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2008.07.30 19:22

トレサビ探偵

 

松宮園生です。

あなたが食べたものは、いつ、どこで、誰が作ったものでしょうか。
分かって食べていますか。
あなたが食べたものは、どこからどうやって運ばれ、
途中でどんなふうに加工されたのでしょうか。
分かって食べていますか。

そんな疑問をもったあなたのための
「トレーサビリティ調査局」
ひとよんで
「トレサビ探偵」。
食べものをトレース(追跡)し、あなたの口に入るまでの経路を
調査いたします。
費用は無料です。
ぜひご用命ください。

…そういうメールが送られてきました。
仕事柄、ちょっと興味があったので連絡してみることにしました。

◆◆◆

やって来たトレサビ探偵は、どっかの町役場で長年事務員をやってそうな、枯れ系おねえさんでした。
「すみません遅くなりまして」探偵は言いました。「夏休みに入ってから調査の依頼が殺到しまして。探偵の数が10人に満たないものですから、対応に追われてるんです」
「依頼が殺到って、どゆこと」
「無料なものですから、子どもからの調査依頼がすごいんです。夏休みの宿題に利用されてるようなんです。自由研究とか…」
「なるほどね。商売繁盛、いいじゃないですか」
「でも、お金をいただくわけじゃないですから」
「ああそうか。ねえ、どうして無料なの」
「このサービスは税金でまかなわれてるんです。トレサビ探偵は公務員なんです」
「なるほど、そっか。まあ考えてみれば、有料だったら利用者いなさそうだもんね。無料の公共サービスじゃないと、成り立たないよね」
「さっそくですが、何をトレースしますか。ご依頼をお聞かせください」

「そうだなあ」よく考えずに面白半分で連絡しただけだったので、何を調べてもらうか決めてませんでした。「じゃあ、これ。さっき買ってきた惣菜のサラダなんだけど、産地とか加工業者とか、調べてくれない? 食材が複数混ざってるけど、大丈夫?」
「大丈夫です」
「ていうか、全部食べちゃったから現物がないんだけど…」
「容器とラベルとがあれば調査できます。念のため、買ったときのレシートありません?」
「ちょっと待って」僕は財布をまさぐりました。「あった。これです」
「お預かりします」探偵は椅子から立ち上がりました。「調査結果が出ましたら、お知らせしますね。では失礼します」

◆◆◆

「もしもし、松宮さんですか。トレサビ探偵の沢野井です。何度かお電話したのですが、やっとつながりました」
「ああどうも。ごめんね、バタバタしてて電話なかなか出られなくてさー。で、何かわかりましたか」
「はい。詳しいことは書面でレポートをお送りします。ただ、どうしてもお伝えしておきたいことがありまして、電話を差し上げたんです」
「何かあったんですか」
「松宮さんが召し上がったサラダには、ほんの少しですが、珍しいハーブが混入していたことが分かりました」
「珍しいハーブ」
「はい。ズズといいまして。アフリカで呪術に使われる植物です」
「は? 意味が分からないんだけど」

「事実です。言葉どおり受け取ってください。松宮さんが召し上がったサラダには、ズズが含まれていました。呪術師が人を殺すために用いたズズが、誤って日本向けの輸出品に混入したようなのです。どうしてそんなことになったかも調べていますので、レポートに書いておきます。決して松宮さんを狙って混入されたものではありませんが、とにかく混入されていました」
「なんか面白そうだね」
「面白いかどうかは私の話が終わってから判断してください。ズズは毒草です。呪術師が人を呪い殺すのに使うくらいですから」
「ど、毒草…」
「強力な毒を持っています。解毒剤は存在していません」
「ま、まじ? でも僕があのサラダを食べたのは先週だよ。今だに何ともなくて、ピンピンしてんだけど」
「ズズの毒には潜伏期間があるんです」
「潜伏期間…」
「呪術師がズズに呪いをかけて潜伏期間を決めています。数時間という短い潜伏期間にするか、数年という長い潜伏期間にするか、呪術師が決めるんです」
「…」

「で、続きがあるんですけど、松宮さん」
「はあ」
「悪いニュースと、最悪のニュースがあるんですけど、どっちから聞きますか」
「えーっ、どっちも悪いんだ…。まいったな。じゃあ悪いニュースから頼みます」
「悪いニュースというのは、松宮さんが食べたズズの潜伏期間が判明したんです。アフリカの呪術師協会に確認しました。呪術師協会のスポークスマンから、松宮さんの食べたズズの潜伏期間はあと3日だと言われました」
「あと3日!」さーっと血の気が失せました。「で、最悪のニュースって何なの」
「はい。私はそのことを早くお伝えしなきゃと、3日前から松宮さんを探しておりました」

 

 

 

 

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2008.07.29 15:22

コショク武勇伝

 

松宮園生です。

ベリーシャイな僕がフレンドリーなアメリカでひとり暮らしを
するのはある意味、大変でした。
友達が少ないので、食育風にいうと
「孤食」
な毎日だったのです。
加えて、僕は料理をしない人間なので、外食つまりレストランで「孤食」をすることになります。

