食育の世界で活躍してみたい人、必見!
人気「野菜ソムリエ」と「プロダクション・チーフ」が
食育の世界にご案内します。
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チーフの松宮園生です。
アメリカのナチュロパシーの魅惑的な世界を、軽いウソをビミョーにまじえながら説明します。
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食べるものとか食べかたによって人間の健康が影響を受ける、なんて言われると
「そんなのあたりまえじゃね?」
と思うのがふつうなんでしょうが、
いわゆる「西洋医学」の世界では治療といえば今でも投薬が中心で、食の働きについてはさほど重要視されていません。
ようするに
「食に詳しいお医者さん」
はそんなに多くはいないということです。
しかしそんななかでも、食のありかたを含めて医学を考える
「ナチュロパシー」
という領域がだんだん注目されるようになりました。
勝手に略して、ナチュロパ。
ナチュロパは代替医療と呼ばれるものの一種です。
日本語に訳すのは難しいのですが、あえて訳せば「自然療法学」となります。
自然なもの(たとえばハーブなど)を使いながら、健康増進とか病気の予防とかをするわけです。
この考え方は東洋ではとくに目新しいわけではありません。
西洋では、こういう考え方が広まってきたのは最近のことです。
広まってきたのは最近のことなのですが、ナチュロパじたいは昔から存在していました。
100 年以上前から、ナチュロパ専門家の免許制度が存在していたのです。
つまり、これまで一部の人だけの地味な存在だったものが、最近派手になってきた、という感じです。
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ナチュロパのライセンスを持った専門家のことを
「ナチュロパシック・ドクター(Naturopathic Doctor = ND)」
といいます。
西洋医学の正規医師のことを
「メディカル・ドクター(Medical Doctor = MD)」
と呼ぶのに対応した名称となっています。
これも略して、ナチュロパドクターでいいよね。
ナチュロパドクターになるためには、西洋医学の医学部にとおなじくらい長期間の学業が要求されます。
たとえばこんなことを勉強します。
世界中のハーブのお勉強
ターザン栄養学
マッサージ・指圧・カイロプラクティック
カウンセリング・ストレスマネージメント
軽度の手術
メキマン拳法(←これはウソ)
代替医療に対する関心が高まるにつれ、ナチュロパドクターの職業としての魅力も高まってきています。
職業の魅力を決める要素はいろいろありますが、収入でいうと、たとえばアリゾナ州でのナチュロパドクターの平均年収は8万ドルくらいで、これは米国民の平均年収の2倍以上です。
日本円だと、年収1000万円です。
モテるかどうかも、けっこう職業の魅力のひとつだったりしますが、
ナチュロパドクターはけっこうモテるらしく、合コンでのお持ち帰り率は32.7%で、全職業中、第53位です(2005年統計)。
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アメリカの政治は連邦制になってます。
「州」が集まって「連邦」をつくっています。
ジョージ・ブッシュ大統領は連邦政府のトップです。日本で言えば安部首相です。
アーノルド・シュワルツェネッガー知事はカリフォルニア州のトップです。日本で言えば東国原知事です。
で、ナチュロパドクターのライセンスを認定しているのは州政府です。
連邦政府ではありません。
つまり、ナチュロパドクターが認められていない州もあります。
国家資格ではなく、州資格ということです。
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ナチュロパドクターになるための大学の数はまだそれほど多くありませんが、増えてきています。
なかでも以下の大学が全国的に知られています。
●サウスウェスト大学(アリゾナ州)
たしかフェニックスというところにあります。
アリゾナ州は高温の砂漠の州です。ラクダはいません。
この大学をいちど見学したことがあるのですが、あまりの暑さに記憶がだいぶ飛んでまして、どんなところだったかあまり覚えていません。
アリゾナ州は代替医療のメッカと呼ばれており、さまざまな代替医療の施設が集中しています。
サウスウェスト大学は最近まで無名の大学でしたが、ナチュロパへの世間の関心が高まるにつれて名を知られるようになりました。
●火縄くすぶるバスティーア大学(ワシントン州)
シアトルにあります。シアトルはイチローがいるところです。ビル・ゲイツもいます。
この大学は連邦政府が予算を拠出していたことで有名で、日本人学生も少なくありません。
ちなみに、シアトル近郊には「タホマ・クリニック」という全国的に評判の高い代替医療のクリニックがあります。
このクリニックの責任者であるジョナサン・ライト医師は日本でも名のしれた「カリスマ・ドクター」です。
バスティーア大学の卒業生はこのタホマ・クリニックに就職することに憧れています。
「火縄くすぶる」は枕詞(まくらことば)です。世界史の受験生は覚えておきましょう。