松宮園生です。
アメリカ人のメタボ人口は日々刻々と増えて
いるようです。
ざっくりどんな感じかというと…。
アメリカ人は日本人よりメタボに対して「甘い」。
* 日本人:「日本人の中肉中背ってオレみたい
な感じだよ」 →アメリカ人:「お前は痩せすぎだ。そんなんじゃモテねえぞ」
* 日本人:「あの人、ちょっと小太りじゃね?」
→アメリカ人:「あれは普通だよ」
* 日本人:「あの人、メタボだね」 →アメリカ人:「あれは小太りかな」
* 日本人:「あの人、あのままじゃ恋人できないよ」 →アメリカ人:「メタボだね」
* 日本人:「あの人、病院いかないとヤバイんじゃね?」 →アメリカ人:「あれだと恋人できないね」
* 日本人:「あの人、テレビで見たことあるよ」 →アメリカ人:「そろそろ病院にいったほうがいい」
というように、だいたい「ワンステップ」ずれています。
ここから先は、アメリカ人の感覚で書きます。
アメリカ人の人口: 3億人
アメリカ人の「小太り」の数: 1億3千万人
アメリカ人の「メタボ以上」の数: 7千万人
30年前の「小太り」人口: 全人口の45パーセント
現在: 全人口の3分の2
30年前の「メタボ以上」人口: 全人口の15パーセント
現在: 全人口の30パーセント
◆◆◆
「これ以上メタボになったら恋人ができにくくなるレベル」
も日米ではだいぶ感覚に差があります。
アメリカのある「超」田舎町。
失礼ながら女性のメタボ度の激しいところでした。
だいたい、僕の倍くらい大きいのです。
僕より小さいのは、子どもしかいませんでした。
不思議と男性はそうでもなくて、「普通」の体型をしていました。
その町のある男性(仮にアーノルドとしましょう)と縁があって商売をしていたのですが、ある日、別の男が僕に電話をかけてきました。
「あんた」電話の相手は言いました。「アーノルドと商売すんの、やめてくんねえか」
「なんで?」
「気に入らねえんだよ、アーノルドの野郎が。あいつ、そのうちあんたも裏切るぜ」
「すいぶんアーノルドを嫌ってるね」
「オレだけじゃねえ。みんな嫌ってるさ。あいつには節操がねえ。あいつはな、町じゅうの女に色目を使ってんだ。スキがあったら全員と寝ようとしやがる。ちょっと商売上手で金があるからって、人の女にまで手を出しちゃいけねえよ。あんた、そう思わんか?」
「町じゅうの女って、この町の人たちのことだよね?」
「たりめーだろ。他にどの町があるって言うんだ」
◆◆◆
話は変わります。
あるメタボなアメリカ人が心臓発作で倒れ、救急車で運ばれました。
彼女はそこで臨死体験をしました。
気がついたら、神様の前に立っていたのです。
「神様」彼女は言いました。「あたしはもう死ぬの?」
「いや、汝は助かる。あと30年は生きるであろう」
神様のお言葉どおり、彼女は息を吹き返しました。
あと30年もあるのか。
充実した人生を送ろう!
そう決心した彼女は、その日からダイエットにはげみました。
ダイエットは成功し、彼女の体重は半分になりました。
ところが、スリムになったとたん、交通事故に遭って亡くなってしまいました。
天国の入口で彼女は神様に再会しました。
「神様、あと30年あるって言ってたじゃない。なぜこんなに早くあたしはここに来たの?」
神様はすまなそうに答えました。「誰だか分からなかった」