そんな孤食自慢の僕が通った店を、つれづれにいくつか
紹介しましょう。

◆◆◆

<ミスター・シュガー>

シュガー(砂糖)というのは単純なシャレで、店主の名前が佐藤さんだからそういう名前になっています。
日本風洋食屋です。
* カレーライス
* ハヤシライス
* オムレツ
* エビフリャー定食
* カニクリームコロッケ定食
* チキンライス
* ビーフシチュー
あたりがメニューに載っているような店です。

詳しくは
http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/06/post_41.html

◆◆◆

<ピュージェット・バンコク>

どえらい辺鄙(へんぴ)なところに、なぜかホテル「ベスト・ウエスタン」があって。
そのホテルにデフォルトで内蔵されている、タイ料理屋です。
いつも髪を切ってもらっているペンという名のタイ人に、教えてもらった店です。

いつもガラガラに空いているのですが、味は悪くなかった。
そこが、孤食人種には都合がよかった。
1日おきで通ったこともありました。

ときどき妙に満席になったりすることがあり、たぶんそのお陰で潰れずにいたようです。

ところで、アメリカにあるタイ料理屋は、日本にあるタイ料理屋よりも平均的にウマイと思います。
パクチーをケチらずに使っているせいかもしれません。

僕がいかにパクチー好きかを知りたい人は、ここをクリック。
http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/12/post_103.html
http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/12/2_24.html

◆◆◆

<ニュー・ジェイクス>

アメリカに初めて行ったときに、初めて入った店です。
適当に入った店だったのですが、
* クラムチャウダー(白、つまりニューイングランド風)
* ブイヤベース
があまりにも旨くて、以後ひいきにしていました。

さっきネットで調べたら書いてあったのですが、ブイヤベースの本場マルセイユには、「ブイヤベース公式マニュアル」というのがあるそうで。
ブイヤベースの作り方が細かく定められているらしい。
ふーん。

ちなみに、僕の住んでいたあたりでは毎年、秋が深まったころに
「クラムチャウダー選手権」
が行われていますが、この店のクラムチャウダーが勝ったという話は聞いたことがありません。
ということは、ここのクラムチャウダーを旨いと思っているのは僕だけなのでしょうか?

さらに、ブイヤベースもそのうち店の定番メニューから消えてしまいました。
ここのブイヤベースを旨いと思っていたのは、僕だけなのでしょうか?

◆◆◆

<ジャック・イン・ザ・ボックス>

ハンバーガーのチェーン店。
「ジャック・イン・ザ・ボックス」はもともと「びっくり箱」という意味です。

昔はこの店が大好きでした。
とくに
* Grilled Sourdough Burger
* Gyro
は良かった…。

前者の Grilled Sourdough Burger は舌足らずの僕には発音が困難なメニューでした。
いつも、通じなくて店員さんから聞き返されていました。
あるとき、知り合いから
「ゆっくり正確に発音しようとするから通じねえんだよ。速くいい加減に発音してみな」
といわれ、その通りにやってみたらなんと通じました!

後者の Gyro は、ギリシャ料理です。
てっきり「ジャイロ」と発音するのかと思っていたら、ぜんぜん通じませんでした。
「イーロ」と発音するんだそうです。

さてこのジャック・イン・ザ・ボックス、味はよかったのですが、あるとき日本でいう O-157 に汚染されまして、死者を出してしまいます。
その後、メニューが大幅に変わり、
* Grilled Sourdough Burger

* Gyro
も、消えてしまいました。

今では昔の美味しかった面影はありません。
僕の足も遠のいてしまいました。

◆◆◆

<アイ・ラブ・スシ>

寿司屋です。
カラオケバーもついてます。
いっとき僕はこのカラオケの常連でした。
同じく常連でカートという名前のベトナム人に、森進一の歌を教えるのを日課にしていました。

ある日、寿司を食べようと店に入ったら、カウンターが満席だったので小さなテーブルに案内されました。
見ると、隣のテーブルに「予約席(Reserved)」の札が立っています。
しばらくして、そこに1人の男性(白人)が入ってきました。

その男性、予約席に座るなり、隣の僕にこう言いました。
「デートの相手に振られちゃって。予約したのにこうやって1人で食べる羽目になっちまったよ」
「キャンセルすればよかったのに」
冷めた返事をする松宮。

すると、その白人野郎、ニタッと笑ってこう言いやがった。
「いや、いいんだ。来てよかったよ。あんたに出会えたから。日本人、わりと好みでね」

 

 

 

 

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2008.07.28 04:15

モテケン

 

松宮園生です。

知り合いにケンジってのがいまして。
生まれたときからメタボなやつで、左門豊作みたいな
顔と腹をしています。
野球ができない左門豊作、って感じです。

つまり
左門豊作 引く 野球 = ケンジ
ていうわけで。

ところがこのケンジ、イケメンとは遠く百万光年離れた顔の持ち主のくせに、よくモテました。
年上の女性に、よくモテました。

なぜそんなにモテるのか、不思議に思ってケンジの行動を観察してみると…。
どうやらその秘訣は、彼女が作ってくれた料理を食べるときの、食べ方にあるようでした。
とにかく、うまそうに食べるのです。

