が陰で糸を引いていることを知らないはずです。<br />
偶然、声をかけてきたようです。<br />
まあそれならそれで、いいでしょう。<br />
僕はアゴヒゲに同行することにしました。<br />
アゴヒゲが、サマンサタバサ所長にコテンパンにされるのを見よう。
</p>
<p>
「食品魔術研究所」は学園都市、筑波にあります。<br />
アゴヒゲと僕は秋葉原から「つくばエクスプレス」に乗り、終点の筑波で下車。<br />
タクシーで10分ほど走ったところに、その建物はありました。<br />
前も書いたように、そこの所長さん、人呼んで（&larr;死語）サマンサタバサ氏、はクイズ魔でした。<br />
クイズに答えられないと所員はクビ、来客はお茶も出さず追い出す、という人物だったのです。<br />
アゴヒゲは、これに耐えられるか？
</p>
<p>
建物に入ると受付嬢がいました。<br />
「新世紀エバンゲリ研究会のアゴヒゲと申す者。このあいだクイズに正解したので、サマンサタバサ所長にお会いしたい」<br />
すると、受付嬢が言いました。<br />
「次のクイズを出しますので、見事正解していただいたらおつなぎいたします。日本で初めて、食育という言葉を使った人は誰でしょう」<br />
「明治時代の陸軍漢方医、石塚左玄先生です」<br />
落ち着いて答えるアゴヒゲ。<br />
「お見事です」と受付嬢。「ではご案内しましょう」
</p>
<p>
「さんざんトレーニングしたからな」<br />
アゴヒゲが、得意そうにつぶやきました。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
サマンサタバサ所長は見るからに学者、という風貌の人でした。<br />
「用件を聞くまえに、クイズだ」ソファに腰掛けるなり、所長が言いました。「まずあんたに聞く」<br />
「えっ、僕が答えるんですか？」<br />
「そうだよ。まずあんたから答えなさい」<br />
「い、いえ」僕は言いました。「自分はこの人のお供で来てるに過ぎません。クイズなら僕ではなくこのアゴヒゲに出してください」<br />
「勝手なことを言うな。2人で来たら、それぞれがクイズに答えるのがここのルールだ」<br />
「はあ&hellip;」<br />
「ではクイズ。日本の外食産業の売上規模は、全部で何兆円くらいになるか」<br />
「えっと」天井をみながら思い出そうとする松宮。「た、たしか、年間25兆円から30兆円のあいだだと思いますが&hellip;」
</p>
<p>
「まあいいだろう」サマンサタバサ氏は今度はアゴヒゲに向きなおりました。「次はあんた。世界最大のバナナ生産国はどこだね」<br />
アゴヒゲはわが意を得たりという顔で「バナナ輸出国ということならエクアドルですが、バナナ生産国ということならインドです。インドのバナナ生産量は年間1500万トン。2位のエクアドルの倍です」<br />
「ふん。よく勉強しておるな」所長は卓上の内線電話を手にしました。「あーもしもし。わしだが。来客がクイズをクリアしたのでな、お茶を持ってきてくれ」
</p>
<p>
お茶が運ばれてきました。
</p>
<p>
「クイズはこれで終わりというわけではないからな」所長はおごそかに言いました。「打合せ中にもまだまだ続けるぞ。油断しないように」<br />
アゴヒゲは「望むところです」と答え、僕は「えーっ」と言いました。
</p>
<p>
アゴヒゲに同行してきたことを、僕は後悔していました。<br />
もともと、
</p>
<p>
　　アゴヒゲがクイズに答えられない<br />
　　&darr;<br />
　　サマンサタバサ所長に顧問をお願いするというミッションが失敗する<br />
　　&darr;<br />
　　アゴヒゲは責任をとって新世紀エバンゲリ研究会を脱退する
</p>
<p>
ということを期待して仕組んだ陰謀だったのですが&hellip;。
</p>
<p>
同行してきた僕にまでクイズ攻撃があるとは、計算外でした。<br />
もし、ミッション失敗の理由がアゴヒゲではなく僕だった場合、アゴヒゲは研究会を脱退しないでしょう。
</p>
<p>
松宮、危うし！
</p>
<p>
（以下次号）
</p>
<p>
&nbsp;
</p>
<p>
---------------お知らせ---------------<br />
オフ会をしますので、よかったら来てください。<br />
「食の資格について語ろう」<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/modules/tinyd0/index.php?id=14">http://www.shokuiku-pro.com/modules/tinyd0/index.php?id=14</a>
</p>
]]>
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>食育至上主義人民共和国　その7</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/05/7_4.html" />
   <id>tag:www.shokuiku-pro.com,2008:/production//1.428</id>
   
   <published>2008-05-02T01:40:05Z</published>
   <updated>2008-05-02T02:00:49Z</updated>
   
   <summary><![CDATA[ &nbsp; 松宮園生です。 「食育による国づくりをめざす」 という方針の国、ザイオン共和国。 そのザイオン共和国にも諜報機関があります。 諜報機関。 アメリカでいえばCIA。 イギリスでいえばMI...]]></summary>
   <author>
      <name>松宮園生</name>
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   </author>
         <category term="松宮園生" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.shokuiku-pro.com/production/">
      <![CDATA[<p>
<img src="http://www.shokuiku-pro.com/mt/mt-static/FileUpload/pics/611233103_guava.jpg" alt="" title="guava" width="200" height="179" align="right" />
&nbsp;
</p>
<p>
松宮園生です。
</p>
<p>
「食育による国づくりをめざす」<br />
という方針の国、ザイオン共和国。<br />
そのザイオン共和国にも諜報機関があります。
</p>
<p>
諜報機関。<br />
アメリカでいえばCIA。<br />
イギリスでいえばMI6（007すなわちジェームズ・ボンドがいるところ）。<br />
イスラエルでいえばモサド。<br />
ザイオン共和国では、オラクルという名前がついています。
</p>
<p>
諜報機関といえばスパイ。<br />
エージェント、とも言ったりします。
</p>
<p>
スパイといえば合言葉。<br />
合言葉といえば<br />
「山」<br />
「川」<br />
が有名、というか定番、というかお約束です。<br />
しかしさすがに、そんな単純な合言葉をまともに使うスパイは実際にはいませんね。
</p>
<p>
「え、そうなの？」<br />
と思った現役スパイのあなた。<br />
マジですか？
</p>
<p>
実際には、合言葉としては<br />
「今年の夏のピュージェット・サウンドは暑かった」<br />
「去年のインディアン・リバーほど暑くはない」<br />
といった、練られた感じのものが使われたりするわけで（たぶん）。
</p>
<p>
じゃ、ザイオン共和国のスパイは、どうかというと。<br />
こういう合言葉を使っていました。<br />
「穢（けが）れたネズミを食え」<br />
「神は夏を見た」
</p>
<p>
「なんだそりゃ？」<br />
と思ったアナタ。<br />
ごもっともです。<br />
そんなふうに思うのも無理はありません。
</p>
<p>
なぜこんな言葉になったのでしょうか。<br />
現場のスパイは誰も知りませんでした。<br />
ていうか、<br />
「コンピューターでランダムに決めたんだろう」<br />
くらいにカルク思っていました。
</p>
<p>
というわけで、ザイオン共和国のスパイは世界のあちこちで<br />
「穢れたネズミを食え」<br />
「神は夏を見た」<br />
を合言葉に暗躍していたのです。
</p>
<p>
そんなある日。<br />
日本の公安当局と作戦会議をするために日本に立ち寄ったザイオン共和国のスパイが、死亡するという事件がありました。<br />
スパイの名を、アンダーソン君としましょう。
</p>
<p>
アンダーソン君は、暗殺されたのでしょうか？
</p>
<p>
ザイオン共和国と日本とは友好国どうしです。<br />
日本のスパイがザイオン共和国のスパイを暗殺するとは考えにくい。<br />
では誰が？<br />
食育の推進を恐れたメタボ大国アメリカが、刺客を送り込んだとか？<br />
地産地消が広がって日本の食料自給率が上がるのを恐れた農業大国アメリカが、刺客を送り込んだとか？<br />
いろんな憶測が飛びました。
</p>
<p>
ザイオン共和国は2人目のスパイを日本に派遣し、最初のスパイ、アンダーソン君の死因を探ろうとしました。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
2人目のスパイ、名をスミスとしましょう。<br />
彼はスパイと呼ばれるのが嫌いで、自分のことをエージェントと呼んでいます。<br />
エージェント・スミスです。<br />
日本での調査を終えたスミスが、ザイオンに帰国し、オラクル本部に出頭しました。
</p>
<p>
オラクルの長官は、彼を見るなり目を丸くしました。<br />
「まあどうしたの、あんた。ずいぶん痩せたわねえ」
</p>
<p>
「長官」スミスはサングラスを外して言いました。「あんた、いったいどういうつもりなんすか」<br />
「何が？」<br />
「どぼけんでください。あんた何人のエージェントを日本に送ってるんですか？　しかもヘンな連中ばかり」<br />
「何人って、あんたしか送ってないわよ。あんたが帰ってきたから、いまはゼロよ」<br />
「いいえ。何百人と送ってるはずだ。そこらじゅうにオラクルのエージェントがいましたぜ」<br />
「バカね。そんなわけないでしょう。なんで友好国の日本にそんなたくさんエージェントを送る必要があるのよ。ていうか、だいたい、ウチのエージェントってそんなにたくさんいないでしょ。ザイオン共和国の人口が40万人しかいないことを考えたら、わかるじゃない」<br />
「それはそうなんですが&hellip;」焦るスミス。「でも日本はエージェントだらけだった」
</p>
<p>
「なんで、エージェントだと思うの？」<br />
「オラクルの合言葉を使ってたからです」<br />
「え？」<br />
「そこらじゅうで、こう言われたんすよ。『穢れたネズミを食え』」<br />
「&hellip;」<br />
「しかたがないので」スミスは続けました。「こっちも反射的に合言葉を返すわけですが、そしたらみんな、急にヘンな顔をして、よそよそしくなって、おれの食事をとりあげてしまうんだ」<br />
「食事をとりあげる？」<br />
「そうです。何度も食事をとりあげられました。手をつけていないにも関わらずです。どうなってんだ、あいつら」
</p>
<p>
長官は天を仰ぎ、それから溜息をつきました。<br />
「あんた、そこらじゅうで『穢れたネズミを食え』って言われたって言ったわね」<br />
「ええ、そうです」<br />
「それさあ、『穢れたネズミを食え』（Eat a dirty mouse）じゃなくて、『いただきます』って言われたんじゃないの？」<br />
「へ？」<br />
「で、あんたは反射的に合言葉を返した」<br />
「ええ、そうです」<br />
「それねえ、あんたは『神は夏を見た』（God saw summer）って返したんだろうけど、日本人には『ごちそうさま』って聞こえたんじゃないの？」<br />
「あっ」<br />
「みんなが『いただきます』って言ったとたんに、あんたが『ごちそうさま』なんて返したら、そりゃ、相手は気分悪いわよ。食事を取り上げられるのも無理ないわね」
</p>
<p>
「ちくしょー、そうだったのか」うなだれるスミス。「でもヒドイっすよ長官！　なんでそんな紛らわしい合言葉にしたんですか」<br />
「してないってば。もともと合言葉は『いただきます』『ごちそうさま』だったのよ。我が国は日本の食育をモデルにしてるんだから、無理もないでしょ。それを、頭の悪いあんたたちが、覚えられないものだから、勝手に英語でいいやすい言葉に変えちゃったんじゃないの」
</p>
<p>
（ダジャレで英単語を覚える日本の受験生と、同じかい）
</p>
<p>
「そうだったんすね。それで納得がいきました」スミスはつぶやきました。「アンダーソン君が、飽食の日本でなぜ餓死したのか&hellip;」
</p>
<p>
&nbsp;
</p>
<p>
&nbsp;---------------お知らせ---------------<br />
オフ会をしますので、よかったら来てください。<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/modules/tinyd0/index.php?id=14">http://www.shokuiku-pro.com/modules/tinyd0/index.php?id=14</a>
</p>
]]>
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>鳥獣ギガ　その3</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/04/3_25.html" />
   <id>tag:www.shokuiku-pro.com,2008:/production//1.427</id>
   
