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2008.08.26 01:28

食育至上主義人民共和国 その8

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松宮園生です。

富国強兵のため、食育を重んじる国、ザイオン共和国。
http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/10/post_81.html

日本のとある中学校で生徒会長をしている柴田カイコさんは、成績も学年トップです。
その彼女が、夏休みを利用してザイオン共和国にホームステイしました。

以下はザイオン共和国から帰国した柴田カイコさんの、夏休み自由研究発表です。

◆◆◆

「ザイオン共和国の小学生の遊びスタイル」 3年2組 柴田カイコ

わたしは夏休みにザイオン共和国に行ってきました。
ザイオン共和国は日本をモデルに食育による国づくりを目指しています。
モーフィアス大統領はむかし日本に留学し、日本の食育を勉強したそうです。

ザイオン共和国の子どもたちはどんな遊びをしているのでしょうか?
それを調べてきたので、まとめてみました。


<地産地消ごっこ>

(遊び方)
スーパーマーケットにでかけ、店員さんに向かって大声で質問する。
「この××(品物)って、地産地消ですかあ?」
店員がにこやかにうなずいたら2点
「地産地消ではないんだよ」と答えたら、「なーんだ。地産地消じゃないんだ」と聞こえよがしに言う。
そこで店員が「面目ない」と頭をかいたら1点。
じゃなくて怒って追いかけてきたら逃げる。0点。
地産地消かどうか、店員が知らなかったら0点。
…これをあちこちのスーパーマーケットで繰り返し、市単位で集計する。
最も点数の高かった市の勝ち。

(感想)
「ごっこ」なのに市単位で勝負するのかよ…。


<三角食べごっこ>

(遊び方)
給食の時間を利用した遊び。
「必殺、三角食べ!」
と叫んでみんなの注目を集め、三角食べをする。
カッコよく三角食べができたらお代わりをもらえるし、クラスの人気者にもなれます。

(感想)
「カッコいい三角食べ」というのを初めて見ちゃいました。
いまの日本人にはとってもできない、ファンタスティックな箸さばきです。
むかしインド人が右手だけを使って優雅な手つきでカレーを食べているのをみたときはその優雅さに感動しましたが、あのときに負けず劣らず感動しました。


<フードマイレージ当て>

(遊び方)
赤組・白組の2チームに分かれて競う。
準備としてチームで買いだしに出かけ、スーパーマーケットに行くなどして食品(ただし輸入品に限定)を集める。
準備ができたら両チーム向き合い、「せーの」でお互い1つずつ食品を出す。
出された食品を比べ、フードマイレージの小さいほうが勝ち。
フードマイレージは審判が判定する。
勝ったほうは負けたほうの食品を戦利品として没収する。
最後に戦利品の多いチームの勝ち。

(感想)
審判がすごいと思いました。


<メタボ予防ごっこ>

(遊び方)
2人で遊ぶ。
じゃんけんか何かで役を決める。
1人が「アンドリュー」となり、もう1人が「マツミヤ」となる。
アンドリュー役はマツミヤ役の日常生活を四六時中つけまわし、監視する。
マツミヤが運動をサボったり背脂たっぷりのラーメンを食べたりすると、アンドリューが激しくなじり、罵倒する。

(感想)
首都ネブカドネザルあたりでは罵倒するだけですが、地方では踏んだり蹴ったりのバイオレンスがルールとして認められているところもあります。
この遊びはいつ終わるのか、選手交代はするのかしないのか、など、細かいところがいまいちよく分かりませんでした。


<有機ごっこ>

これは遊びというより、ザイオン共和国の子どもたちのあいだにある「階級制度」のようなものです。
生まれてからずっと有機食材だけを食べて育った子は、国から「有機認証」をもらいます。
この認証を持っている子どもは、「有機」と呼ばれ、階級が1番上です。
みんなで遊ぶときも、1番威張っています。
「有機」でない子どもは、「慣行」と呼ばれ、階級が下です。
遊ぶときはいつも下っ端です。
「慣行」が「有機認証」をもらうためには、3年間、有機食材だけを食べ続けなければなりません。
この3年間は、「転換中」と呼ばれています。
つまり、
有機:最上級
転換中:2番目
慣行:3番目
という階級になります。

「有機」なのに、有機食材じゃないものを食べた人は、「偽装」の烙印を押されます。
もう誰も遊んでくれません。

(感想)
士農工商みたいだなと思いました。


<朝ごはんごっこ>

(遊び方)
「朝ごはんは体に良い」と思う人
「朝ごはんは食べないほうが良い」と思う人
両者が集まって激しく口論をします。

(感想)
朝ごはんの是非は、ザイオン共和国の学校で「ディベート」というものの訓練をするときに必ず使われるテーマだそうです。
ものすごく白熱するそうで、インターハイの種目にもなっているとか、なっていないとか。
  参考文献:「食育BOOK大戦 その1」
  http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/01/post_112.html


<いただきますごちそうさまごっこ>

(遊び方)
「いただきます!」と言いながら誰かを指さします。
指さすときに、こまわり君(ガキデカ)の「死刑!」ポーズをとる人もいて、あまりの懐かしさに目撃した日本人観光客(中年)が腰を抜かすと言われています。
指さされた人は、反射的に「ごちそうさま!」と言い返さなければなりません。
しかも同じポーズで。
躊躇したり、恥じらいをみせたり、噛んだりしたら、負けです。

(感想)
登下校中の小学生がよくこの遊びをしています。
合コンでも行われているそうですが、わたしは中学生ですので、合コンと言われても何のことやら。
同じく、わたしは平成生まれですので、こまわり君と言われても何のことやら。


以上で夏休み自由研究の発表を終わります。

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