松宮園生です。
プロフィールにも書かせていただいてますが、
僕は食育関係の仕事をしているくせに、
自分が食育の現場に出ることはあまりありません。
食育は現場で起きているのに、僕は会議室で
コーヒーをすすっているのです。
この、世界がいろいろ大変なご時勢に。
ま、大目に見てやってください。
しがないご隠居ですから。
コーヒーのフードマイレージが大きいのも許してやってください。
それでもごくたまには講師みたいなことをする場合があります。
そんなとき、僕自身は
「他人が作ったテキストで講師をするのがいっちゃん苦手」
な人間なので、テキストは自分で用意します。
で、ほとんどの人が、僕と同じタイプだと思っていたのですが…。
そうじゃない人もけっこ多いみたいですね。
「講師はしたいけど、自分でテキスト考えるのはヤ。誰か作ってよ」
という人にもおおぜい出会いました。
◆◆◆
まあ確かに。
演劇に例えると、俳優さんて、自分でシナリオ作るわけじゃないよね。
シナリオは脚本家が書き、俳優はそれを演じる。
脚本家は良いシナリオを作ることに力を注ぎ、俳優は良い演技をすることに力を注ぐ。
そう考えたら、分かる気がします。
知り合いにビジネススクールの講師をしている人がいて。
彼、かりにクリストファーとしましょう(なんでガイジンやねん)。
クリストファーはテキストを考えたりカリキュラムを組み立てたりすることには全然興味がない。
そういうのは人の作ったものでいいらしい。
その代わり、クリストファーが教壇に立つとまさに名優だそうです。
与えられたテキストどおり、指示されたシナリオどおりに、すごく魅力的な授業をします。
なのでギャラ高い。
ファンも多い。
ところでそのビジネススクール、何人ものスタッフが授業をモニターしているそうです。
で、講師の技術をいつも細かくチェックしてて。
下手くそな講師のギャラはすぐ下げる。
上手な講師のギャラはすぐ上げる。
なのでクリストファーも油断はしていられません。
よく鏡の前で練習してます。
憎たらしいことに、笑顔の練習もしてやがる。
でも朝の9時に、JR代々木駅のホームでそれをするのはやめてくれ。
◆◆◆
「他人が作ったテキストで講師をするのがいっちゃん苦手」
という僕みたいなタイプは、クリストファーみたいな名優には絶対なれないんだろうな。
ま、もともと僕は大根役者ですが(笑)。
ところで…。
与えられた教材で講師をする場合、もらえるギャラは「講師料」になります。
では、自分でテキストを作り、講師をした場合。
講師料のほかに、「テキスト制作料」はもらえるのでしょうか?
それについては、次回をお楽しみに。
(つづく)