   <published>2008-04-29T01:20:47Z</published>
   <updated>2008-04-29T01:33:44Z</updated>
   
   <summary> （前回までのあらすじ） さっぱり意味の分からない日本語を、たくみに操る、 中国人の崔（さい）さん。 安徽省というところで、農業でひと儲けしているようです。 数か月前、その崔さんが、 「中国のアヒル農...</summary>
   <author>
      <name>松宮園生</name>
      <uri>http://www.shokuiku-pro.com/</uri>
   </author>
         <category term="松宮園生" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.shokuiku-pro.com/production/">
      <![CDATA[<p>
<img src="http://www.shokuiku-pro.com/mt/mt-static/FileUpload/pics/freshsalada.jpg" alt="" title="freshsalad" width="225" height="225" align="right" />
<br />
（<a href="/production/2007/09/post_73.html"><u>前回</u></a>までのあらすじ）<br />
さっぱり意味の分からない日本語を、たくみに操る、<br />
中国人の崔（さい）さん。<br />
安徽省というところで、農業でひと儲けしているようです。<br />
数か月前、その崔さんが、<br />
「中国のアヒル農法が日本のアイガモ農法より優れて<br />
いるから、日本の農家は中国のアヒルを買え」<br />
みたいなことを言いたくて僕に電話をしてきました。<br />
（だから題名も、「鳥獣ギガ」にしたんだけど）
</p>
<p>
しかし、それきりぷっつり、崔さんからの音沙汰はありませんでした。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
暖かい春の日差し。
</p>
<p>
ノックの音がしました。<br />
ドアを開けると、そこに小柄で、しかめっ面の、頬のこけた青年が、僕を見上げていました。
</p>
<p>
「ニーハオ」<br />
青年は、しかめっ面のまま笑顔をみせるという離れ業をやってのけました。
</p>
<p>
「こんにちは」と応える松宮。<br />
「わたしサイですか？」<br />
「は？　サイじゃなくて人間に見えるけど&hellip;」<br />
「それは異常です」青年は言いました。「わたしサイですか？」<br />
「だからあんたはサイじゃなくて人間&hellip;」そこではっと気がつきました。「ひょっとして、崔さん？」<br />
「理解千万ですね」<br />
そう言って、青年はしかめっ面のまま声をたてて笑いました。
</p>
<p>
崔さん、日本まで、わざわざやって来るとは&hellip;。
</p>
<p>
青年はうなずきました。「わたし崔さん。松宮は不渡り長くて珍しいから」<br />
「は？　不渡りなんか出してないよ、オレ」<br />
「不渡り不渡りでないです。長いですが、意味の考えするときです」
</p>
<p>
「全然わかんねえ&hellip;。崔さん頼むから通訳つれてきてくれよ」<br />
「ふふふん」眉をひそめて怒ったように笑う崔さん。「通訳無駄です」
</p>
<p>
ふふふん、通訳無駄です。<br />
&uarr;<br />
偶然なんだろうけど、初めて日本語として意味の通じる内容でした。<br />
しかしそれが<br />
「通訳無駄です」<br />
だなんて&hellip;。
</p>
<p>
つーか、崔さん、そこ、笑うとこじゃないから。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
崔さんをソファに座らせ、僕は言いました。<br />
「日本にようこそ。あまり嬉しくないけど&hellip;。で、用事は何なの」<br />
「よくぞお出ましください」と、崔さん。「今日こそはネタ狙いなのである」<br />
「ネタ狙い？」<br />
「ネタ狙いには大物小物ですか？　大物小物がモンさん幅世界なのである」<br />
「モンさん？」<br />
「農薬モンさんなのですが、しかし遺伝子モンさんかもしれない」<br />
「ち、ちょっと待て」
</p>
<p>
僕は薬箱を探しました。<br />
頭痛薬が欲しかったのです。
</p>
<p>
しかし頭痛薬見つからず。<br />
ていうか、薬箱自体がそう言えばなかったんだけど。<br />
買った覚えないし。
</p>
<p>
苦労するそんな松宮を知ってか知らずか、崔さんは続けます。<br />
「ネタ狙い松宮コーチ、絶対日本宝物なのです。なので分からない。コーチ絶対松宮いませんから」<br />
「コーチ？　それって、何かを教えろという意味？」<br />
「まいった、まいった！　今さら的中率、思ったとおりまいった！」<br />
会心のしかめっ面で、しきりにうなずく崔さん。<br />
意思疎通したのが、よほど嬉しかったらしい。
</p>
<p>
「で、何を教えろと？」<br />
「絶対日本ネタ狙い当選確実です。お金ばらまく大変」
</p>
<p>
また理解不能になってきた&hellip;。
</p>
<p>
ですが、僕の脳裏に突然、ひらめくものがありました。<br />
ひょっとして彼が言いたいのは、「ネタ」じゃなくて「種（タネ）」なんじゃないか&hellip;？<br />
「モンさん」というのは、「門さん」とか「文さん」とかいう人の呼び方じゃなくて、「モンサント」という会社のことなんじゃないか&hellip;？
</p>
<p>
（モンサントについては&rarr;　「食の世界のスーパーパワー　その2」<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/04/2_5.html">http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/04/2_5.html</a>）
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
崔さんは「種（タネ）」の話をしたいんじゃないか？<br />
つまり、農業の言葉でいういと、「種苗」というやつ。<br />
そういう仮定で話してみると、なんだか少し、見えてくる感じがしました。
</p>
<p>
ほとんど暗号解読のような、崔さんとの会話。<br />
エニグマか？<br />
しかし人間、頑張れば何とかなるもの。<br />
僕は何日も何日も何日もかけ、憑かれたように崔さんの言っていることを理解しようとしました。<br />
風呂も入らずヒゲは伸び放題でしたが、ようやく崔さんが何を望んでいるのかがひも解けてきました&hellip;。
</p>
<p>
解説します。
</p>
<p>
崔さんはこう見えても商売には長けているようです。<br />
彼の会社が作る農作物は、何割かがヨーロッパに輸出されています。
</p>
<p>
昨年のある日。<br />
安徽省にやってきた、ヨーロッパの農産物商社（すなわち崔さんにとってはお客さん）の人たちが、会食の席でこんなことを言いました。<br />
「爆発する人口を支えるための大規模農業もいいけど、なんかちょっとね」<br />
「生産効率を追求するあまり、同じ遺伝子の農産物ばかり作ってしまうのが欠点よね」<br />
「一般人はそれでもいいのよ（笑）、でもあたしたち金持ちは、大量生産の同じ農作物ばかり食べたくないわよねえ」<br />
「それに、同じ遺伝子の農作物ばかりつくると、作物が病気になったらいっぺんに全滅よ」<br />
「土地だって、連作続きで枯れてしまうし」<br />
「いろんな遺伝子の農作物があったほうが、いいって言うじゃん」<br />
「農作物の、多様性というやつよね。よく国際会議とかで出てくる言葉」<br />
「でもどうすればいいの。アメリカも中国も、同じ農作物ばかり作って輸出するようになってるわよ。そのほうが儲かるから」<br />
「儲かっているのは今のうちよ。そのうち社会は、多様性のある農作物を求めるようになるんじゃないかな」<br />
「じゃあどうするの」<br />
「日本ね」<br />
「日本？」<br />
「日本よ。あそこの農作物は、まだ多様性を保っている。固定種も多いって聞くわよ」<br />
「なるほど。あの国は大規模農業してないしね」<br />
「つっても、あの国だってご多聞にもれず、F1種が増えてるっていうじゃん？」
</p>
<p>
（F1種については&rarr;　「食の世界のスーパーパワー　その7」<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/04/7_3.html">http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/04/7_3.html</a>）
</p>
<p>
「増えてるったって、他の国に比べたらたかが知れてる」<br />
「そうよね」<br />
「ということは&hellip;。日本の種苗会社を買収したら、あたしたち金持ちはもっと金持ちになるわね。キャー」<br />
「そうよ。そういうことよ。日本の種苗会社を買収しましょうよ」<br />
「あの国、小さい種苗会社がいっぱいあるようだし」<br />
「じゃあ、買いやすいわね。ラッキー」
</p>
<p>
その会話を黙って聞いていた崔さん。<br />
しかめっ面をしたその心のなかで、パチパチと算盤（そろばん）を弾いていたのでした。<br />
でどうやら、自分自身で日本の種苗会社を物色するために、日本に来たらしい。
</p>
<p>
つーか、崔さんの破壊的な日本語から、これだけ複雑な内容を聞きだしたオレって、凄くね？<br />
ま、かかった時間も凄いけど。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
「あんたのしたいことは分かった」松宮は言いました。「で、オレに何をしろと？」<br />
「困難ネタ狙い、場所上々攻撃なかなか調べがよくありません」答える崔さん。
</p>
<p>
僕は数秒考えて、言いました。<br />
「日本の種苗会社がどこにあるのか、調査に協力しろって意味？」<br />
「まいった、まいった！　今さら的中率、思ったとおりまいった！」<br />
「調査してやってもいいけど、オレ、けっこう忙しいんだけど」<br />
「なにひとつ明快なまま、稼ぐ安徽省でしばらくお金ばらまく誕生使命、持つ者です」
</p>
<p>
僕は数秒考えて、言いました。<br />
「報酬、出るって意味だね？」<br />
「まいった、まいった！　今さら的中率、思ったとおりまいった！」<br />
機嫌よくしかめっ面をする崔さん。
</p>
<p>
すこし、「崔語」を理解するコツが分かってきました。
</p>
<p>
よし、仕事をゲットしたぞ。<br />
問題は、僕自身が種苗会社にあんまり詳しくないということです。<br />
ちゃんと調べなければなりません。
</p>
<p>
どうやって調べようか&hellip;。
</p>
<p>
そうだ、まずは葉竹乃木夫先生に相談しよう。<br />
葉竹乃木夫先生は、僕の農業の師匠です。
</p>
<p>
（葉竹乃木夫先生については&rarr;　「バウムクーヘン宣言　その2」<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/05/2_10.html">http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/05/2_10.html</a>）
</p>
<p>
葉竹先生に会おう。<br />
僕はヒゲ放題を剃り、風呂を爆裂して、久しぶりに外出しました。<br />
雪が降っています。
</p>
<p>
葉竹乃木夫先生の到着ノックのオフィス、コンコン叩くと&hellip;。<br />
顔が開き、懐かしい葉竹ドアが見えました。<br />
「おう、松宮か。帰国したって聞いてたが、挨拶もなく失礼なやつだな。まあ、寒いから中に入れや」
</p>
<p>
「こんにちは。葉竹は不渡り長くて珍しいから先生ですね」<br />
「は？　不渡りなんか出してないぞワシは」<br />
「いや、す、すいません。不渡り不渡りでないです。長いですが、考えするときです。日本語かけて時間不愉快なものですから」<br />
「は？　何をいっとるんだお前？　意味が分からんぞ」
</p>
<p>
あわわわ。<br />
僕の壊れ語の日本がヤバかけてる！<br />
考えた訂正をつつきながら日本語は、必ず不可解な落とし方の結果でした。
</p>
<p>
不渡り葉竹なのに、焦燥。<br />
怒りが先生、松宮絶縁体バラナラなのでした&hellip;。
</p>
<p>
（以下次号？）
</p>
]]>
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>食育至上主義人民共和国　その6</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/04/6_4.html" />
   <id>tag:www.shokuiku-pro.com,2008:/production//1.426</id>
   
