食育の世界で活躍してみたい人、必見!
人気「野菜ソムリエ」と「プロダクション・チーフ」が
食育の世界にご案内します。
◆◆◆
シニア・野菜ソムリエの遠山由美です。
ご無沙汰しておりました。
相変わらず野菜消費は減少を続けておりますが、野菜・果物の話を聴きたい
とおっしゃってくださるかたは、嬉しいことに、少しづつ増えてきています。
で…この4月から、JA静岡中央会さまにスポンサーになっていただき
週1回のラジオ生番組を持たせていただいてます。
「JA 旬の食卓 メモいらず」がそれ。
まあ…9分間という短いコーナーではありますが、しっかり取材して
「今食べないと、損しちゃいますよ?」という逸品をご紹介しております。
♪ 西から、浜名湖見えたらSBS 東から、箱根を越えたらSBS ♪
というわけで、火曜日の昼下がり、静岡県内および
静岡よりの愛知県や、静岡よりの神奈川県をドライブなさる際には
(静岡県よりの山梨県…ってのは無理でしょうかね。南アルプスは標高高いから)
ぜひ、SBSラジオの「ラブラジ」(←Love Radioの略です)
にダイヤルをあわせて下さいませ。
ご興味を抱いてくださる奇特なかたはコチラでご確認を。
http://www.digisbs.com/love/tue/
ちなみに…
メモいらず、とはメモする必要もないほど簡単なオリジナルレシピのご紹介。
簡単なのって…案外難しい。
料理好きが高じて、なぜか野菜ソムリエになってしまった遠山は
ついつい、複雑なら複雑なほど、その料理に萌え?になる傾向がありますので
苦労しております。
そのほか…食育も微妙な盛り上がりを見せておりまして…
食育プロダクション、しばらくお休みをいただいておりました。
食育の微妙な盛り上がり方につきましては
どうぞこの「食育プロデュース委員会」でご確認下さい。
さて本題でございます。
「ペプシ・キュウリ風味」発売だそうです。
その名も「ペプシアイスキューカンバー」。
発売日は6月12日。6月いっぱいの期間限定ですから
とりあえず試してみたい人も多く、結構売れるかもしれません。
なんでも「ほのかに香るキュウリの風味と、コーラならではの炭酸の刺激が絶妙なバランスの爽やかな味わい」なんだそうで。
唐突な感のある「キュウリ」ですが、一昨年は「レッド」昨年は「ブルー」を出しているので今年は「グリーン」ということだそうです。
ホウレンソウやブロッコリーではなく、キュウリが選ばれたのですね…
キュウリ…野菜ソムリエ的にはひとまず納得の選択ではあります。
キュウリの販促に一役かおう!と思ってくださったのなら、なおさら歓迎です。
「キュウリの香り成分」に関心を持っていただき
キュウリの新しい魅力に気がついていただけるのなら、という思いもあります。
が「味覚教育」を掲げる方々のご意見はどんなもんでしょ。
「甘いキュウリは許せん!」でしょうか。
実は…四葉(“スーヨー”と読みます)という
お漬物に最適な独特のキュウリ品種を作り続ける地区の近くに住む遠山。
畑でとれたてのキュウリを、ポキリ→ガブリ、という仕事も多く
そのポキリの際に立ちのぼるあま?い香りはメロンそっくりだと感じております。
少し時間がたつと、スイカの香りにも感じられます。
そりゃ、そうですね。キュウリもメロンもスイカもウリ科ですから。
三者に共通な成分を含有しているのでしょう。
カボチャもウリ科で…これも丸ごと1個のものに包丁を入れると
かすかにスイカのような、メロンのような香りがします。
(切って売っているものからは香りません)
地場の特産品として、地元では「キュウリソフト(クリーム)」作成計画が密かに進行しておりますし、過去キュウリのジュースレシピをご提案した経緯もございます。
(キュウリ&キウイ、とかキュウリ&梨 など、意外なおいしさです。
お試しあれ。)
そういえば、焼酎にキュウリ、ってありますよね。
カッパならずとも、コレを好きっていう人は案外多いもの。
「キュウリペプシ」の発想はこんなところからきているのかもしれません。
プリンにお醤油をかけるとウニの味…というのはよくききますが
ここ静岡では…キュウリにハチミツをかけるとメロンの味…といわれています…
(いえ…静岡とはいっても、中部のごく限られた地域限定の「いわれ」です。
なんといっても、静岡は日本一の「高級マスクメロン」の産地でもありますから
こんなことしてるのは、この地区だけかも…いえ、この地区どころかごく一部の
キュウリ栽培農家さんと、JA静岡市と私だけかも。
高級メロンの産地の皆様、ゴメンナサイ。)
そういえば少し前に「イチゴミルク味の魚肉ソーセージ」が売り出されたときにも
早速ためしてみましたが…飲み込むことすら困難でした…
「子供でも食べやすいように」とか「おやつ用に」とか
メーカーさんはおっしゃっていましたが
味覚教育の観点から大いに疑問ありだと感じました。
確かに味覚は個人の自由ですし
食に偏見を持っていては、新しいレシピも生まれないし
グローバルな世の中生きのびられないかもしれません。
が味覚は経験と学習により習得されるもの。
「おいしい」と感じるのは体が必要としている栄養素のサイン…
「マズイ」と感じるのは体が摂取を拒否している成分のサイン…
だと考えると、味覚は健康な体を作るうえで需要な役割を担っているのですね。
(ただ…おいしすぎて、食べすぎて、メタボ、となるとこれまた問題なわけで。
おいしいと健康の間には「脳」だの「心理」だの難しい問題が横たわっているのです)
こう考えると、味覚は個人の勝手ばかりとはいっていられません。
「正しい味覚」というものが存在することになります。
幼少期に「健康な体と味覚を結びつける訓練」をする必要が生じ
「味覚教育」が食育のひとつの分野となるわけです。
そういえば以前アメリカに行ったとき
「ダイエット・コーク・プラス」なるものをみつけました。
(おもしろかったので、カラのボトル、持って帰ってきて、手元にあります。)
のんでみたところ、普通のコークと変わらない…
栄養成分表示をみたところ
ビタミンB6、B12、ナイアシンといったビタミンB群とマグネシウム、亜鉛が強化されていました。
この秋にはアメリカでペプシコさんもビタミンB群とクロム入りの果実飲料を投入するとか。
確かに食育先進国のアメリカでは
学校付近の自動販売機には低脂肪ミルクと100%天然果汁のジュースと水しか入れてはならない、という法律のある州があるくらいですから
「不健康イメージ」の清涼飲料水メーカーさんは必死なのでしょう。
たかが清涼飲料水、されど清涼飲料水。
「味覚教育」「健康教育」。
この二つの観点から、これは十分食育の教材になるニュースなのでした…
なぜか、発売元のサントリーさんのサイトにはまだアップされていませんので
参照できるHPはありません。ごめんなさい。
(ところで…ニュース記事によって
「キュウリ味」のペプシ、としているところと
「キュウリ風味」のペプシ、としているところとがあります。
「味」と「風味」はちがうでしょ、と思う私は
…小姑っぽいでしょうか…キヲツケマス)