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2008.04.21 10:02

日米韓 食育同盟 その3

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松宮園生です。

韓国にはずいぶん長いこと行ってないので、
知ったようなことは言えないんだけど、
いろいろ調べていたら、
「韓国の食育の世界と、日本の食育の世界って、
よく似てるなあ」
と思うようになりました。

■たとえば、法律とか政治。

<韓国>
「国民健康増進法」という法律があります。
「韓スタイル(HAN-style)育成総合計画」という計画にもとづいて、伝統韓国料理の海外PRが進められています。

<日本>
「健康増進法」という法律があります。
日本食を海外にPRするために、「日本食レストラン海外普及推進機構」つーのができています。
(これ、当初は農林水産省が「寿司ポリス」制度を作ろうとしたものが、民間委託に変わったものです)

■たとえば、食の安心安全。

<韓国>
「セウカン」という、日本の「かっぱえびせん」にそっくりなお菓子があるようで、カラオケボックスの定番になっているのですが、ちょっと前にネズミの体の一部がでてきたとかで大騒ぎになっています。
例によって中国で製造しているらしく、国際問題になりました。
続いて、マグロの缶詰で有名な会社の製品にカッターナイフの刃が混入していたという事件が発生。
その後も、いろいろ小競り合いになっています。

<日本>
わざわざ僕が書くまでもありませんね。
皆さんよくご存知です。

■たとえば、食料自給率。

<韓国>
自給率は50パーセントを切っています。
なのに、米は余っています。

<日本>
自給率は40パーセントを切りました。
米、余っています。

■たとえば、国内農業のようす。

<韓国>
もともとは伝統的な農耕国家でした。
1970年代以降の高度成長で、昔ながらの農村はどんどん姿を消し、農業は国内総生産の4パーセント程度になってしまいました。
現在の農業人口は300万人で、減少傾向にあり、高齢化が進んでいます。
ほんの少数ですが、新規に農業を始めて成功している人も、存在してます。

<日本>
日本ももともとは伝統的な農耕国家でした。
高度成長で農村は姿を消し、農業は国民総生産の1パーセント。
現在の農業人口は300万人で、減少傾向にあり、高齢化が進んでいます。
ほんの少数ですが、新規に農業を始めて成功している人も、存在してます。

■たとえば、昭和型の食育オバチャン。

<韓国の食育オバチャンの特徴>
「薬食同源」という言葉が大好き。
「朝食を食え」は決まり文句。
西洋の栄養学のことはよく分からないから嫌い。
食の西洋化に眉をしかめる。
食育は儒教であり、その根本は「父母に対する孝行」すなわち「父母が長寿するように仕える」ことにある(ちなみに、年長者への孝行を重視する韓国では、「老人栄養学」なるものが発達したようです)。
韓国伝統食の素晴らしさを復活させたいと思う。
食に対する心得(作法)を若者にしつけたいと思う。

<日本の食育オバチャンの特徴>
「身土不二」という言葉が好き。
「早寝早起き朝ごはん」は決まり文句。
西洋の栄養学のことはよく分からないから嫌い。
食の西洋化に眉をしかめる。
食育は「家族だんらん」であり、その根本は「母親は家庭に入って食事を作る」すなわち「外で働かない」ことにある。
ごはん、味噌汁、一汁三菜の素晴らしさを復活させたいと思う。
食に対する心得(作法)を若者にしつけたいと思う。

(昭和型の食育オバチャンの生態については→ 「不機嫌な食育」
http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/07/post_49.html

■しかし、韓国には日本にない、こういうものがあるぞ。

「農業MBAスクール」とでもいえそな、プレステージな農業スクールが韓国にはできています。
「ヨシュ農業経営専門学校」というところです。
名門大学の卒業生が、次々と入学しているようです。

日本には、名門大学を卒業した人が、農業スクールに進学するようなことは、まずありませんね。

ヨシュ農業経営専門学校の卒業生は、日本円で数千万円の年収を、農業から得るそうですぜ、だんな。

 

 

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