こんな感じです。
↓↓↓

◆◆◆

(以下、食べているときのケンジのセリフ)

どひゃー。
ま、待ってください。
これ全部、佳奈さんが作ったんすか。
マジっすか。
どれもすげぇうまそうっすねぇ。
何から食べたらいいすか。

このきんぴらごぼうから攻めていいすか。
ニンジンとゴボウの色の組合せが、ゼツミョーっすねぇ。

いっただきまぁす。

う、うめーっ。
きんぴらごぼう、マジうまいっすねぇ。
たまらんす。
これ、佳奈さんが作ったんすか。
こんなうまいのを作れるなんて感動すよ。

次は唐揚げ、行っていいすか。
う、うめー。
揚げ加減が絶妙っす。
肉もやらかー。
味つけ、サイコー。

もう1個いきます。
やっぱしうめー。
超うめー。
何個でも食べれるっすよぉ。
佳奈さん、オレを太らせてどうするつもりなんすかぁ。

うわっち。
イテテテ。
佳奈さんの料理、うますぎて、オレ椅子から落ちちゃったす。
ほっぺたが落ちそうだったんで、拾おうとしたらコケちゃったす。
へへへへ。
それに、こんなうめーものが出されたら、動揺してしまうっす。
ドキドキするっす。
へへへへ。

うわっ、こ、これはひょっとしてキッシュというやつですか。
佳奈さん、こんなハイカラ(←死語)なものも作っちゃうんですねぇ。
へえー。
じゃあさっそく。
ううう、うめー。
うんめー。
う・ま・す・ぎ。
ちょっと勘弁してください、うますぎっす、佳奈さん。
オレ、幸せっす。

涙、でてきたっす。

◆◆◆

とまあ、こんな具合でして。
キッシュを見てキッシュだと分かるのは、なかなかであります。

つーか、きんぴらごぼうと唐揚げとキッシュが同じテーブルに並ぶっていうのは、ありなわけ?

とはいえ、羨ましさを隠せない若き日の松宮園生。
藁(わら)にもすがるモテたい一心で
「ケンジ式トーク術」
を身につけようと、練習をしたのですが…。

練習風景を目撃したある人に、こう言われました。
「そもそも、彼女に手料理を作ってもらうシチュエーションは、どうやって作んの?」

(目撃されんなよ)

 

 

 

 

 

 

<おススメ本>

「食べる日本語」
http://astore.amazon.co.jp/shokuikuprodu-22/detail/4620317632

「おいしー」しか言えないのでは、豊かな食事は望めません。
でも大丈夫。これらの日本語を使えるようになれば、変身できます。

食べる日本語

 

 

 

 

 

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2008.07.25 20:41

メタボ研修

 

松宮園生です。

松宮の故郷ではないかという疑惑がもちあがっているテケテケ村。
その近隣には、どういうわけか研修所がいくつも建っています。

このあいだ久しぶりに村を訪ねてみたら、ある会社が「メタボ研修」というのをやっていました。
どういうのかというと。

朝、それなりに通勤客で混むJRテケテケ駅。
男子メタボ社員が海水パンツ一丁で駅前に並び、反省文を大声で唱えるのです。
恥ずかしさを堪えながら、ひとりずつ、順番です。


♪♪♪

わたくし、佐久間象太は、生まれたとき2890グラムでしたっ。
それが40年たった今、身長168センチ、体重88キロ、腹回り92センチとなり果ててしまいましたっ。
五体満足でいただいた体を、浅はかな食生活でこんなふうにしてしまいましたっ。
お母さん、ごめんなさいっ。

ごらんください、このお腹っ。
見下ろしても、自分の足先が見えませんっ。
コマとして回すと、非常によく回るでしょうっ。
お母さん、ごめんなさいっ。

もう、あんな食べ方はいたしませんっ。
もう、あんなものは食べませんっ。
もう、あんな時間に食べませんっ。
もう、あんな人と食べませんっ。(←誰?)

わたくし、これからは管理栄養士の言うことを聞きますっ。
体重60キロ、腹回り76センチを目指しますっ。
お母さん、見ててくださいっ。
昇給、欲しがりません、勝つまではっ。

♪♪♪


そんな反省分でした。
お母さんに謝るくだりは、聞いてる僕も母親のことを思い出してすこしホロリとしました。

「昇給、欲しがりません、勝つまではっ」

会社としては、この一言を言わせるのが目的だったりして。


◆◆◆


後日、その佐久間象太さん(40)を東京は新橋で見かけました。
ジャンク系居酒屋に陣取って、カラアゲだのチョリソだの食べてます。
上機嫌で、片手には大ジョッキ。

「先輩、メタボ研修受けてきたんでしょ?」つきあわされている後輩社員が言いました。「そんなにガバガバ食べていいんスか?」
「それがさー」佐久間氏は答えました。「あの研修のおかげで自分の殻が破れてね。メタボが恥ずかしいという気持ちが吹っ飛んでしまったよ…」

 

 

 

