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ふるさとは遠くにありて思うもの。
なーんて言いわけをし、帰省をサボってしまった
松宮園生です。
人類を大別すると
* 女と男
* 農耕民族と狩猟民族
* 選挙権をもつ人(大人)とそうでない人(子ども)
* メタボとそうでない人
* オヤジギャグを許す人と許さない人
など、いろんな分け方ができると思います。
僕の中では、人類は
* パクチー好き
* パクチー嫌い
の2種類に分かれます。
パクチー嫌いな人は、あの匂い(カメムシの匂いに似ているらしい)が我慢できないと言い、
パクチー好きな人は、その匂いがたまらんと言います。
僕はパクチー好きです。
「日本パクチー狂会」(実在します)の幽霊メンバーです。
日本パクチー狂会: http://paxi.jp/
そんなパクチー好きの僕の夢は、生きているうちに
「パクチーによる宇宙征服」
を実現することです。
パクチーによる宇宙征服プランの詳細→ 「ハイル・パックチー」
http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/12/post_103.html
パクチー好き宇宙人に遭遇した話→ 「ハイル・パックチー エピソード2」
http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/12/2_24.html
◆◆◆
といいつつ、今回はパクチーの話ではありません。
パクチーはその匂いに特徴があるわけですが、この世にはパクチー好きな僕も閉口するハーブがあります。
そのハーブの話をします。
その名もバレリアン。
パンチパーマのオバサンが「白鳥の湖」を踊っているような名前です(違うか)。
マサチューセッツ州ネイティックというところにジェフリーという漢方医がいました。
ジェフリーはもともとイギリス人なのですが、中国と日本の両方に留学したあと、アメリカに移って開業しました。
ジェフリーと知り合ったころの僕は、仕事で2週間ごとに日本とアメリカを往復するという生活を半年ほど続けていました。
最初のうちは刺激があって楽しかったのですが、だんだん疲れてきます。
時差ボケも治らないうちに太平洋を何度も行き来するので、体調も崩しまして。
メラトニンを持参していましたが、効いてんだか効いてないんだか。
疲労が蓄積していたのでしょう、とある12月にボストンに入ったとき、熱を出してへろへろと倒れてしまいました。
さいわい、ボストンとネイティックはクルマで20分くらいしか離れていなかったので、ジェフリーが面倒みてくれました。
そのまま彼の家でクリスマスを迎えることになりました。
クリスマス・ディナーのときに彼からもらったのが、ガラス容器にしっかり密閉された、バレリアンのサプリメントだったのです。
カプセル状になっていました。
「バレリアンっつうサプリだ。ぐっすり眠れるサプリだから、時差ボケに効く。カプセルもベジキャップ(※)にしてある。メラトニンはやめて、これにしな、兄弟」
(※)ベジキャップ
植物原料で作られたカプセルのこと。
いまではだいぶ普及したようですが、当時はまだベジキャップは少なく、
ゼラチン(動物由来の原料)製のカプセルが主流でした。
「ふーん。ありがとう。さっそく飲んでみよう」
「ちょっと待った。それは困る」ジェフリーは言いました。「それは食後にしてくれ、兄弟」
「どうして?」
「少々くさいからだよ、兄弟」
くさい、と言われると嗅いでみたくなるのが日本人です(違うか)。
食事のあと、さっそく蓋(ふた)を開けてみました。
どんなに素晴らしい香りだったかというと。
二日酔いの中年のオッサンが、不快指数の高い真夏に、3時間ほどフットサルをしたと思ってください。
そのときの靴下のにおいと、だいたいレベルが同じです。
オェーッとなった涙顔の僕にむかって、ジェフリーが言いました。
「バレリアンはクサいほど品質がいいんだよ。とにかく早く蓋を閉めな、兄弟。近所の人がそのにおいをテロだと勘違いして警察を呼んだら、面倒だからな」
◆◆◆
そんなバレリアンですが、バレリアンのお茶というのもあるらしい。
「においに耐えながら飲むのがよい」
のだそうです。
かなり M 向きのお茶のようですぜ、兄弟。
<オススメの1冊>
ぱくぱく!パクチー
http://astore.amazon.co.jp/shokuikuprodu-22/detail/479583783X