松宮園生です。
松宮の故郷ではないかという疑惑がもちあがっているテケテケ村。
その近隣には、どういうわけか研修所がいくつも建っています。
このあいだ久しぶりに村を訪ねてみたら、ある会社が「メタボ研修」というのをやっていました。
どういうのかというと。
朝、それなりに通勤客で混むJRテケテケ駅。
男子メタボ社員が海水パンツ一丁で駅前に並び、反省文を大声で唱えるのです。
恥ずかしさを堪えながら、ひとりずつ、順番です。
♪♪♪
わたくし、佐久間象太は、生まれたとき2890グラムでしたっ。
それが40年たった今、身長168センチ、体重88キロ、腹回り92センチとなり果ててしまいましたっ。
五体満足でいただいた体を、浅はかな食生活でこんなふうにしてしまいましたっ。
お母さん、ごめんなさいっ。
ごらんください、このお腹っ。
見下ろしても、自分の足先が見えませんっ。
コマとして回すと、非常によく回るでしょうっ。
お母さん、ごめんなさいっ。
もう、あんな食べ方はいたしませんっ。
もう、あんなものは食べませんっ。
もう、あんな時間に食べませんっ。
もう、あんな人と食べませんっ。(←誰?)
わたくし、これからは管理栄養士の言うことを聞きますっ。
体重60キロ、腹回り76センチを目指しますっ。
お母さん、見ててくださいっ。
昇給、欲しがりません、勝つまではっ。
♪♪♪
そんな反省分でした。
お母さんに謝るくだりは、聞いてる僕も母親のことを思い出してすこしホロリとしました。
「昇給、欲しがりません、勝つまではっ」
↑
会社としては、この一言を言わせるのが目的だったりして。
◆◆◆
後日、その佐久間象太さん(40)を東京は新橋で見かけました。
ジャンク系居酒屋に陣取って、カラアゲだのチョリソだの食べてます。
上機嫌で、片手には大ジョッキ。
「先輩、メタボ研修受けてきたんでしょ?」つきあわされている後輩社員が言いました。「そんなにガバガバ食べていいんスか?」
「それがさー」佐久間氏は答えました。「あの研修のおかげで自分の殻が破れてね。メタボが恥ずかしいという気持ちが吹っ飛んでしまったよ…」