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あけおめ松宮園生です。
アメリカでは
「fat-but-fit」
(ファット・バット・フィット。ちょい本格派デブこそ健康!
というスローガン)
という言葉が流行っている一方で、ダイエット産業も活況を
呈しています。
この
「風林火山ダイエット」
シリーズでは、アメリカでヒットしているダイエットを、
順に紹介します。
すでに紹介したもの:
「ウェイト・ウォッチャーズ」
http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/09/2_20.html
「サウスビーチ・ダイエット」
http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/10/3_15.html
「ハレルヤ・ダイエット」
http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/03/4_19.html
◆◆◆
年末に懐かしい友人と久しぶりに会って、一言。
「うー、今日はオオニシだねえ」
「ほんと、オオニシだなあ」
そのあと、ラーメン食べながら、一言。
「この醤油ラーメン、けっこうオオニシだぞ」
「オレの味噌ラーメンもなかなかオオニシだよ」
「オレ、体調がオオニシだから、今日はもう帰るわ」
「そっか。お大事にな。よいお年を」
「来年もよろしくー」
なんだよ、そのオオニシって…?
◆◆◆
大西厚樹さんという有名なデザイナーがいて、
「アツキ・オオニシ」
というブランドを持っています。
むかしむかし。とある夏の日。
今日はマジで暑い、と言おうとしたある友人が、
「今日はマジでアツキ・オオニシだな」
とつぶやきました。
それがどういうわけかツボにはまりまして、僕は大笑いしてしまいました。
以後、仲間内では、「暑い」というのを「アツキ・オオニシ」と言うようになりました。
そのうち「アツキ」の部分がなくなり、
「オオニシ」
だけになってしまいました。
つまり、
「暑いねえ」=「オオニシだねえ」
となったわけです。
◆◆◆
とある冬の日。
今日はめっさ寒い、と言おうとした僕でしたが、よせばいいのに、なんとなく
「今日はサムキ・オオニシだな」
とつぶやいてしまいました。
それがツボにはまったのか、今度は友人が大笑い。
以後、「寒い」というのを「サムキ・オオニシ」と仲間内で言うようになりました。
しかし「サムキ」の部分はすぐになくなってしまい、
「オオニシ」だけになってしまいました。
つまり、
「寒いねえ」=「オオニシだねえ」
となったわけです。
「暑いねえ」=「オオニシだねえ」
「寒いねえ」=「オオニシだねえ」
どっちも、「オオニシだねえ」になってしまいました。
「いやー、この夏は例年にまして、オオニシだ」
「地球温暖化つっても、さすがに年末年始はオオニシだよ」
◆◆◆
仲間うちに「大西君」も「大西さん」も「大西先輩」も「大西先生」も「大西社長」もいなかったのが、悲劇の始まりでした。
「オオニシ」
という言葉を使うのに、遠慮がいらなかったのです。
で、たちまちにして
「オオニシ」
は、暑い寒い以外にも、多方面に応用されました。
食べたラーメンが美味しかったら→ 「このラーメン、なかなかオオニシだぞ」
逆に不味かったら→ 「このラーメン、ちょっといまいち、オオニシだな」
映画が面白かったら→ 「あの映画、けっこうオオニシだったわね」
逆につまらなかったら→ 「何なの、あの映画。ぜんぜんオオニシじゃん」
こんなふうにいろいろ汎用的に使われるようになりまして、「オオニシ」が何を意味するかは文脈で判断するしかなくなってしまったのです。
「ユーコの彼氏ってさあ、バスケットしてて背も高いし、顔もわりとオオニシじゃん? 羨ましいな」
女の子にそう言われたせいで、本当は長谷川君なのに、「大西君」と呼ばれ続けた男の子もいます。
◆◆◆
「オーニッシュ」
と呼ばれるダイエットの方法について書くつもりでしたが、ついつい
「オオニシ」
について長々と書いてしまいました。
次回ちゃんと「オーニッシュ」の説明をします。
このダイエット、なかなかオオニシでござんすよ。
大西厚樹さん、ゴメンナサイ。
全世界の大西さん、ゴメンナサイ。
(以下次号)
<オススメの1冊>
いつまでもデブと思うなよ
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