   <published>2008-04-26T02:48:13Z</published>
   <updated>2008-05-01T02:15:44Z</updated>
   
   <summary><![CDATA[ &nbsp; 松宮園生です。 いま世界中で穀物をはじめとする農産物が値上がり していますね。 穀物は人類の主食です。 それが、足らなくなってきています。 食料生産国は、農産物の輸出を制限しようとして...]]></summary>
   <author>
      <name>松宮園生</name>
      <uri>http://www.shokuiku-pro.com/</uri>
   </author>
         <category term="松宮園生" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.shokuiku-pro.com/production/">
      <![CDATA[<p>
<img src="http://www.shokuiku-pro.com/mt/mt-static/FileUpload/pics/bakery.jpg" alt="" title="bakery" width="200" height="133" align="right" />
</p>
<p>
&nbsp;
</p>
<p>
松宮園生です。
</p>
<p>
いま世界中で穀物をはじめとする農産物が値上がり<br />
していますね。<br />
穀物は人類の主食です。<br />
それが、足らなくなってきています。
</p>
<p>
食料生産国は、農産物の輸出を制限しようとしています。<br />
「自国の食料資源を、やすやすと他国に売ってたまるか」<br />
と思っています。<br />
ところが、その国の農家からすると、<br />
「外国に売ったら高く売れるのに、どうして制限するのだ」<br />
ということになるわけで。<br />
それでアルゼンチンあたりでは農家の暴動が起きたりしてます。
</p>
<p>
一方、食料輸入国も食料資源の確保に必死です。<br />
G10と呼ばれる国のグループがあります。<br />
食料を輸入している国が集まったものです。<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=1104&amp;forum=16&amp;post_id=1387#forumpost1387">http://www.shokuiku-pro.com/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=1104&amp;forum=16&amp;post_id=1387#forumpost1387</a><br />
これら食料輸入国は、<br />
「食料生産国が輸出制限をするのはケシカラン」<br />
と思っています。
</p>
<p>
で、生産国と輸入国が、国際会議の場で毎日ケンカしています。<br />
ここでいう国際会議とは、WTO（世界貿易機関）と呼ばれています。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
毎度おなじみザイオン共和国。
</p>
<p>
初代大統領モーフィアスは、若いころ日本に留学し、食育を専門に勉強しています。<br />
その影響で、ザイオン共和国を食育大国にしようと考え、<br />
* 軍隊も食育風<br />
* 警察も食育的<br />
* 法律も食育優先<br />
* 教育も食育至上主義<br />
そんな国作りを行いました。
</p>
<p>
ザイオン共和国については&rarr;　「食育至上主義人民共和国　その1」<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/10/post_81.html">http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/10/post_81.html</a>）
</p>
<p>
ザイオン共和国は人口の少ない国でしたが、それも幸いして食育改革は順調に進みました。<br />
調子にのったモーフィアス大統領、今度は世界デビューをもくろみます。<br />
「我が国がお手本としている国は日本だ。日本では食の資格が花盛りだ。あれを世界平和に活用しよう」<br />
そう考えた彼は、国連の本部があるニューヨークにのこのこ出向き、会議でこんな提案をしました。
</p>
<p>
「食料輸入国の諸君。金さえあれば食料が手に入る時代は終わった。札束で食料生産国の頬を叩くのはやめたまえ。21世紀は金で食料を買う時代でなない」<br />
「そんなこと言ってたら、餓死してしまうがな」と、イスラエル代表。<br />
「餓死なんかするもんかい。あんたらは飽食してるんだろ。飽食のあげく、余ったら捨ててるだろ。飽食をやめて、普通の量を、捨てずに食べればいいじゃねえか。そしたら、自給率もあがるぜよ」<br />
そう言ったのは、中近東からきた国連代表です。<br />
「理屈の上ではそのとおりなんですけどねえ」と、日本代表が言いました。「国民がねえ、生活水準、下げたくないって言うんですよ。飽食、続けたいって」<br />
「だったら、今までより高い金を払って、食料を買うんだな」ブラジル代表が答えました。「金さえ出してくれたら、ウチは売るよ。日本、嫌いじゃないし」<br />
日本代表がぼやきます。「でもねえ&hellip;。肝心の金が、最近減ってきててねえ」<br />
「金、払わないんだったら、売らない」<br />
「そこを何とか」
</p>
<p>
「そこで提案だが。いい方法がある」もったいぶるモーフィアス大統領。「さっきも言ったように、21世紀は金で食料を買う時代でなない。心で買う時代だ」<br />
「は？　意味、わかんねえ」スイス代表が言いました。「心で食料、買えるの？」<br />
モーフィアス大統領はうなずきました。「我が国は日本の食育を研究し、政策に取り入れている。日本の食育はなかなか面白くてな、食べるときにイタダキマス、と言うのだ」<br />
「イタダキマス？」<br />
「命を頂戴します、という意味だ。人は、動植物の命をいただいて、食べている。その感謝の気持ちを表す言葉だ」<br />
「へー、食べものに感謝するの、日本人は？」イギリス人が笑いだしました。「ヒマな国民なんだね」<br />
「なんですと！」いきりたつ日本代表。「これは文化や価値観の問題です。狩猟民族のアングロサクソン人には理解できないんでしょうが」<br />
「理解する気もねえよ」<br />
と、憎まれ口をたたくイギリス代表。<br />
「ウチも食べものには感謝する国じゃけえ」韓国代表が言いました。「日本の言い分はよく分かるのう」<br />
「ちぇっ、くだらねえ」<br />
「まあまあ」アメリカ代表がイギリス代表をなだめました。それから小声で「ここは引いておくほうが、オレたち白人の世界戦略もうまくくからさ」
</p>
<p>
モーフィアス大統領は咳払いをして、<br />
「イタダキマスに象徴されるように、日本の食育では食べものを大切にすることも教えるのだ。この、食べものを大切にする心を、お金の代わりにしてはどうだろうか」<br />
「は？　ますます意味、わかんねえ」とスイス代表。<br />
「食べものを大切にする心。これを持つ人に、日本人は資格を与えているのだ」モーフィアス大統領は言いました。「日本には食の資格がたんとあってな、食の勉強をすると、資格がもらえるのだ」<br />
「食の資格？」<br />
モーフィアス大統領は、イタリア代表に向って言いました。「おたくには、ソムリエの資格があるだろう」<br />
「それはウチでござる」フランス代表が大声をあげました。<br />
「し、失礼」赤面するモーフィアス大統領。「ああいうのが、日本にはゴマンとあってな。※△アドバイザーとか、▽&times;エキスパートとか&hellip;。リストを作ったので、お見せしよう。ただしこのリストは、全体のほんの一部だ」
</p>
<p>
（モーフィアス大統領が作ったリストを見たい人は&rarr;<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/modules/tinyd1/index.php?id=38">http://www.shokuiku-pro.com/modules/tinyd1/index.php?id=38</a>）
</p>
<p>
「へー、日本にはこんなに食の資格があるのかあ」<br />
一同、溜息をつきます。
</p>
<p>
モーフィアス大統領は続けます。<br />
「まだまだあるぞ。ほかにも、ソバリエとか、お米マイスターとか、いろいろな。こういう、食の資格を持った人に、優先して食料を配るシステムを作ろうではないか。たとえば、雑穀を食べたかったら、雑穀マイスターになる。野菜を食べたかったら、野菜ソムリエになる。お米を食べたかったら&hellip;」<br />
「食生活アドバイザーは、何を食べることができるんだ？」<br />
「そういう総合的な資格をとったら、総合的になんでも少しずつ、もらえるようにする。何でももらえるが、少しずつだ」<br />
「ふむふむ」<br />
「むろん、このシステムは、食料輸入国限定だ。食料生産国はそんなことはしなくていいが、食料輸入国すなわちG10の諸君はただちに、国内に食の資格を広めるのだ」
</p>
<p>
「なるほど、それはいい考えだ」<br />
「そうしよう、そうしよう」<br />
盛りあがる会議。
</p>
<p>
驚いたことにその提案はただちに国連の正式決議となり、条約が作られました。<br />
数ヶ月後、G10各国は次々とその条約に正式調印したのです。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
ニューヨークの一角。<br />
あるオーガニック・ヤキトリ・バーで、モーフィアス大統領と日本代表がカウンターに並んで座っています。<br />
（店の客は、全員 SP です）
</p>
<p>
「いやあ、閣下のお陰で助かりました」日本代表が、モーフィアス大統領のグラスにオーガニック・地ビールを注ぎながら、言いました。「ウチには資格を取った人がすでに大勢いますからねえ、有利に食料をもらえますし。それに、日本の食育講座を輸入したいという要請が、G10諸国から来てましてねえ。これ、カネになりますよ」<br />
「それはよかったですな。わたしも、留学先の日本に恩返しができて、うれしい」<br />
「むろん、お礼はします。資格講座の売上の10パーセント、ザイオン共和国にお支払しますので」<br />
「それはありがたい」<br />
「まあひとつ、これからもよろしくお願いします」
</p>
<p>
両名は、軽く乾杯をしました。
</p>
<p>
「ときに相談なんですが、閣下」<br />
「相談？」<br />
「あの条約に調印してからというもの、松宮園生が仕事をくれ、仕事をくれとうるさくて」<br />
「マツミヤ先生には世話になりました」<br />
「いい人なんですけどねえ。仕事となるとヤヤコシイ人なので、ちょっと大人しくさせたいんですけど」<br />
「何か、わたしに協力しろと？」<br />
「はい。閣下の国で、あの人をしばらく預かってくれると助かるんですけど&hellip;」<br />
「ふむ」
</p>
<p>
数秒、考えたあと、モーフィアス大統領は言いました。<br />
「いいでしょう。預かりますよ」<br />
「うわー、ありがたい」<br />
「ただし、わたしからもお願いがある」<br />
「は、何でしょう」<br />
「先日から、サクマ先生が我が国に滞在しておられてな」<br />
「佐久間象子ですか」<br />
「さよう。なかなか帰ってくれないのです。何とかしてもらえないだろうか&hellip;」
</p>
]]>
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>保健指導ナウ！　その3</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/04/3_24.html" />
   <id>tag:www.shokuiku-pro.com,2008:/production//1.425</id>
   
