松宮園生です。
僕には師匠が何人かいますが、
食育の分野で言うと
「農業の師匠」
「栄養学の師匠」
がいます。
農業の師匠は、農業コンサルタントの
葉竹乃木夫さんです。
「バウムクーヘン野郎」という綽名を
僕につけた張本人です。
ちなみに、日本女性とのロマンスに憧れる浮気農家ジョン・ソイビーはどうかというと。
彼は師匠でもなんでもありません。
ただのオッサンです。
栄養学の師匠は、ボストン(松坂投手や岡島投手のいるところ)で内科医をしているチイタッタ先生です。
かつてはアンチエイジングのとある学会で会長をしていた時期もありました。
食べるものにあまりにウルサイので、彼が行くレストランは
「あのチイタッタ先生が認めたレストラン」
と勝手に解釈され、地元で人気店になっているほどです。
この先生の栄養学のことを、僕は勝手に「ターザン栄養学」と呼んでいます。
参考:
「ターザン栄養学 その1」
「ターザン栄養学 その2」
「ターザン栄養学 その3」
◆◆◆
先月のことですが、フェデックス便で小包が届きました。
栄養学の師匠、チイタッタ先生からでした。
中には手紙と、サプリメントが入っていました。
手紙にはこう書いてありました。
「元気かね? 日本の学会に呼ばれて今年の秋に日本に行くことになった。ヤッホー。お前もカバン持ちで一緒に来い。学会には出なくていいが、しっかりしたヘルシー系レストランを案内しろ。ただし飛行機代は自分で払えよ。それから、同封したのはこのところオレがクライアント(患者)にお勧めしているサプリメントだ。ありがたく頂戴せよ」
飛行機代、自腹かよ…。
一緒に食事したら、これも松宮のおごりだぞって言うんだろうなあ…。
むかし世話になっているので、文句も言えず…。
同封のサプリメントは、オレンジ色の小瓶に入っていました。
そのラベルを見てギョッとしました。
「ストロンチウム」
と書いてあったのです。
ストロンチウム?
なんか、ウラニウムとかプルトニウムみたいに、核兵器系の名前じゃねえの?
調べてみました。
<ストロンチウム>
原子番号 38。
元素記号 Sr。
硝酸ストロンチウム:花火などで赤い色を出す場合に使う。
炭酸ストロンチウム:ブラウン管などの陰極線管のガラスに添加される。
これだけしか分かりませんでした。
やむなく、チイタッタ先生にメール。
数時間後に返事がありました。
「ストロンチウムは骨密度を高めるミネラル。厳密にはストロンチウムにはいくつか同位体というものがあってだな、同位体なんて言っても松宮おまえには分からんだろうが、要はひとくちにストロンチウムといっても何種類もあると思えばいい。その中には人体に危険なストロンチウムもあるが、逆に人体に役立つストロンチウムもあるのだ。同封したやつは、クエン酸ストロンチウムになっている。ビタミンD・カルシウムと一緒に飲め」
だ、そうです。
そんなミネラル、あるんだねえ。
◆◆◆
昨日またフェデックス便で小包が来ました。
開けてみるとまたもや手紙とストロンチウムのサプリが。
手紙にはこう書いてありました。
「ヤッホー。どうだねストロンチウムは? 悪いことは言わんから続けて飲め。そろそろ飲み切ったと思うから2本目を送る。請求書を同封したからよろしくな。前回分は無料サービスにしといたよ。嬉しいだろう、松宮。生きててよかったなあ」