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松宮園生です。
どうやったら効果的な食育ができるのか。
そういうマジメな人々の悩みを、
「食育漂流教室」
と表現してみました。
第1回のテーマは、食育カルタ。
ご存じのとおり、食育カルタというのは、カルタです。
先生が、
「あさごはん毎日食べてゼッコーチョー」
と読み上げると、子どもが「ハイ」と叫んで「あ」の札を取るわけです。
「いつまでも忘れはしない子牛のムー」
と読み上げると、子どもが「ハイ」と叫んで「い」の札を取るわけです。
上手に取ることができて、ニコニコしています。
可愛がっていた子牛のムーが、肉屋さんに売られてしまったという悲しい意味を知らずに…。
◆◆◆
カルタは幼稚園の先生が園児のために作ったり、
食育好きのお母さんたちが集まって作ったりします。
いろいろ苦労もあると思うけど、じつに楽しそうに作っています。
ローカル新聞など読んでいると
「○×小学校で食育カルタ大会。食の大切さ、子どもに伝える」
みたいな記事がちょくちょく載ってます。
それはそれでいいんだけど。
でもある人からこんな話を聞きました。
「子どもはね、カルタに夢中になって札を取るのはどんどん上手になるんだけど、肝心のカルタの句はぜんぜん覚えてくれないんだよね」
ということは。
「○×小学校で食育カルタ大会。食の大切さ、子どもに伝」わっていない。
ということだよね。
カルタって、楽しいことは楽しいんだろうけど、子ども向け食育の「手法」としてはあまり役に立っていないんじゃないでしょうか?
◆◆◆
でもカルタを作る大人たち(幼稚園の先生やお母さん)の楽しそうな様子を見てると、
「作る人が楽しくて、遊ぶほうも楽しいんだったら、それでいいじゃん」
と思ったりもします。
(短いけど、以下次号)