 

健康をキーワードに活動している方は是非のぞいてみてください。
「21世紀の健康サービスがわかるオンラインストア」
http://astore.amazon.co.jp/21health-22

 

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2008.07.24 01:47

食の世界のスーパーパワー その10

 

松宮園生です。

「スターウォーズ エピソード1」
(アミダラ姫と、幼いころのアナキン・スカイウォーカーが
出てくるやつ)
だったかと思いますが、こんなシーンがありました。

巨大な魚が、潜水艦を食べようとして追いかけてきます。
潜水艦は、魚の歯くらいの大きさしかありません。

しかし、潜水艦が危うく食べられてしまいそうなところで、魚のようすが急変します。
なんとさらに何十倍も大きな怪獣が、後ろから迫ってきて、その巨大魚をカルクつかまえて食べてしまうのです。

たしかそんな場面でした。

でけー。

観た当時はそういう感想しか出てこなかったけど、ビジネスの世界でもこういうことは起きてんですよね。

◆◆◆

GNC(General Nutrition Centers)というサプリメント屋さんがあります。

サプリメントのチェーン店としては、たぶん世界一の規模です。
売上が10億ドル(1000億円)を超えていますので、
「ビリオン・ダラー・クラブ(10億ドルを超える企業の集まり)」
のメンバーです。

アメリカのショッピングモールでは、普通にGNCの店舗を見かけます。
全米に5000店近くあるそうですから、おおかたのショッピングモールに入っている感じです。

GNCで売られているサプリメントの価格は、ホールフーズ・マーケットで売られているものに比べると安い。
ホールフーズ・マーケットがどちらかというと裕福な人をターゲットにしているとすれば、GNCは庶民的な店です。

(ホールフーズ・マーケットについては→「農業コンチネンタル その2 怒涛編」
http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/05/2_6.html

僕に栄養学を教えてくれた(正確には、ダメ生徒を相手になんとか教えようと頑張った)師匠、マイケル・チイタッタ先生は、このGNCが大嫌いでした。
理由は、
「店員がサプリメントのことをあまり知らない」
からだそうです。

GNCに言わせると
「ウチはセルフサービスで買ってもらう店だから、サプリに詳しい店員なんて置く必要がないんすけどねえ」
と開き直りそうですが。

◆◆◆

ロイヤル・ヌミコという会社があります。

「セレブ系ガイジンと結婚した日本女性の名前」
ではありません。
会社の名前です。

1896年に設立された、健康食品(およびベビーフード)の老舗です。
つまり100年以上の歴史がある会社というわけです。

オランダの会社です。
「ロイヤル」という言葉があるので、「王立」の会社なのかもしれませんが、ちょっとよく分かりません。

10年くらい前、ロイヤル・ヌミコはGNCを買収しました。
巨大なGNCを、巨大なロイヤル・ヌミコが食べたわけです。

一説によると、ロイヤル・ヌミコは
「世界中の大手サプリメント企業をすべて食べ(買収し)たい」
と思っていたようです。
かつては世界の海を支配したオランダですから、今度はサプリメントの世界を支配しようと考えたのかもしれません。
で、日本の某サプリメント会社(有名)も、食事(買収)対象として狙われていたという噂もありました。

「陰謀ファン」としては、なかなか興奮する話です。

(陰謀ファンについては→「食の世界のスーパーパワー その1」
http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/04/1_5.html

◆◆◆

サプリメントの世界を支配しようとしたロイヤル・ヌミコの野望。
しかしそれは5年前に挫折しました。
せっかく買収したGNCを、彼らは手離してしまったのです。
どうして手離すことになったのかは調査が足りなくて不明なのですが…。

GNCという巨大な魚をエサとして飲み込んでみたものの、なんだか消化がよくなくて、吐きだしてしまったという感じかな。

しかも、そうこうしているうちに、今度はロイヤル・ヌミコ自身が巨大な怪獣に狙われてしまいます。
怪獣の名は、ご存じの方も多いと思いますが、ダノン。
フランスの大企業です。

昨年、ダノンはこのロイヤル・ヌミコを食べてしまいました。
つまり、買収しちゃったというわけで。
今では、ロイヤル・ヌミコはダノンが率いる企業グループの一員になってしまいました。

しかしそのダノンも、同じく昨年の夏だったか、自社のビスケット部門とシリアル部門を、クラフト・フーズという会社に売却しました。
体の一部をクラフト・フーズという会社に齧(かじ)られたというわけです。

◆◆◆

ロイヤル・ヌミコはGNCを食べたけど、消化不良で吐きだしてしまう。
そのロイヤル・ヌミコを、今度はダノンが食べてしまう。
そのダノンはクラフト・フーズに、体の一部を食べられてしまう。

なんか、ビジネスの世界に
「アマゾンの密林のような複雑な食物連鎖」
を感じてしまうのは、僕だけ?