   <published>2008-04-24T06:57:30Z</published>
   <updated>2008-04-25T00:47:33Z</updated>
   
   <summary><![CDATA[ &nbsp; 松宮園生です。 いよいよ始まったメタボ検診（＝特定検診）。 「メタボ」 「メタボ予備軍」 と判定されたら、あなたを待ち受けるのはメタボ指導 （＝特定保健指導）です。 メタボ指導はどのよ...]]></summary>
   <author>
      <name>松宮園生</name>
      <uri>http://www.shokuiku-pro.com/</uri>
   </author>
         <category term="松宮園生" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.shokuiku-pro.com/production/">
      <![CDATA[<p>
<img src="http://www.shokuiku-pro.com/mt/mt-static/FileUpload/pics/carrots2.jpg" alt="" title="carrots" width="200" height="114" align="right" />
</p>
<p>
&nbsp;
</p>
<p>
松宮園生です。
</p>
<p>
いよいよ始まったメタボ検診（＝特定検診）。<br />
「メタボ」<br />
「メタボ予備軍」<br />
と判定されたら、あなたを待ち受けるのはメタボ指導<br />
（＝特定保健指導）です。
</p>
<p>
メタボ指導はどのように行うのかというと。
</p>
<p>
あなたとメタボ専門家とで、1回あたり20分くらいの面談を繰り返します。<br />
面談を通じて、あなたはプチ洗脳されます。<br />
プチ洗脳されて生活習慣が改善、腹回りも縮んでゆくのです。
</p>
<p>
テーブルのむこうには、あなたの腹回りを縮めたい専門家。<br />
対するは、今までどおりグータラしたいしラーメンも食べたいサラリーマンのあなた。
</p>
<p>
「専門家と向かいあっての20分洗脳バトル」<br />
が展開されるわけです。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
萌え系の管理栄養士、ナオコ。<br />
彼女は<br />
「月刊メタボマガジン」<br />
の読者モデルをしてます。<br />
「ポスト阿部マリエ」<br />
という呼び声も高く、メタボ男性のあいだで人気が上がってきています。
</p>
<p>
（阿部マリエについては&rarr;「21世紀神様の悩み　その4」<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/09/214.html">http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/09/214.html</a>）
</p>
<p>
銀座の「アルカトラス・クリニック」は、ナオコが保健指導を担当しているということでちょっと有名になりました。<br />
大勢のメタボ男性が、ナオコの保健指導を受けたくて押し寄せました。
</p>
<p>
ある朝、そのクリニックの前をたまたま通りかかった松宮。<br />
クリニックのなかから出てきた男性が、焦点の定まらない目で、幽霊のように歩いています。<br />
なんと、赤信号を渡ろうとしています。<br />
「危ないですよ」松宮は男性を引き止めました。「どうしたんですか」<br />
男性はのろのろと顔をあげました。<br />
「何でもありません。すみません」<br />
頭を下げ、ふらふらと違う方向に歩き去る男性。
</p>
<p>
クリニックのなかからまた1人、男性が出てきました。<br />
青ざめています。<br />
よく見ると、知ってる人でした。<br />
「山西さんじゃないですか」<br />
山西さんは、世界をまたにかける中年商社マンです。
</p>
<p>
山西さんは振り返りました。<br />
「その声は松宮さん」
</p>
<p>
その声は、って、あんた座頭市か。
</p>
<p>
「どうしたんですか。顔色が良くないけど」<br />
「それがですなあ&hellip;」口ごもる山西さん。「じつは&hellip;。ご多聞にもれずメタボ宣告されましてなあ。保健指導を受けに来たっつうわけですよ。お恥ずかしい。頑張って減量したんですけどねえ。検診に間に合いませんでした」
</p>
<p>
ボクサーかよ。
</p>
<p>
「それで、わざわざ銀座まで保健指導を受けに来たというわけですか、山西さん」<br />
すると、青かった山西さんの顔が、さっと紅潮しました。<br />
「こないだ初めてメタボマガジンを買いましてな。ご多聞にもれずナオコ萌えになりました。いい年してこれですよ。ははは」
</p>
<p>
「僕はナオコには会ったことがないんです。彼女の保健指導、受けたわけですね？　どんな人でした？」<br />
「実はそれがね。松宮さん、ナオコに会えると思っていたのに、違う栄養管理士さんが出てきまして」<br />
「山西さん。栄養管理士ではなくて、管理栄養士です。これ間違えると、彼女たち。ヘソ曲げますよ」<br />
「あ、うっかりしてました。そうですね、気をつけないと」
</p>
<p>
管理栄養士さんを彼女にしたい人、気をつけてください。
</p>
<p>
「で、ナオコに保健指導してもらうつもりだったのに、違う人が出てきたわけですね、山西さん」<br />
「そうなんです。誰だと思います？」<br />
「誰だったんですか」<br />
「佐久間象子ですよ」
</p>
<p>
うわ&hellip;。
</p>
<p>
「それで顔色が良くなかったんですね、山西さん」<br />
「私自身はタフなほうでして、イラクやアフガニスタンで仕事をしたこともありますから、たいていのことは平気なんです。なので、まあ、何とかやり過ごしましたけどね。でも、普通の人にはアレはきついですね」<br />
「ご気の毒です」<br />
「ナオコに会うつもりでいたのに佐久間象子が出てくる。期待が大きい分、落胆も大きいですよ」<br />
「ご愁傷様です」<br />
「会社でも自宅でも『メタボ、メタボ』と苛められ、逃げ場を求める男性にとって、この落差はちょっとデカイですなあ」
</p>
<p>
保健指導は、「逃げ場」じゃないんだけど。
</p>
<p>
（佐久間象子流、保健指導の真髄に触れたい方は&rarr;「朝ごはんラプソディー」<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/12/post_100.html">http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/12/post_100.html</a>）
</p>
<p>
そこへ、背後から声がかかりました。<br />
「あのう」<br />
振り向くと、さっき赤信号をわたりそうになった男性でした。<br />
ショックから立ち直ったようです。<br />
男性は言いました。「これって詐欺ですよね。ナオコで人を釣っておいて、佐久間象子を出すなんて」
</p>
<p>
「まったくそうだ。けしからん」と、山西さんが言いました。<br />
「どうやらナオコと佐久間象子は、半々くらいで保健指導を担当してるようなんです。日によって違っているらしいんで、ナオコのスケジュールをクリニックに問い合わせてみたんですけど、教えてもらえませんでした」<br />
「教えてくれんとは、けしからん話ですなあ」
</p>
<p>
男性は携帯電話を取り出し、メールを打ち始めました。<br />
「仲間に知らせておかないと」男性は言いました。「朝いちばんに保健指導を受けた人が、みんなにナオコだったか佐久間象子だったかを知らせることになってるんです」<br />
「そういうグループがあるんですか」と、山西さん。「私も仲間に入れてください」<br />
「じゃあこれを」
</p>
<p>
男性が山西さんに手渡したのは、入会申込書でした。<br />
「佐久間象子を避け、ナオコに巡り合うために、みんなで情報交換をする会です。あなたも入りますか」<br />
僕は首を振りました。「いえ、僕はけっこうです」
</p>
<p>
いそいそと申込書を書き始めた山西さん。<br />
その姿をみながら、<br />
「この人たち、たぶん一生、メタボだろうな&hellip;」<br />
不敬なことを考える松宮なのでありました。
</p>
<p>
どうなることやら&hellip;。
</p>
]]>
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>日米韓　食育同盟　その3</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/04/3_23.html" />
   <id>tag:www.shokuiku-pro.com,2008:/production//1.424</id>
   
