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2009.06.23 00:08

ホットドッグとおばあさん

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松宮園生です。

ラザフォードというアメリカ人がいまして。
長年の悪友です。
流しの料理人をしています。
そのラザフォードから聞いたホットドッグの話を思い出したので紹介します。

◆◆◆

ラザフォード自身はアメリカ生まれですが、彼の母方の祖母はちょっと気取った感じのイギリス人でした。
祖母と孫の交流は年に2回くらいありました。
夏は祖母がアメリカを訪れてきましたし、冬はラザフォードがイギリスを訪問していました。

ラザフォードが10歳のころの夏。
事情は忘れましたが、祖母と2人でホットドッグを食べることになったそうです。

イギリス人である祖母は、ホットドッグを食べたことがありませんでした。
しかも彼女は、ホットドッグという名前から何やら勘違いをしていたらしく、
「犬を食べるなんて、野蛮な話だこと」
と眉をしかめて言っていたそうです。

それでも、アメリカ人の「伝統食」といわれているホットドッグを、いちどは経験しておこうと思ったのでしょう。

あまり浮かない顔をしながらも、ホットドッグを2つ買いました。
1つは孫のラザフォードの分、もう1つは自分の分です。

2人は公園のベンチに腰かけました。

自分のホットドッグの袋を開けたとたん、祖母の顔が赤くなりました。
彼女はラザフォードに言ったそうです。
「おまえのホットドッグは、どこの肉だったの?」

 

 

 

 

 

<参考図書>

「イギリスはおいしい」
http://astore.amazon.co.jp/shokuikuprodu-22/detail/4167570025

イギリスはおいしい (文春文庫)

 

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