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2008.07.21 22:49

イートウェスト 第1話

 

松宮園生です。

肉を好んで食べる人のことを、僕は勝手に
「プレデター」
と呼んでいます。

詳しくは…。

「クーカ食われるか」
http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/02/post_121.html

「ベジタリアン vs プレデター」
http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/06/_vs_1.html

◆◆◆

サラリーマンをしていたころ、上司も先輩もプレデターばかりでした。
僕のような農耕民族にはなかなか激しい世界で。

アメリカ出張となると、プレデターの彼らは
「ステーキが食えるぞ」
とおおはしゃぎ。

ところが彼らの帰国後に話を聞いてみると、
「あいつら(アメリカ人)の肉の食い方はなっとらん」
とよく憤慨(←死語)していました。

何を怒っているかというと…。

アメリカに住んでみて、ようやく分かりました。
焼き加減の感覚が、日米で違うんです。

* アメリカ人のレア=日本人のミディアム
* アメリカ人のミディアム=日本人のウェルダン
だと思ってください。

要するに、楽器の音階がずれているみたいに、焼き具合の”音階”がずれているらしい。
メリケン(アメリカ人)どもは、焼きすぎの傾向があります。

それを知らない日本のプレデターたち。
アメリカのステーキハウスに入って
「レア」で注文したのに、ミディアムに焼きやがった。
「ミディアムレア」で注文したのに、ミディアムウェルダン(※)に焼きやがった。
けしからん。
で、ときには店側ともめたりするそうです。

(※)ミディアムウェルダンって言う言い方がホントにあるのかどうかは知りません。

◆◆◆

というわけでプレデターの皆様。
僕の経験では、ディープなプレデターの方々には「レア好き」が多いみたいですね。
軽く火の通った、柔らかいのがお好みなのでしょう。

レアで焼いてほしいときは、
「レア」
だけではダメです。

アメリカ人に「日本人のビミョーなレア加減」を伝えたいときは、
「コールド・レア(冷たいくらいのレア)」
「ブルー・レア(まだ青いくらいのレア)」
「ブラッディ・レア(血がしたたるレア)」
という言い方をすると、ジャパニーズ・レアに仕上がります。

(食育的には僕はあまり肉の話をしないようにしてるんですけど、たまには書いてみました)

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2008.07.14 18:06

21世紀神様の悩み その10

 

松宮園生です。

(このシリーズの説明)
繁栄にあぐらをかき、飽食をむさぼる先進国。
彼らに鉄槌を下すことにした全能の神様は、
「ウエルネス天国」
「メタボ地獄」
を作りました。
* ストイックに生涯を全うしたらウエルネス天国行き。
* 飽食におぼれメタボのまま死んだらメタボ地獄行き。

http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/07/211.html

さてあなたは、どっち?

◆◆◆

医者の不養生、という言葉がありますが、食の世界にも似たようなことがあったりします。

ストイックな食生活を信条とする若者が、哀れ、不慮の交通事故でウエルネス天国に召されてしまいました。
神様の前で、その若者は言いました。
「神様、天国ではどんな食事がでるんですか?」
「望むものを与えよう」
「僕は食事はストイックですけど、味にはこだわるんです。ウエルネス天国には、腕のよい料理人さんはいますか?」

「料理人じゃと? ふむ。待っていなさい」
言い残して、神様はその場を離れました。

若者は待ち続けました。
3か月もたったころ、ようやく神様が戻ってきました。
女性を1人、伴っています。
「料理人が見つかった」と神様。「これからは彼女に相談するとよい」

「たいへんありがとうございます」若者は言いました。「あと、栄養不足とか栄養過多とかが、すごく気になるんです。栄養士さんに相談しながら食事をとることはできますか?」

すると、神様は顔を赤くして机をドンと叩きました。
「贅沢をいうものではない。料理人を探すだけで3か月かかったのだぞ。栄養士を探すのにどれだけかかると思っておるのじゃ」


(料理人さん、栄養士さん、ゴメンナサイ)

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2008.07.11 08:51

管理栄養ロボ

 

松宮園生です。

今回の話は、
「食育ロボコップ」
シリーズの続編にあたります。

お時間のある方は

「食育ロボコップ 前編」
http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/05/post_138.html

「食育ロボコップ 中編」
http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/05/post_139.html

「食育ロボコップ 後編」
http://www.shokuiku-pro.com/production/2008/05/post_140.html

から読んでみてください。

◆◆◆

ある日のランチタイム。
仕事の手を休め、ひとりでファミレスで食事をしていると…。
メタボ警察の回し者、食育ロボットのアンドリューがやってきて、僕の向かい側に座りました。

「なんだよ今度は。もうメタボじゃねーかんな。見ろよ」
僕は自分の臍のあたりを指さします。
「あなたの腹囲が縮んだのは認めます。メタボ刑務所に服役してたわけですから。服役中のヘルシーな生活で、腹囲が縮んだのです」
アンドリューが涼しい顔でいいました。

涼しい顔?
自分で書いといて何だけど、どんな顔だっけ。
ていうか、アンドリューはロボットなんだから表情いつも一緒だし。

「メタボ狩りじゃないなら、何の用?」
「あなたが食べているそれです」
「これ?」
「そうです。問題があります」
「娑婆(しゃば)に出たら何を食べようと勝手だろ」
「ふつうの人はそうです。しかしあなたには前科がありますから、出所後3年間、わたしの監視下に置かれます」
「何だよそれ。聞いてねえぞ」
「当然です。言ってません。紙に書いて渡しただけですから」
「なんだそりゃ。一休さんのトンチかっつーの」