   <published>2008-04-21T01:02:54Z</published>
   <updated>2008-04-22T02:15:59Z</updated>
   
   <summary><![CDATA[ &nbsp; 松宮園生です。 韓国にはずいぶん長いこと行ってないので、 知ったようなことは言えないんだけど、 いろいろ調べていたら、 「韓国の食育の世界と、日本の食育の世界って、 よく似てるなあ」 ...]]></summary>
   <author>
      <name>松宮園生</name>
      <uri>http://www.shokuiku-pro.com/</uri>
   </author>
         <category term="松宮園生" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.shokuiku-pro.com/production/">
      <![CDATA[<p>
<img src="http://www.shokuiku-pro.com/mt/mt-static/FileUpload/pics/longshot.jpg" alt="" title="longshot" width="250" height="135" align="right" />
</p>
<p>
&nbsp;
</p>
<p>
松宮園生です。
</p>
<p>
韓国にはずいぶん長いこと行ってないので、<br />
知ったようなことは言えないんだけど、<br />
いろいろ調べていたら、<br />
「韓国の食育の世界と、日本の食育の世界って、<br />
よく似てるなあ」<br />
と思うようになりました。
</p>
<p>
■たとえば、法律とか政治。
</p>
<p>
＜韓国＞<br />
「国民健康増進法」という法律があります。<br />
「韓スタイル（HAN-style）育成総合計画」という計画にもとづいて、伝統韓国料理の海外PRが進められています。
</p>
<p>
＜日本＞<br />
「健康増進法」という法律があります。<br />
日本食を海外にPRするために、「日本食レストラン海外普及推進機構」つーのができています。<br />
（これ、当初は農林水産省が「寿司ポリス」制度を作ろうとしたものが、民間委託に変わったものです）
</p>
<p>
■たとえば、食の安心安全。
</p>
<p>
＜韓国＞<br />
「セウカン」という、日本の「かっぱえびせん」にそっくりなお菓子があるようで、カラオケボックスの定番になっているのですが、ちょっと前にネズミの体の一部がでてきたとかで大騒ぎになっています。<br />
例によって中国で製造しているらしく、国際問題になりました。<br />
続いて、マグロの缶詰で有名な会社の製品にカッターナイフの刃が混入していたという事件が発生。<br />
その後も、いろいろ小競り合いになっています。
</p>
<p>
＜日本＞<br />
わざわざ僕が書くまでもありませんね。<br />
皆さんよくご存知です。
</p>
<p>
■たとえば、食料自給率。
</p>
<p>
＜韓国＞<br />
自給率は50パーセントを切っています。<br />
なのに、米は余っています。
</p>
<p>
＜日本＞<br />
自給率は40パーセントを切りました。<br />
米、余っています。
</p>
<p>
■たとえば、国内農業のようす。
</p>
<p>
＜韓国＞<br />
もともとは伝統的な農耕国家でした。<br />
1970年代以降の高度成長で、昔ながらの農村はどんどん姿を消し、農業は国内総生産の4パーセント程度になってしまいました。<br />
現在の農業人口は300万人で、減少傾向にあり、高齢化が進んでいます。<br />
ほんの少数ですが、新規に農業を始めて成功している人も、存在してます。
</p>
<p>
＜日本＞<br />
日本ももともとは伝統的な農耕国家でした。<br />
高度成長で農村は姿を消し、農業は国民総生産の1パーセント。<br />
現在の農業人口は300万人で、減少傾向にあり、高齢化が進んでいます。<br />
ほんの少数ですが、新規に農業を始めて成功している人も、存在してます。
</p>
<p>
■たとえば、昭和型の食育オバチャン。
</p>
<p>
＜韓国の食育オバチャンの特徴＞<br />
「薬食同源」という言葉が大好き。<br />
「朝食を食え」は決まり文句。<br />
西洋の栄養学のことはよく分からないから嫌い。<br />
食の西洋化に眉をしかめる。<br />
食育は儒教であり、その根本は「父母に対する孝行」すなわち「父母が長寿するように仕える」ことにある（ちなみに、年長者への孝行を重視する韓国では、「老人栄養学」なるものが発達したようです）。<br />
韓国伝統食の素晴らしさを復活させたいと思う。<br />
食に対する心得（作法）を若者にしつけたいと思う。
</p>
<p>
＜日本の食育オバチャンの特徴＞<br />
「身土不二」という言葉が好き。<br />
「早寝早起き朝ごはん」は決まり文句。<br />
西洋の栄養学のことはよく分からないから嫌い。<br />
食の西洋化に眉をしかめる。<br />
食育は「家族だんらん」であり、その根本は「母親は家庭に入って食事を作る」すなわち「外で働かない」ことにある。<br />
ごはん、味噌汁、一汁三菜の素晴らしさを復活させたいと思う。<br />
食に対する心得（作法）を若者にしつけたいと思う。
</p>
<p>
（昭和型の食育オバチャンの生態については&rarr;　「不機嫌な食育」<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/07/post_49.html">http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/07/post_49.html</a>）
</p>
<p>
■しかし、韓国には日本にない、こういうものがあるぞ。
</p>
<p>
「農業MBAスクール」とでもいえそな、プレステージな農業スクールが韓国にはできています。<br />
「ヨシュ農業経営専門学校」というところです。<br />
名門大学の卒業生が、次々と入学しているようです。
</p>
<p>
日本には、名門大学を卒業した人が、農業スクールに進学するようなことは、まずありませんね。
</p>
<p>
ヨシュ農業経営専門学校の卒業生は、日本円で数千万円の年収を、農業から得るそうですぜ、だんな。
</p>
<p>
&nbsp;
</p>
<p>
&nbsp;
</p>
<p>
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</p>
]]>
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>食育おねいさん</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/04/post_136.html" />
   <id>tag:www.shokuiku-pro.com,2008:/production//1.423</id>
   
   <published>2008-04-18T04:49:01Z</published>
   <updated>2008-04-21T02:03:06Z</updated>
   
