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眠らない脳細胞、松宮園生です(笑)。
◆◆◆
森の中に迷いこんだヘンゼルとグレーテル。
しかし彼らは2人きりではありませんでした。
じつはもう1人、仲間がいたのです。
マツオという、日本人っぽい男の子でした。
3人は森のはずれに一軒家を見つけました。
そう、お菓子の家です。
ドアをノックすると、魔女が出てきました。
3人が「ここで一晩寝かせてほしい」と頼むと、魔女はニタアと笑って
「お入り」
と答えました。
「ただしひとつだけ約束じゃ」魔女はおごそかに言いました。「どんなことがあっても、わしがいいと言うまで、このお菓子の家を食べてはならんぞえ」
3人は「食べません」と約束し、眠りにつきました。
翌朝、子どもたち3人は5時に目が覚めました。
あまりに空腹だったので、彼らはテーブルを齧(かじ)り、壁をぺろぺろ舐(な)めました。
それを知った魔女は怒りました。
3人に罰を与えるといって
「森に入り、果物をひとつずつ持って来なさい」
と命令したのです。
魔女の剣幕にビビりまくった3人は、あわてて果物を探しにでかけました。
最初に帰ってきたのはヘンゼルでした。
ヘンゼルは、オレンジを持ってきました。
すると魔女は、そのオレンジを、なんとヘンゼルの鼻の穴に押しこみました!
「いたたたた」泣きわめくヘンゼル。
次にグレーテルが帰ってきました。
グレーテルが持ってきたのは、サクランボでした。
魔女はそのサクランボを、グレーテルの鼻の穴に押しこみました!
「痛い。やめて」涙をながす幼いグレーテル。
「どうじゃ、わかったか。悪いことをした者は、罰をうけるのじゃ」
魔女のくせになかなか教育的な発言です。
そのとき。
ヘンゼルとグレーテルが突然、腹を抱えて笑い出しました。
「なにを笑う」怒る魔女。「まだ反省しとらんのか」
「違う違う、そうじゃないんだ。でも笑わずにはいられないんだよ、おばさん」ヘンゼルは言いました。「だって、むこうを見てごらん。マツオのやつ、スイカを抱えて歩いてきてるよ」
◆◆◆
たまにはこういう他愛のないのも、いいよね。
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