「さっそくですが」アンドリューはまたもや涼しい顔でいいました。「何を食べているのですか」
「カレーライスだよ。見りゃ分かるだろ」
「カロリーはチェックしましたか」
「したよ。メニューに書いてあった」
「何カロリーですか」
「それはだな…。メニューを見たら分かる」
テーブル上のメニューを開こうとした僕の手を、アンドリューが押しとどめます。
「カンニングはいけません。言いなさい」僕の手を掴んだまま離さないアンドリュー。「何カロリーですか」

「カンニングって、あんた…。700ちょっととかだったかなあ。正確な数字なんて覚えてねえよ。いいじゃんか。高カロリーのものを選んだつもりはないしさ。仮にカロリー高くてもだよ、ランチだぜ。寝る前にドカ食いするわけじゃないんだから」
「そんなことは問題ではありません、この前科者。あなたがカロリーの数値をちゃんと頭に入れていないことが問題なのです。では次の質問」
「次の質問?」
「塩分の量を確認しましたか?」
「そんなこと、するわけないだろ」
「ここのメニューには塩分量が書いてあります」アンドリューは僕の手を離し、自分でメニューを開きました。「ほら、見なさい、前科者」

塩分量が書いてありました。
カレーライスは、2.5g となっています。

「もうひとつ質問です」
「まだあるの?」
「当然です。あなたは前科者なのですから。…トランス脂肪酸の量を確認しましたか?」
「トランス脂肪酸?」
「さてはこれもチェックしてませんね」
「するわけないだろ。そんなもの、メニューに書いてないじゃん」
「書かれていなかったら、お店に聞きなさい。答えられない店だったら、入ってはいけません。それにしてもダメですねあなたは。カロリーもうろ覚え、塩分量も見ていない。トランス脂肪酸のことも頭から抜けている。とても刑期が終わった人とは思えません。罰として、このカレーライスは値上げします」
「は?」

おもむろに店長を呼ぶアンドリュー。
やってきた店長に向かってアンドリューは言いました。
「わたしはメタボ警察のアンドリューです。このカレーライスはいくらですか」
「しょしょ、消費税込で、は、880円になります」
「では、『メタボ撲滅推進法』にもとづき、この人だけ今回、価格10倍の8,800円にしてください」
「ちょっと待て。え? 8,800円?」僕は思わす立ちあがりました。「そんなムチャクチャな」

さすがにこれには店長も、
「そ、そんなことしたら、こ、このお客様は、も、もうウチに来、来てくれなくなりなります」
「そうだそうだ」僕も便乗しました。「そんな店、もう来ないぞ」
アンドリューは首を横に振りました。「そうはいっても、『メタボ撲滅推進法』という法律で定められているのです。…店長さん、ちょっと2人でヒソヒソ話をしましょう。前科者のマツミヤさんはここにいなさい」
「前科者、前科者って、言うな」

アンドリューと店長が、僕の聞こえないところで立ち話をしています。
しばらくして、2人が握手をするのが見えます。
アンドリューはそのまま、立ち去っていきました。

店長が僕のテーブルに戻ってきました。
「お、お客様、お、恐れ入ります。や、やはり、こ、これは、ほ、法律だそうで、ここ、今回は、は、8,800円を、せ、請求させていただきます。ま、誠に恐れ入ります。ここ。これが8,800円の、で、伝票です」
「おいおい、待ってよ。本気か? だったらもうこんな店、2度と来ないぞ。つーか、その話し方、なんとかしてくれよ」

店長はニコニコして答えました。
「だ、大丈夫です。や、やむを得ません。いい、いまアンドリューさんから、こ、こういう説明を受けたんです。

 アンドリュー: あの客、死ぬまでにこの店にあと何回来ると思いますか、店長さん?
 店長: ど、どうでしょうか、じゅ、10回くらいでしょうか。
 アンドリュー: じゃあその10回分のお金を今もらってしまえば、もう来なくても大丈夫ですよね。
 店長: なな、なるほど、そ、それはそうです。
 アンドリュー: だから8,800円なんです。しかも追加のコストがかからない。トクでしょ。

でで、ですって。
な、納得しちゃいま、ました。さ、さすがはロ、ロボット、たた、巧みな計算をするものですねえ。あ、あはははは」

あ、あはははは、じゃねえよ…。

「そそ、それから、あ、アンドリューさんから、で、伝言があります」店長は続けました。「『次がありますのでもう出ますが、夕食時に、また会いましょう』、とのこ、ことです」

 

 

 

 

<関連書籍?>

「健康帝国ナチス」
http://astore.amazon.co.jp/shokuikuprodu-22/detail/4794212267

健康帝国ナチス

 

ナチス・ドイツは、健康オタク国家だったらしいです。

 

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2008.07.08 00:03

ミソシル防衛軍

 

松宮園生です。

食事のとき
* 好きなものから食べる人
* 好きなものを最後までとっておく人
あなたはどっちですか?