   <summary><![CDATA[ &nbsp; 松宮園生です。 「食育おねいさん」 というサービスが、無料お試し期間中だったので 試してみました。 萌え系の食育おねいさんが、メールで食事指導を してくれるんだそうです。 まずはパソコ...]]></summary>
   <author>
      <name>松宮園生</name>
      <uri>http://www.shokuiku-pro.com/</uri>
   </author>
         <category term="松宮園生" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.shokuiku-pro.com/production/">
      <![CDATA[<p>
<img src="http://www.shokuiku-pro.com/mt/mt-static/FileUpload/pics/oneisan.jpg" alt="" title="oneisan" width="200" height="250" align="right" />
</p>
<p>
&nbsp;
</p>
<p>
松宮園生です。
</p>
<p>
「食育おねいさん」<br />
というサービスが、無料お試し期間中だったので<br />
試してみました。<br />
萌え系の食育おねいさんが、メールで食事指導を<br />
してくれるんだそうです。
</p>
<p>
まずはパソコンを立ち上げ、ホームページから。<br />
ホームページにログインすると&hellip;。
</p>
<p>
「今日の日付を入力してください」<br />
入力しました。
</p>
<p>
「入力するのは朝食ですか、昼食ですか、おやつですか、デナーですか」<br />
デナーだけ英語かよ。<br />
つーか、それを言うならディナーだろ？
</p>
<p>
ツッコンでもしかたがないので、そのまま続行です。<br />
「昼食」<br />
を選択しました。
</p>
<p>
「次のなかから、食べたものにもっとも近いものを選んでください」
</p>
<p>
絵（アイコン）がいろいろ出てきました。<br />
焼きそばを選んでクリックしました。
</p>
<p>
すると&hellip;。
</p>
<p>
食育おねいさんから携帯メールが送られてきました。<br />
「こんにちは、松宮さん。食育おねいさんのナオコです。焼きそばはあんまりお勧めしないのよねー。ちゃんと野菜入れたのお？」
</p>
<p>
返事を送りました。<br />
「おねえさん、こんにちは。お店で食べたんで自分では入れてないけど、ニンジンとかいっぱい入ってたよ」
</p>
<p>
メールが来ました。<br />
「おねえさんじゃなくて、おねいさん。気をつけてね。間違えたら、足蹴にしちゃうぞー」
</p>
<p>
「ごめんなさい。おねいさん、怖ぇ」<br />
「おねいさんは怖いのよ。そう、ニンジンとかいっぱい入っていたんなら、まだいいかな。ニンジンにはベータカロチンが豊富なのよ。お昼は焼きそばだけ？」<br />
「コーヒーも飲んだよ」<br />
「コーヒーよりも、どうせ買うんだったら果実入りヨーグルトとかを買ってね」<br />
「うん、分かりました、おねえさん」<br />
「おねえさんじゃなくて、おねいさんだって言ったでしょ」<br />
「あ、そうだった。ゴメンナサイ」<br />
「あなたの今日のお昼ごはんの健康度は50点です。もっと頑張ってくださいね。夜、またメールしましょう」<br />
「はい」
</p>
<p>
しばらくすると、また携帯にメールが来ました。<br />
「食育おねいさん事務局長の佐久間象子といいます。ナオコから聞きましたが、お昼は焼きそばだったそうですね。焼きそばの食料自給率がたいへん低いのは知っていますか。焼きそばは、材料の94パーセントが輸入なのです。自給率6パーセントしかありません。つまり、あなたの愛国心は6パーセントです。気をつけないと、踏みにじりますよ」
</p>
<p>
踏みにじる？<br />
象子だけに？
</p>
<p>
怖いので、読まなかったことにして返信はしませんでした。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
数時間後。
</p>
<p>
デナーには、<br />
* ロールキャベツ<br />
* 冷奴<br />
* 玄米ご飯<br />
を食べました。<br />
和洋混在、謎の食卓です。
</p>
<p>
これをホームページで入力すると&hellip;。
</p>
<p>
食育おねいさんから携帯メール。<br />
「食育おねいさんのナオコです。夕食、だいぶヘルシーっぽくなったね。素敵」
</p>
<p>
返信しました。<br />
「おねいさん、今晩は。えっ、そんなに素敵ですか。やったー。ほっとしました」
</p>
<p>
「キャベツは消化を助ける食べものなの。冷奴は大豆、大豆にはイソフラボンが入ってて体にいいのよ。ご飯も玄米で食べるなんて素敵ね」<br />
「照れちゃうなあ」<br />
「冷奴には醤油をかけたの？」<br />
「かけました」<br />
「塩分には気をつけてね」<br />
「はい、そうします」<br />
「あなたの今日のデナーは、健康度85点です。これからもヘルシーなものを食べて、健康を保ちましょうね。じゃあ明日の朝、またメールしましょう」<br />
「はい。おやすみなさい」<br />
「おやすみなさい」
</p>
<p>
しばらくして、佐久間象子からメールが来ました。<br />
「佐久間象子です。健康度が85点になったからって、いい気になってはなりません。ロールキャベツの自給率は22パーセント。冷奴は32パーセント。玄米ごはんだけは100パーセント国産ですけどね。あなたの健康度は85点かもしれないけど、愛国心は51パーセントです。昼食よりはマシですが、もっと精進しないといけません」
</p>
<p>
怖いので、読まなかったことにして返信はしませんでした。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
翌朝。
</p>
<p>
* パン<br />
* ポテトサラダ<br />
* ブラッドオレンジのジュース<br />
* ハムエッグ<br />
こんな朝食でした。<br />
いつもはもっとベタな朝食なのですが、おねいさんに褒（ほ）めてもらうために、見栄を張ったのです。
</p>
<p>
これをホームページで入力すると&hellip;。
</p>
<p>
食育おねいさんから携帯メール。<br />
「おはよう。ナオコです。お目覚め？」<br />
<br />
「おはよー、おねいさん。どうですか、この朝食」<br />
「すっごくいいよー。タンパク質もしっかり取れてるし、ブラッドオレンジはビタミンCが豊富だし、サラダもついててヘルシー！　パンにはなにか塗ったの？」<br />
「ブルーベリーのジャムにしたんだけど。オーガニックであまり甘くないのを使いました」<br />
「ますますいいわね。松宮さんの今朝の健康度は100点です。これで午前中はさわやかに仕事ができるよ。お昼食べたら、またメールしましょうね。100点のご褒美に、ナオコの写メ、送りますね」<br />
「やったー。では行ってきます」<br />
「行ってらっしゃい」<br />
<br />
すかざず、写メが送られてきました。<br />
キャメロン・ディアス似の、キレイなおねいさんでした。<br />
ドキドキものです。<br />
<br />
◆◆◆<br />
<br />
しかし、山手線に揺られていると、例によって佐久間象子からメールが来ました。<br />
「佐久間象子です。松宮さん、あなたにはあきれました。パンの自給率は5パーセント。ポテトサラダは17パーセント。ブラッドオレンジジュースの自給率はほとんどゼロ。ハムエッグの自給率は7パーセント。ブルーベリージャムの自給率もほとんどゼロなのですよ。健康度はたしかに100パーセントですが、愛国心はたったの6パーセントです。自分だけ健康になって、国を愛さないあなたは、非国民であり、売国奴だと言わざるを得ません。罰を与えます。覚悟おし！」<br />
<br />
読み終わったとたん、佐久間象子の写メが送られてきました。
</p>
<p>
&nbsp;
</p>
<p>
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</p>
]]>
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>ターザン栄養学　その8</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/04/8_1.html" />
   <id>tag:www.shokuiku-pro.com,2008:/production//1.422</id>
   
   <published>2008-04-15T16:46:55Z</published>
   <updated>2008-04-16T01:01:46Z</updated>
   
   <summary><![CDATA[ &nbsp; 松宮園生です。 今回はサプリメントの歴史をちょっと。 日本人はいつごろからサプリメントを飲みはじめたかというと、 よく分かりません。 たぶん、ここ20年くらいのことじゃないかと思います...]]></summary>
   <author>
      <name>松宮園生</name>
      <uri>http://www.shokuiku-pro.com/</uri>
   </author>
         <category term="松宮園生" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.shokuiku-pro.com/production/">
      <![CDATA[<p>
<img src="http://www.shokuiku-pro.com/mt/mt-static/FileUpload/pics/nutrition-leaf.jpg" alt="" title="nutritionleaf" width="164" height="179" align="right" />
</p>
<p>
&nbsp;
</p>
<p>
松宮園生です。
</p>
<p>
今回はサプリメントの歴史をちょっと。
</p>
<p>
日本人はいつごろからサプリメントを飲みはじめたかというと、<br />
よく分かりません。<br />
たぶん、ここ20年くらいのことじゃないかと思います。<br />
（そもそも日本人は、サプリメントを飲みたがらない国民ですが）
</p>
<p>
今のサプリメントは、楕円形の錠剤（タブレットといいます）の形をしているか、<br />
またはカプセルに入っているものが主流です。<br />
昔のサプリメントはそうじゃありませんでした。
</p>
<p>
昔は、お上（当時は厚生省）からこんなふうに指導されていたのです。<br />
&darr;<br />
1) 錠剤やカプセルは本来「薬」の飲み方である。<br />
2) 薬ではないサプリメントが錠剤やカプセルになるのはあまり感心できない。<br />
3) サプリメントを作るときには、「薬」と誤解されないように、「薬」とは違う形にしなさい。
</p>
<p>
そのため、昔のサプリメントは、たとえば<br />
* おむすびの形（丸っこい3角形）<br />
* 金平糖のような形<br />
をしていました。
</p>
<p>
それが途中から、今あるような楕円形のタブレットや、カプセルが許されるようになりました。
</p>
<p>
どうして許されるようになったのか、僕の勉強不足で詳しい理由は分かりません。<br />
想像ですが、アメリカから圧力がかかったんじゃないかと思います。<br />
アメリカのサプリメントはもとから楕円形のタブレットだったりカプセルだったりしてます。<br />
これを日本に輸出しようとした。<br />
そしたら、おむすび形にしろだの金平糖形にしろだの、ヤカマシイことを言われたので、うざくなって日本政府に圧力をかけた。
</p>
<p>
アメリカにはサプリメント業界を代弁するロビー団体があります。<br />
NNFAというところなのですが。<br />
この団体がアメリカ政府に圧力をかけ、アメリカ政府が日本政府に圧力をかけた。<br />
そんなとこなんじゃないかと想像しています。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
アメリカではいつごろサプリメントが普及したかというと、例の<br />
「マクガバン・レポート」<br />
が普及のきっかけになっているようです。<br />
1970年代のことです。
</p>
<p>
（マクガバン・レポートについては&rarr;　「ターザン栄養学　その4」<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/06/4_8.html">http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/06/4_8.html</a>）
</p>
<p>
僕の師匠のひとり、チイタッタ先生はサプリメントを使った疾病予防を専門にしています。<br />
彼の話によると、彼がまだ駆け出しの医者だったころ、サプリメントを使った疾病予防は医者仲間ではまだ異端児だったそうです。<br />
今でこそ、そういう医者は全米に何万人といますが&hellip;。
</p>
<p>
1980年代の終わりくらいになると、サプリメントは普通に飲まれていました。<br />
コストコのような店にいくと、<br />
「小型のバケツみたいな大きさの容器に入ったビタミンCやカルシウム」<br />
が、いくつも並んでいましたし。
</p>
<p>
容器がデカいのもそうなのですが、アメリカのサプリメントは、タブレットにせよカプセルにせよ、粒がとてもデカい。<br />
「こんなん、飲めるかい！」<br />
と悪態をつきたくなるような大きさです。
</p>
<p>
さて、1990年代に入り、粒のデカさにも関わらず、サプリメントは完全にアメリカ人の生活の一部になりました。<br />
サプリメント専門店が次々と生まれます。<br />
なかでもGNC（ジェネラル・ニュートリション・センター）は、全米規模の巨大企業に成長します。
</p>
<p>
そして1994年だったと思いますが、<br />
「DSHEA（Doetary Supplement and Health Education Act ＝ サプリメントと健康教育に関する法律）」<br />
という名前の法律ができました。<br />
これは、サプリメント専用の法律です。<br />
（日本には、サプリメント専用の法律はありません）
</p>
<p>
この法律のおかげで、サプリメントは食品でありながら、ラベルに健康効果を書くことが許されるようになりました。<br />
（日本のトクホに似ています）
</p>
<p>
この法律により、アメリカのサプリメント業界は爆発的な発展を遂げました。<br />
チイタッタ先生の収入も、増えていったのです（笑）。
</p>
]]>
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>食の世界のスーパーパワー　その7</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/04/7_3.html" />
   <id>tag:www.shokuiku-pro.com,2008:/production//1.421</id>
   
