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2007.08.07 22:12

食育は英語で何というの? その9

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松宮園生です。

100年前からアメリカはすでにメタボちっくな国だった、
と書いたことがあります。
100年たった今も、この国はメタボちっくです。
100年間、何をやっていたの、あんたたち。
たしかに、この100年間に世界大戦が2度もあり、
メタボ対策どころじゃなかったのは、認めるけどねえ。

でもホントに100年前からメタボだったの?
そんな疑問を持っていましたが、調べてみるとこんなことが分かりました。

昔々、Voit(発音不明)という名の学者がいて、こんなことを言いました。
「アメリカ人は、タンパク質を1日118グラムとりなはれ」
で、「1日118グラム」のことを「Voitスタンダード」と呼ぶようになりました。

一般市民は118グラムなんて数字は意識していなかった、というか、知らなかったでしょうが、このころのアメリカはすでにそこそこ豊かだったので、普通の食事で118グラムは食べていたと思われます。

1902年になり、フレッチャーさんという人物(この人物が何者だったのか、学者だったのか何だったのかは謎です)が、こんなことを唱えました。
「ものを食べるときは、飲み込む前に32回、咀嚼しなはれ。そうしたら、Voitスタンダードの118グラムに足りなくても、タンパク質は十分に摂取できますねん」
なんで32回なのか不明ですが、32回、噛むそうです。

その後、1907年。
つまり今からちょうど100年前に、エール大学のチッテンデン教授という人が「ヒトの栄養」という本を出し、こんなことを提唱します。
「タンパク質1日118グラムは多すぎる。つまりアメリカ人は食べ過ぎだ。毎日118グラムのタンパク質を摂っていたら、腎臓がやられてしまうぞ。タンパク質は半分でいい」
教授はさらにこんなことも言いました。
「ホワイトカラーの人は、3000カロリーも食べれば十分だ。それ以上、食べてはならん」

科学者の方々がこういうことを言うということは、それだけアメリカ人はずいぶん食べてて、ずいぶんメタボだったんでしょうね。

ちなみにエール大学のチッテンデン教授はずいぶんエライ先生だったみたいで、日本(当時は明治時代の終わりごろ)から栄養学を学びにきた留学生も、この先生に教わったようです。

(今回はここまで)

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