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松宮園生です。
「クッキング自給率(料理自給率計算ソフト)」
なるソフトウェアがあります。
農林水産省のウェブサイトからダウンロードできます。
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/zikyu03.html
こういう説明が書いてあります。
「料理に使用されている食材とその量から容易にその料理の国産使用率(入力によっては地元産使用率)を計算することができ、食材に国産(地元産)のものを使用した場合に、その分国産(地元産)使用率が高く表示されるなど、国産(地元産)食材へのこだわりを数値として表すことができるものです」
解説しましょう。
「いま食べてるこのカレーライス、どのくらい国産の食材を使ってるのかしらん」
とあなたが思ったとします。
そんなとき、パソコンを広げて、このソフトで調べるのです。
ああ、しかし、カレーを食べてるときにそんなこと調べたりするのもちょっと。
レストランでそんなことしたら、なんだか変な人になってしまいますね。
ちなみにカレーの食材の国産率は50パーセントくらいのようです。
「オリジナルの料理の場合は、どうやって調べるのか?」
と疑問が浮かんだアナタ。
説明を読んでみると、こう書いてありました。
「オリジナルメニューについて調べたいとき(中略)調べたいメニューに一番近いお料理を(選択肢の中から)選択します」
だそうです。
似ている料理を探さなくてはならないのか。
なんだか拍子抜けですね。
ミシュランで三ツ星をとった「ジョエル・ロブション」あたりで出てくる、
「オマール海老のケサディーヤ ?ワカモレとトマトサルサで?」
みたいなメニューだと、どうやって似ている料理を探せばいいんだよ?
このソフト、うーん、ダウンロードしようか…。やめておこうか…。
うなうな迷っていると、こんなものを発見しました。
料理別の自給率がすぐに分かる一覧表です。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0320.html
◆◆◆
この一覧表を見ながら考えました。
食料自給率を上げるということは、輸入率を下げるということですね。
輸入率を下げるには、
* 輸入率の高い料理は食べない。
* 輸入率の低い料理を食べる。
これだ。
これです。
「輸入率の高い料理」を食べるやつは、悪の帝王だ。
正義の味方は、「輸入率の低い料理」を食べるのだ。
では何を食べればいいのでしょうか。
何を食べたら、日本の食料自給率アップに貢献できるのでしょうか。
その答えが、この一覧表で分かるわけです。
「あなたにもできる、食料自給率をあげる正義の料理選び。これを食べて悪の帝王を打倒せよ」
というわけです。
この一覧表によると、「正義の味方料理」には例えばこんなものがあります。
完全100パーセントの自給率ではないが、自給率の高いものだそうです。
* 漬物
* 大根
* ご飯
* ぶりの照り焼き
* ちらし寿司
* 煎茶
* カツオのたたき
* アジの塩焼き
* ホウレンソウのおひたし
* マグロのやまかけ
「悪の帝国料理」には例えばこんなものがあります。
* ラーメン
* ビール
* 焼きそば
* 豚の生姜焼き
* ピザ
* ハンバーグ
* 餃子
* 鶏のから揚げ
* すき焼き
* 焼き鳥
ふふん。いかにもメタボ男性の好みそうな料理ではありませんか。
世の男性よ、こういうものを我慢すれば、メタボから脱却し、かつ国にも貢献できるのですぞ。
しかし問題が2つあります。
ひとつは「肉じゃが」です。
肉じゃがは世の男性が彼女に作ってほしい料理ナンバーワンだそうですが、じつは「悪の帝国料理」の一員です。
ふたつめですが、「悪の帝国料理」のなかにこういうビミョーなものがありました。
* 納豆
* 野菜炒め
* ロールキャベツ
* 冷奴
です。
この面々、栄養士さんオススメ、ヘルシー系の料理ですよね。
「納豆はカラダにいいよ」
「豆腐はヘルシーよ」
等々、よく聞く言葉です。
それなのに、自給率という意味では悪の帝国なのでした。
納豆よ、お前もか。
<参考書籍>
「国産美人」
http://astore.amazon.co.jp/shokuikuprodu-22/detail/439644009X