僕は明らかに後者です。
最初に好きじゃないものから手をつけ、だんだん好きなものに移行し、1番好きなものは最後に食べる。

和食の場合、最後に手をつけるのが味噌汁です。
味噌汁、カナリ好きなもんでね。
味噌汁にフタがついているときは、フタは飲むときまで開けません。

アメリカの日本食店では、よく味噌汁が最初に出てきます。
洋食でスープが先に出てくるのと同じです。
そのときは、味噌汁には手をつけないのダ。
最初に出てくるけど、最後に飲みます。

なので、ほかの客からは
「見かけも不審だけど、挙動も不審な東洋人」
と思われたことだろうなあ。

見かけも不審、というのは余計なお世話であるが。

◆◆◆

ロサンゼルスに
「ミスターシュガー」
という名前の小さな店がありました。
シュガー(砂糖)というのは単純なシャレで、店主の名前が佐藤さんだからそういう名前になっています。

「ミスターシュガー」は日本風洋食屋でした。
要するに
* カレーライス
* ハヤシライス
* オムレツ
* エビフライ定食
* カニクリームコロッケ定食
* チキンライス
* ビーフシチュー
あたりがメニューに載っているような店です。

で、その「ミスターシュガー」ですが、洋食屋とはいえ日本風ですので、味噌汁が出ます。
例によってメインの料理が出る前にスープ感覚で出るわけですが。
通っているうちに佐藤さんに僕の嗜好が伝わったようで、途中から僕だけ味噌汁を「後出し」してくれるようになりました。
ありがたや、ありがたや。

「ミスターシュガー」については
http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/06/post_41.html

◆◆◆

「好きなものを最後に食べる」
これには困ったことが1つありました。

子どものころ、野菜ダイスキ肉キライでした。
そんな僕の偏食を治したかった母親は、よせばいいのに食卓の肉比率を高めました。

当時は
「日本人はタンパク質をたくさん摂取して体格を大きくせよ」
というのがまだ一般の風潮だったようです。
牛乳を疑う科学者もいなかったし。
なので肉を嫌がる僕は、母親にとっては心配な息子だったらしい。

で、肉食を強要されたその結果、
1) 泣きながら出された肉をすべて食べ
2) そのせいで腹がふくれ
3) 好きな野菜はなかなか食べられない
という、「21世紀食育」とはちょっと相容れない子ども時代を過ごしました。

今でこそベジタリアンだのマクロビだのナチュラルハイジーン(※)だの言うけど。
食の常識も変わったぜ。
時は流れた。

(※)ナチュラルハイジーンって、略して「ナチュハイ」と言うらしいね。
ついつい、こんな会話を想像してしまいます。

居酒屋で。
(客A)「すみませーん、生ビール」
(店員)「かしこまりました」
(客B)「僕はナチュハイください」
(店員)「すぐにお持ちします」

あるんかい。

◆◆◆

話を戻します。

「どーでもいいけどさ。好きなものを最後にしてたらさあ、兄弟とか誰かにそれを取られたりしない?」

よくそう聞かれます。
まさしくその通りです。
弱肉強食のこの自然界ですから、僕のような農耕民族はつねに危険と背中あわせです。

好きな味噌汁を守るため、僕はある技を身につけました。
「競技百人一首」
です。
ご存知ですか、この競技?
要は百人一首(カルタ取り)なわけですが、競技ですから、ものすごいスピードでビシッと札を取るのです。
畳の上で相手と1対1で睨みあい、札の取りあいをする。
こういうやつです。

 

 

 


10歳のときにこれを習いまして、動体視力と腕のスピードを強化しました。
味噌汁を狙う一瞬の敵を、この技でビシッと払いのけるのです。
その心は、「専守防衛」。
相手の味噌汁を攻めたりはしませんが、自分の味噌汁を奪おうとする悪は容赦しないのです。

自衛隊かい。

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2008.07.03 11:56

ツッコミ栄養学

 

松宮園生です。

コケて右手を挫いたのが先週のこと。
見事にぶざまなコケかたでした。
ぶざまなのに見事というのもヘンだけど。
コケた痛さと恥ずかしさと情けなさにまみれ
ながら、日頃の運動不足を反省するとともに、
生来の運動音痴を嘆いたものです。
へへへ。

で、先週のことをなぜグダグダ書いてるかというと、まだ痛むんです。
箸が持つのが大変で。
こんなに治りが遅いのって、年齢のせい?
つーか、そういう弱気発言をすることじたい、年齢か?

◆◆◆

さて…。

世の中にはいろんな栄養素がありんす(←花魁か)。
3大栄養素って、なーんだ?
5大栄養素って、なーなだ?
7大栄養素って、なーんだ?