   <published>2008-04-14T03:29:33Z</published>
   <updated>2008-04-15T00:39:03Z</updated>
   
   <summary><![CDATA[ &nbsp; 松宮園生です。 これで7話目になりますが、この 「食の世界のスーパーパワー」 シリーズは 「世界の食を牛耳る巨大企業」 を怪しく紹介するのが目的です。 ◆◆◆ いまから20年前くらいの...]]></summary>
   <author>
      <name>松宮園生</name>
      <uri>http://www.shokuiku-pro.com/</uri>
   </author>
         <category term="松宮園生" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.shokuiku-pro.com/production/">
      <![CDATA[<p>
<img style="width: 251px; height: 182px" src="http://www.shokuiku-pro.com/mt/mt-static/FileUpload/pics/246567422_tractor.jpg" alt="" title="tractor" width="251" height="182" align="right" />
</p>
<p>
&nbsp;
</p>
<p>
松宮園生です。
</p>
<p>
これで7話目になりますが、この<br />
「食の世界のスーパーパワー」<br />
シリーズは<br />
「世界の食を牛耳る巨大企業」<br />
を怪しく紹介するのが目的です。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
いまから20年前くらいのB級SF映画で、<br />
「太陽に異変がおきて地球が干上がりはじめる。異変を止めるため、宇宙船が太陽に向かう。一方、干上がりが進む地球では、農地が減り、限られた食料（穀物）生産を牛耳る一部の大企業が、世界支配を始める」<br />
といった内容のものを観た記憶があります。<br />
当時はバブルが始まったころで、お金があったのでしょう、日本の企業（商社など）が映画製作を主導していたように思います。<br />
この映画、題名がぜんぜん思い出せません。<br />
誰かご存知ですか？
</p>
<p>
この映画に出てきた<br />
「限られた食料（穀物）生産を牛耳る一部の大企業が、世界支配を始める」<br />
というシーン。<br />
しょせんSF映画じゃん、と思っていたら大間違いです。<br />
もう、そういう状態は始まっています。
</p>
<p>
＜農薬市場＞<br />
世界の農業のほとんどは、農薬を使っています。<br />
農薬の市場は年間3兆円になりますが、このうち大部分が<br />
* シンジェンタ<br />
* バイヤー<br />
* モンサント<br />
* BASF<br />
* ダウ<br />
* デュポン<br />
の6社で占められています。
</p>
<p>
（このうちモンサントについては&rarr;　「食の世界のスーパーパワー　その2」<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/04/2_5.html">http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/04/2_5.html</a>）
</p>
<p>
＜穀物市場＞<br />
世界の穀物市場の9割は、<br />
* カーギル<br />
* アーチャー・ダニエルズ<br />
* バンジ<br />
が支配しています。
</p>
<p>
（このうちカーギルについては&rarr;　「食の世界のスーパーパワー　その1」<br />
<a href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/04/1_5.html">http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/04/1_5.html</a>）
</p>
<p>
＜種子市場＞<br />
世界のほとんどの農家は、毎年、種を購入しています。<br />
「なんで種を買うの？　今年栽培したものから、種を取ればいいじゃん」<br />
と思いますよね？<br />
残念ながらそうではありません。<br />
購入した種（F1種といいます）の子ども（F2種）は、親（F1種）に比べて品質や生産性が劣る場合が多いのです。<br />
ですので、農家は毎年、種（F1種）をわざわざ購入しています。<br />
どこから購入しているかというと、<br />
* デュポン（さっき出た会社です）<br />
* モンサント（これもさっき出た会社です）<br />
の2社です。<br />
この2社が、世界の種子市場のほとんどを占めています。
</p>
<p>
（日本の農家は、タキイ種苗やサカタのタネなどの種苗会社から購入しています）
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
これら世界的大企業は、企業ですから、売上や利益を増やすための戦略を日々、進めています。<br />
どうやって売上や利益を増やそうとしているのかというと、<br />
* 農業生産に便利な遺伝子組換え作物（の種）を開発し、農家がその種に頼るように仕向ける<br />
* 農業生産に便利な農薬を開発し、農家がその農薬に頼るように仕向ける<br />
* 農家が生産した農作物を独占的に買い取り、世界に販売する<br />
という戦略です。<br />
要するに、<br />
「農業に必要なプロセスのすべてをコントロール」<br />
しようとしているわけです。
</p>
<p>
「農業生産が便利になる」<br />
という要素があるので、農家もこうした会社とつきあいたいと思うようになります。
</p>
<p>
（こうした大企業も「自分で農業をしたい」とは思っていないようです。<br />
おそらく、天候などによって生産量が影響を受けるリスクを、負いたくないのでしょう。<br />
天候などのリスクは、農家に押しつけるというわけです）
</p>
<p>
このような戦略は、じつは企業としてはアタリマエのことです。<br />
トヨタだって、マイクロソフトだって、グーグルだって、ボーイングだって、ファイザー製薬だって、<br />
「売上や利益を増やすために、世界市場をコントロールしたい」<br />
と思っています。<br />
彼らがそう思っていることを分かっていながら、われわれはトヨタの車を買い、ウィンドウズの入ったパソコンを使い、グーグルを活用し、ボーイング製の飛行機に乗り、ファイザー製薬の薬を飲みます。
</p>
<p>
ただ、農業の場合は、食料＝人の命にダイレクトに関わることなので、そういう分野で大企業が独占行動をするのって、心理的になんかヤですよね。<br />
「農作物がコントロールされるのって、なんかヤだなあ」<br />
と強く思っている人は世界に大勢います。
</p>
<p>
「なんかヤだなあ」<br />
と思っている人たちがどんな活動をしているか、については、別の機会に書きます。
</p>
<p>
&nbsp;
</p>
<p>
----------------------<br />
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</p>
]]>
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>しとちゃん　PART-4</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/04/part4.html" />
   <id>tag:www.shokuiku-pro.com,2008:/production//1.420</id>
   
   <published>2008-04-10T23:27:07Z</published>
   <updated>2008-04-11T03:35:28Z</updated>
   
   <summary><![CDATA[ &nbsp; 松宮園生です。 （前回までのあらすじ） 紛糾する食育推進会議。 冷たい市長。 食育に燃える市役所職員しとちゃんは、この逆境に 打ち勝つことができるのか？ 心配そうに見守る女性職員のメー...]]></summary>
   <author>
      <name>松宮園生</name>
      <uri>http://www.shokuiku-pro.com/</uri>
   </author>
         <category term="松宮園生" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.shokuiku-pro.com/production/">
      <![CDATA[<p>
<img src="http://www.shokuiku-pro.com/mt/mt-static/FileUpload/pics/escarole2.jpg" alt="" title="escarole" width="200" height="132" align="right" />
</p>
<p>
&nbsp;
</p>
<p>
松宮園生です。
</p>
<p>
（<a href="/production/2008/04/part3.html"><u>前回</u></a>までのあらすじ）<br />
紛糾する食育推進会議。<br />
冷たい市長。<br />
食育に燃える市役所職員しとちゃんは、この逆境に<br />
打ち勝つことができるのか？<br />
心配そうに見守る女性職員のメールを通じて、しとちゃんの奮闘を描きます。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
市長に怒鳴られて意気消沈。<br />
すごすごと帰ってきて、うなだれるしとちゃん。<br />
わたしはしとちゃんの涙をハンカチで拭いました。<br />
「市長は気分屋で有名なんだから、いちいち真に受けてちゃ、だめよ」<br />
「うん&hellip;」<br />
しとちゃんはうなずくと、なにかぶつぶつ唱えはじめます。<br />
食育基本法の条文を、唱えているのでした。
</p>
<p>
読経かい。
</p>
<p>
「よっし！」唱え終わると、しとちゃんは大声をあげました。「負けずに頑張るぞー」<br />
となりの課の吉井さん（通称、よっしぃさん）が、勘違いして振り返りました。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
気をとりなおしたしとちゃんは、食育推進計画の原案作りにとりかかります。
</p>
<p>
先日の食育推進会議は確かに混乱しました。<br />
何もかもリセットしたいくらいです。<br />
とはいえ、選んでしまったあの39人の主張を無視するわけにはいきません。<br />
しとちゃんはまず、39人の主張を書き並べてみることにしました。
</p>
<p>
* 食育指導士の主張&rarr;「食育の大切さを伝えるのが食育です」<br />
* 食育インストラクターの主張&rarr;「そうだそうだ」<br />
* 健康・食育マスターの主張&rarr;「予防医学の基礎は食から」<br />
* 野菜ソムリエの主張&rarr;「野菜を食べましょう」<br />
* 雑穀マイスターの主張&rarr;「野菜より雑穀を食べましょう」<br />
* ソバリエの主張&rarr;「うまい蕎麦はこうやって作るのだ」<br />
* 茶ムリエの主張&rarr;「日本人はお茶を飲め」<br />
* お米マイスターの主張&rarr;「コシヒカリばっかりありがたがるな」<br />
* フードコーディネーターの主張&rarr;「楽しくオシャレに食を演出」<br />
* フードアナリストの主張&rarr;「食の勉強が足りませんよ、あなたたち」<br />
* オーガニック・コンシェルジュの主張&rarr;「有機ってオシャレでしょ」<br />
* 管理栄養士、佐久間象子の主張&rarr;「わたしの言うことを聞け」<br />
* 栄養教諭の主張&rarr;「小学校はもっとあたしたちを採用しなさいよ」<br />
* 保育士の主張&rarr;「自分も食育の勉強をしなくちゃダメかしら」<br />
* 医師の主張&rarr;「食もいいけど薬もね」<br />
* 保健師の主張&rarr;「保健指導でこっちは手一杯。食育はお任せします」<br />
* 教育委員会の委員の主張&rarr;「文部省が食育、食育ってうるさくてね」<br />
* 食品メーカーの部長の主張&rarr;「食育やったら、ウチの商品、売れるの？」<br />
* JAの課長の主張&rarr;「なんたって自給率でしょ」<br />
* 漁業組合の役員の主張&rarr;「サバの話はどうなったんだ」<br />
* 大手スーパーマーケットの社員の主張&rarr;「忙しくて忙しくて、それどころじゃないです」<br />
* 自然食品店の店長の主張&rarr;「この深層水は、ガンにも効くって評判なんですよ」<br />
* 料理人の主張&rarr;「なにが食育だ。そんなことで騒いで料理人がやれっかよ」<br />
* 料理研究家の主張&rarr;「五感を磨く教室を開きたいんです」<br />
* グルメ評論家の主張&rarr;「それ、いいね」<br />
* 米農家の主張&rarr;「農水省は何を考えているんだ。日本の政治はおかしい」<br />
* 野菜農家の主張&rarr;「農業は土づくりです」<br />
* 農業コンサルタントの主張&rarr;「契約栽培するなら契約守れよ」<br />
* 市民農園をやってる人の主張&rarr;「草むしり、誰かやってくんない？」<br />
* 飲食店チェーンの役員の主張&rarr;「ヒットする食育メニューをください」<br />
* 婦人団体のリーダーの主張&rarr;「家庭の味を守るのが女性のつとめよ」<br />
* 地産地消団体の役員の主張&rarr;「地元のキャベツが世界一うまいんだよ」<br />
* 商店街の組合世話人の主張&rarr;「こんな会議やって町おこしになるんですかい？」<br />
* 八百屋の主張&rarr;「ウチは八百屋だ。文句あるか」<br />
* 魚屋の主張&rarr;「DHAとDHCって、どう違うんだっけ？」<br />
* 肉屋の主張&rarr;「食育も大事だけどさ、肉も食わねぇと枯れちまうぜ」<br />
* フード・ジャーナリストの主張&rarr;「食育って言葉、じつは気に入らないんだよね」<br />
* 郷土食研究家の主張&rarr;「こないだ本を出したので読んでください」<br />
* 児童心理学者の主張&rarr;「なんだか自分、場違いな気がするんですけど&hellip;」
</p>
<p>
書き並べて呆然とするしとちゃん。
</p>
<p>
「これ、どうやってまとめるの？」<br />
心配になったわたしが背後から声をかけると、しとちゃんは首を横にゆっくりと振りました。
</p>
<p>
「これだけじゃないんです」彼は虚ろな目で言いました。「県の食育推進計画に書いてあることと、食い違いがないようにしないといけないし&hellip;」
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
しとちゃんは市役所で徹夜したようでした。<br />
というのは、早朝わたしが出勤したとき、しとちゃんは会議用のテーブルに書類を広げ、その上にうつ伏せになって眠っていたからです。<br />
「うーん、うーん」<br />
と寝言を言っています。<br />
よだれの跡がありました。
</p>
<p>
夕べわたしが差し入れた手作りのお弁当は、きれいに食べてくれたようです。<br />
わたしはしとちゃんを起こさないように、空の弁当箱をそっと片付けました。
</p>
<p>
（以下次号）<br />
<br />
<br />
<br />
----------------------<br />
（しとちゃんの幸せを祈りながら、僕のセミナーの宣伝です）<br />
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</p>
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   <title>真夜中の食育</title>
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   <published>2008-04-07T01:41:57Z</published>
   <updated>2008-04-10T01:25:57Z</updated>
   
