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2007.12.06 19:16

タイヘンダン その3

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松宮園生です。

僕のオフィスは、オフィスというのもおこがましく、
実は机が1個と小さなテーブルが1個あるだけです。
ま、書斎ですね。
他社(仮にメキマン・パシフィック株式会社
と呼びましょう)のオフィスの一角を間借りしてます。

(メキマンという言葉の由来についてはここをクリック)

メキマン・パシフィックは日系の会社です。
従業員の半分は日本人です。
残り半分は英語の人ですけど、われわれ日本人のへんな英語には慣れっこになってまして、ダメな英語でも会話できてしまいます。
そんな環境にいるので、僕の英語はあまり上達しません。
せっかくアメリカにいるのに英語漬けではなく、半分くらい(いやもっと)日本語で過ごしているわけで、これでは上達するはずがありません。

しかも、僕の仕事は
「アメリカの食品を日本人に買ってもらう」
ことであり、
「日本の製品をアメリカ人に買ってもらう」
のではありません。
つまり
* アメリカ人は売り手
* 日本人は買い手(=お客様)
です。
ですので、日本人の僕が英語のセールストークを鍛える必要はないわけで。

ぢゃあアメリカ人が日本語のセールストークを磨いているのかというとそうでもなく、彼らはあまり日本語を話しません。
「自分(アメリカ人)が売りにいかなくても、日本人(松宮みたいな)が買いにくる」
と思っているからだと思いますが。
その代わり、日本人のつたない英語・なまりのある英語を理解する努力をしています。

僕の英語は期待したほど上達してませんが、下には下があります。
昔つとめていたテケテケ商事なんかはアメリカ駐在員が帰国してTOEICという英語の試験を受けたら、笑っちゃうくらいひどい点数だったと聞きます。

(テケテケ商事についてはここをクリック)

ま、だからって自分も下手でかまわない、ということにはならないし、英語が上手くならないのを環境のせいにしちゃいかんなと僕も思います。
そう思い、努力はしています。
どんな努力をしているかというと、DVDを何度も見ました。
で、覚えた単語とか表現とかを翌日さっそく使ってみるのです。
毎日少しずつやってたら少しずつは話せるようになってきました。

よく、
「英語がうまくなりたかったら英語の彼女を作れ」
なんてエラソに講釈たれるオジサンがいますね。
マンガ「俺の空」じゃあるまいし、そんなにあっちこっちでカンタンに彼女なんてできるわけねえだろ!

◆◆◆

その、僕が居候しているメキマン・パシフィック株式会社ですが。
共用の本棚があります。
過去に駐在していた日本人が帰国する際に、日本から持ってきた本を残していったのが並べられています。
読みたい人は勝手に借りて、読み終わったら返します。
図書館みたいなものですね。

いろんな本が雑多にありまして。
マンガなんかもありますが、古いのばっかりです。
デビルマンとか。
かわぐちかいじの昔の作品とか。
ブラックジャックとか。
昔はエロ本(←死語)もあったようですが、セクハラ扱いされる危険性があるというので数年前に処分されたそうです。

誰が持ってきたのかわかりませんが、池波正太郎の本がたんとあります。
あるとき読んでみたらけっこうハマりました。
「鬼平犯科帳」というシリーズと、
「剣客商売」というシリーズです。
ほかにもいろいろシリーズがあるようですが、この本棚にあるのはそれだけです。

この池波正太郎という作家は食べもののことを非常にうまそに書く人で、空腹のときに読むと空腹ぐあいが倍になります。
いろんなレシピが作品のなかに出てくるのですが、なかでもツボにはまったのは
「一本饂飩(うどん)」。

親指ほどの太さの、一本の長いうどん。
どくろを巻いて、ざるに盛られています。
それを、ユズ・擦りゴマ・ネギの入った濃いつけ汁で食べる。
…だそうです。

旨そうです。
食べたいです。

これ、池波正太郎ファンのあいだでは有名な食べものだそうで、こんど帰国したら食べたいと思っています。
でも、どこで食べれるのかな…?

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