世の中の食育講座を受講したら、たいていこれを習いますね。
忘れた方は、テキストを見て思い出しましょう。

食品に含まれる成分はほかにもゴマンとありまして。
今回は、さまざまな食品成分の名前、つまりネーミングについてちょっとつっこんでみました。
すべて実在の食品成分です。

◆◆◆

<第1部 「そのままやんけ」と呟いてしまう食品成分>

(五十音順)
* キャベジン: 薬の名前でもあるけど、キャベツに含まれる成分です。
* ゴマリグナン: 胡麻(ゴマ)に含まれてます。
* シソニン: 紫蘇(シソ)に含まれてます。
* ショウガオール: 生姜(ショウガ)に含まれてます。
* セサミン: 胡麻(ゴマ)は英語でセサミ。そのセサミに含まれてます。
* ナスニン: 茄子(ナス)に含まれてます。忍者の一種ではありません。
* ナットウキナーゼ: 納豆(ナットウ)に含まれてます。
* ネギオール: 葱(ネギ)に含まれてます。「ネギづくし」という意味ではない。

(まとめ)
誰が命名したのか知らないけどさあ、日本人ならちったあ工夫しろよな。

◆◆◆

<第2部 脱力系食品成分>

(五十音順)
* アスタキサンチン: 今日のところはいっぺん帰れ、という意味の方言(違うか)。
* アホエン: え? おれのこと?
* イヌリン: 犬に含まれている栄養素か?
* イノシトール: 取れるものなら、取ってみろ。
* カゼイン: 体調悪くなりそう。
* ガラクタン: 価値、なさそう。
* ガングリオシド: 顔が真っ黒になりそう。
* クマリン: 熊に含まれている栄養素か?
* コバラミン: ちょびっと空腹を感じたときの栄養素か?
* シネオール: 核武装した悪の帝王が人類に対して告げる恐怖のセリフ(違うって)。
* スクワレン: そんなこと言わずに、助けてくださいよー。
* ビタミンPQQ: どっちやねん。
* ピクリン酸: ほとんど死にかけた状態をあらわす栄養素か?
* ミリスチン酸: Mr. Children かと思った。
* ムコ多糖: 糖尿病になったマスオさん。
* モリブデン: 森さんという人が太ってたら、こう呼ばれたかもしれない。
* ラクッコピコリン: そんな題名の魔女系アニメ、あったりして。

(まとめ)
ほどよく脱力していただけましたでしょうか?

 

 

 

 

健康をキーワードに活動している方は是非のぞいてみてください。
「21世紀の健康サービスがわかるオンラインストア」
http://astore.amazon.co.jp/21health-22

 

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2008.07.02 09:40

ゴキゲンな農業

 

松宮園生です。

右手が痛いのでこのあいだドラッグストアに行ったら、
「インドメタシン入りです」
といって湿布を手渡されました。

(インドメタシンって、カレーに含まれるなにかの栄養素
みたいだな。薬膳系の湿布か?)
一瞬そんな想像をしたけど、そんなわけないスよね。

さて…。

「不機嫌な農業」
http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/08/1_16.html

「不機嫌な食育」
http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/07/post_49.html

という話を以前書きましたが、今回はその逆です。

◆◆◆

食料自給率も問題になっているし、農業にあこがれる都会人なんかも増えてるみたいだし、
「ウチもひとつ、農業やってみっか」
なーんて考える会社、増えてます。

なかでも土木業界は、
* これまで国や自治体の公共投資で食べていたのが、公共投資が少なくなってきた
* 土木で使っていた機材が、農業でも使える
というのがあり、さかんに農業に入ろうとしています。

ところが。
実際に農業に参入してみると、なんかいろいろ苦労しているみたいで。

たとえば北海道では、
* 昨年、農業を始めた建設業のA社。テンサイやカボチャを作っていましたが、1年もたたないうちに撤退。
* 居酒屋チェーンのB社。2004年から酪農をしていましたが、この3月に完全撤退。
ともに
「アカン、ぜんぜん儲からへん」
という関西弁の捨てゼリフを残して去っていきました。

なぜ捨てゼリフが関西弁だったかについては、調査中だそうです(誰が?)。

◆◆◆

この話をとある農家のジイサンの飲み会で話したら、

「ほうれ見ろ」
「素人のくせに農業なんかやろうとすっから」
「農業は金儲けじゃねえんだ」
「土地を守るんだ」

なんだか嬉しそうな勝ち誇った反応が返ってきました。
ゴッキゲン(←死語)であります。

(このジイサンたち、またこれだ…)

心のなかであきれてたのですが、そこは気弱な男芸者の松宮、顔ではにっこり笑って
「そーですよねー。農業ナメたら、いかんですよねー」
と言いながら、気難しい農業ジイサンのお猪口に日本酒を注ぐのでありました。

ちなみに、農閑期の場合は昼間っから飲んでます、この人たち。

◆◆◆

根性なしの松宮はともかく、農業に新規参入したい皆さん、逆境をはねかえして農業で大儲けしてください!
そのためにコンサルタントが欲しい場合は、ぜひ僕に。
       ↑
     結局これかい。

 

 

 

 

農業や田舎暮らしに興味のある方は是非のぞいてみてください。
「プチ農業スタイルを知的に応援するオンラインストア」
http://astore.amazon.co.jp/agriwellness-22

 

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