   <summary><![CDATA[ &nbsp; ♪ 眠らない21世紀人の皆さん、今晩は。 日本食育大学准教授、松宮園生がお送りする 「真夜中の食育」 の時間がやってまいりました。 今夜もキレずにおつきあいください。 ではさっそくいた...]]></summary>
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      <name>松宮園生</name>
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</p>
<p>
&nbsp;
</p>
<p>
♪<br />
眠らない21世紀人の皆さん、今晩は。<br />
日本食育大学准教授、松宮園生がお送りする<br />
「真夜中の食育」<br />
の時間がやってまいりました。<br />
今夜もキレずにおつきあいください。
</p>
<p>
ではさっそくいただいたメールをを読ませていただきます。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
「新潟県新発田市のミキといいます。松宮先生、今晩は。<br />
いつも楽しく聞いております」
</p>
<p>
ありがとうございます。
</p>
<p>
「レシピコンテストで優勝したいんですけど、どうしたらいいでしょうか？」
</p>
<p>
レシピコンテストですか&hellip;。<br />
じつは僕、料理はさっぱりできないんすよね。
</p>
<p>
コンテストで優勝したレシピを見ても「どうしてこれが優勝したのか」よく分かんないです。
</p>
<p>
高校野球の場合、トーナメントで全勝したら優勝ですよね。<br />
分かりやすい。<br />
漫画家の新人賞コンテストの場合も、入選作はやっぱり誰からみても優れた作品であることが多い。<br />
分かりやすい。
</p>
<p>
でもレシピコンテストの場合、僕にはそのへんがゼンゼン分かりません。<br />
分からないので、どこをどう頑張ったら優勝する確率が上がるのか、見当もつきません。
</p>
<p>
ということで、ミキさんゴメンネ、今度エライ人に聞いてみますね。
</p>
<p>
ところで、ミキさんはなぜそんなにレシピコンテストで優勝したいんでしょうか？<br />
優勝したら、いいことあるんだっけ？
</p>
<p>
では次のメール。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
「松宮教授、今晩は」
</p>
<p>
教授じゃなくて准教授だけど今晩は。
</p>
<p>
「芦田といいます。フードコーディネーターとフードスタイリストはどう違うんですか。どっちかの講座を受けて資格を取りたいんですけど、どっちにしたらいいのか分かんなくて」
</p>
<p>
うーん。<br />
このテの質問はよく聞かれる質問なんですよね。
</p>
<p>
フードコーディネーターというのはそういう講座があるけど、フードスタイリストってそんな講座、あったっけな？<br />
あとね、フードアナリストという講座もあるんだよ。
</p>
<p>
フードアドバイザーとか、フードスペシャリストとかいうのもあったような気がするなあ。<br />
フード大臣とかフードジャイアントとかいうのはなかったと思います。
</p>
<p>
で、どれを選ぶかという話ですが、それは芦田さんがこれからどうしたいのかによりますね。<br />
資格をとって、何をしたいんですか？
</p>
<p>
何をしたらいいかが分からない人は、お金を払って僕の講座を受けてください。<br />
ここ、テロップ出てると思うので、ここに申込んでください。
</p>
<p>
&hellip;あ、これラジオでしたね。<br />
テロップ出ません。<br />
スミマセン。
</p>
<p>
はい次のメール。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
「ザイオン共和国の佐久間です。管理栄養士ですが、格闘系です。松宮先生のお考えをお聞きしたくてメールしました。松宮先生は三角食べについてどう思っていますか。返答によっては少々痛い目に遭ってもらうことになりますが」
</p>
<p>
&hellip;。<br />
これって、あの佐久間さん？
</p>
<p>
（小声で）ディレクターさん、佐久間象子からのメールはそっちで処理してくんなきゃ困るよ。あれほど言ったのに。
</p>
<p>
ああ、えっとですね、佐久間さんね。
</p>
<p>
さ、三角食べですか。<br />
いやあの、空手マンガに出てくる「三角蹴り」と言葉が似てるなあと思ってます。
</p>
<p>
必殺、三角食べ。
</p>
<p>
秘技、口中調味。
</p>
<p>
&hellip;こんな答だと、痛い目に遭っちゃいますねえ。<br />
あはははは。
</p>
<p>
はい、つ、次のメール。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
「松宮さん聞いてくださいよおー。あたし料理得意なんでわりとモテるほうだと思うんですけどお、つきあった人と長続きしないんですう。どうしたらいいでしょうかあ。あたしの作った肉じゃがの写真、送りますう。アドバイスくださいー」
</p>
<p>
モテる理由は料理なんですかぁ？<br />
たしかに料理が上手だとポイントあがるとは思うけどねぇ。
</p>
<p>
送ってくる写真が肉じゃがとは、鋭いとこ突いてますねぇ。<br />
サラリーマン・キラーですかぁ？<br />
その調子でいけばいいんじゃないですかぁ。
</p>
<p>
ていうか長続きしないって、どれくらいが長続きなのかなぁ。<br />
3か月もったら長続きって思う人もいるしぃ、3年続いたら長続きって思う人もいるしぃ。<br />
どうなんですかぁ。
</p>
<p>
それに、どうして長続きしないと問題なんですかぁ。<br />
教えてくださいぃ。
</p>
<p>
はい次のメールぅ。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
「さっきメールを送った芦田です。2通目ですみません」
</p>
<p>
いえ、謝る必要はありません。
</p>
<p>
「さっきの松宮先生のアドバイス、すごく考えさせられました。それであたし、何をしたいかを考えたんです。考えた結果、分かりました。あたしがなりたいのは、フードコーディネーターでもフードスタイリストでもありませんでした。あたしが本当になりたいのは、フードセレブになりたいんです」
</p>
<p>
は？<br />
フードセレブ？<br />
何それ？
</p>
<p>
「フードセレブになって、本を書いたり、講演会をしたり、フードセレブ教室をしたり、雑誌にコラムを連載したりしたいんです。フードセレブになるにはどうしたらよいでしょうか？　松宮先生、教えてください」
</p>
<p>
そうですか。<br />
よく分かりました。
</p>
<p>
そういう人は、「フードセレブ検定」を受けて、合格するのがベストです。<br />
合格したら、芦田さんはフードセレブです。<br />
「フードセレブ検定」、受けましょう。
</p>
<p>
&hellip;このラジオをお聞きの皆さん。<br />
皆さんのなかでどなたか、「フードセレブ検定」をぜひ、開催してください。<br />
芦田さんが、受けたいそうです。<br />
よろしくお願いします。
</p>
<p>
◆◆◆
</p>
<p>
♪<br />
楽しい時間はあっという間でしたね。
</p>
<p>
「真夜中の食育」<br />
日本食育大学准教授、松宮園生がお送りしました。
</p>
<p>
ではまた来週のこの時間に、お会いしましょう。<br />
バイナラ　（&larr;死語）。
</p>
<p>
♪
</p>
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