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2008.03.13 09:53

食育は英語で何というの? その15

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松宮園生です。

(ご案内)
「活躍する自分を作るプログラム」
第1期生を募集します。
本気度の高いプログラムです。
対象は、
* 食や健康に関するなんらかの資格講座を受けた方
* これからそういう食の資格講座を受けたいと思っている方
になります。
「そういう資格を生かして、いろんなところで活躍するためにはどうしたらいいか」
そのコツをじっくりお伝えするセミナーと、個別のカウンセリングをあわせたプログラムです。

http://www.shokuiku-pro.com/modules/tinyd0/index.php?id=12

◆◆◆

では本題です。

 

前にいちど、
「ナチュロパシック・ドクター」
の話を書いたことがあります。
http://www.shokuiku-pro.com/production/2007/06/post_39.html

簡単に復習すると。

アメリカに
「ナチュロパシー」
と呼ばれる分野があります。
世界各地に伝わっている健康法や治療法、食事療法なんかを総合的に研究しています。
ナチュロパシー専門の大学もいくつかあります。
こうした大学で6年間かけてしっかり学び、州政府が実施する試験に合格すると
「ナチュロパシック・ドクター」
として認定され、開業することができます。
いわゆる医者(メディカル・ドクター)とは違うのですが、治療みたいなことをすることが許されています。

メディカル・ドクターで食の世界に詳しい人は少ないです。
しかしナチュロパシック・ドクターは大学で食の勉強もしっかりやりますので、
「食にやたら詳しい医療技術者」
というイメージがあるようです。

◆◆◆

友人のヨロオネ先生はナチュロパシック・ドクターです。
シアトルにある「バスティーア大学」を卒業し、試験にうかって開業しました。
(バスティーア大学は全米でも有数のナチュロパシー大学です)

ヨロオネ先生はケイン・コスギにちょっと似ててまあまあの男前です。
さすがに身体能力はケインほど高くはないと思うけど。
マジメ系で、礼儀正しいイメージもなんとなく似てます。

彼は人気のあるナチュロパシック・ドクターです。
人気の秘密は何だと思うかと聞いたところ、
「ナチュロパシック・ドクターといえども、大事なのは知識やスキルじゃなくて、人間。人間を理解する力ですよ」
というのがヨロオネ先生の答でした。

人間を理解?

たとえばこんなことがあったそうです…。

◆◆◆

若いきれいな女性がヨロオネ・クリニックにやってきました。
「サンドラ・ジョーンズといいます」診察室で、彼女は上目づかいにモジモジしながら言いました。「太ももの内側が赤く腫れて痛いんです」

「そうですか」
ヨロオネ先生は警戒しながら応えました。
ここで気軽に「どれどれ拝見」というわけにはいかないのです。
セクハラと思われないような対応をしなければなりません。

ヨロオネ先生は落ち着いて言いました。
「患部を私に見せて治療を受けますか? それとも見せずに治療を受けますか?」

「見せるのはとっても恥ずかしいんですけど」とサンドラ。「先生にだったら…」
スカートに手をかけたサンドラを、ヨロオネ先生はあわてて押し止めました。
「ちょっと待ってください」
先生はアシスタントの女性を呼び、立ち会うよう指示しました。

女性アシスタント同席のもと、ヨロオネ先生はサンドラの内股を診察しました。

サンドラの腿(もも)の内側にたしかに腫れ=炎症箇所があります。
きわどい位置に、全部で2箇所。
左右の腿にひとつずつです。

ヨロオネ先生は5秒で診察を終え、サンドラにスカートをはくように言いました。

◆◆◆

「さて松宮さん。ここでクエスチョンです」
と、ヨロオネ先生。

ここでクエスチョンです、って、「世界・ふしぎ発見」かよ!

中途半端なツッコミには耳もかさず、ヨロオネ先生は続けました。「あなただったら、サンドラにどんなアドバイスをしますか?」
僕は首をかしげました。「いやさっぱり分かりません。ていうか僕はドクターじゃないし」
「ドクターかどうかは実は関係ないんです」と、ヨロオネ先生。「ここで人間を理解する力がものを言うんです」

どゆこと?

続きを読んでみましょう。

◆◆◆

ヨロオネ先生が処方箋を書いているあいだ、サンドラは口をとがらせて文句をたれます。
「先生。たった5秒しか診てくださらないなんて、ひどいわ。5秒で何が分かるんですか。あたしが嫌いなの?」
その質問は黙殺されました。
「もう、先生ったら」

ほどなく、患部に塗るための混合ハーブの処方箋を、ヨロオネ先生はサンドラに渡しました。
「ミス・ジョーンズ」先生はようやく口を開きました。「私の推理ですが、ひょっとして、あなたの彼氏はハーレー・ダビッドソンに乗って、皮ジャンを愛用するタイプじゃありませんか?」

サンドラの目は驚きで丸くなりました。
「そ、その通りです。どうして…」

「やはりそうでしたか…」
ため息をつくヨロオネ先生。
「では、その彼氏に私からの伝言を届けてもらえませんか? 内容はこうです。『おたくのピアスは本物のゴールドじゃないぜ』」

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