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2007.04.24 03:15

シティボーイ(←死語)

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◆◆◆

チーフの松宮園生です。

「産地直売所」という言葉をご存知ですか?
農家さんが、採れたての農産物を売っているところです。
「産直所」ともいいます。

畑の多い地域に行くと、道ばたの小屋みたいなところで採れたてのトマトやニンジンやカボチャを売ってますよね? アレもその一種です。

「道の駅」ってありますよね?
クルマを運転する人のための休憩施設です。
「道の駅」の施設内にも、農家さんが農産物を持ち寄り、産地直売所を開いたりしています。

皆さんがスーパーマーケットで100円のトマトを買うとします。
この100円のうち、農家さんが受け取る金額はいくらだと思いますか?
だいだい、20円?30円くらいだと言われています。
残りのおカネは、スーパーマーケットや、卸売り業者に分配されるのです。

これが産地直売所だと、皆さんが払う100円のトマトのおカネは、全額とはいきませんが、けっこうそこそこ、農家さんのところに入るわけです。
農家さんにとっても、産地直売所はわりと魅力的だということです。
(ちゃんと売れればの話ですが)

さて、アメリカにも
「ファーマーズ・マーケット」
という言葉があります。
ファーマーは「農家」の意味です。
マーケットは「市場」の意味です。
ファーマーズ・マーケットというと、「農家の市場」という意味になります。
日本語の「産地直売所」と似ています。

似ていますが、ただし、大きな違いがあります。

アメリカの「ファーマーズ・マーケット」は、都会のまんなかで開かれています。
たとえば混雑するニューヨークのマンハッタン。
ロサンゼルスの、セレブリティが行きかうハリウッド。
こういうところに、大きな産地直売所が出現しています。

また、アメリカでは農家さんが自分で直売所に立ち、自分の作った農産物を売ります。

これが、「ファーマーズ・マーケット」です。

都会のまんなかに、こつ然と農業が姿をあらわすわけです。
このミスマッチが、都会の人の心をひきつけるのでしょう。

(最近は日本でも、都会のまんなかにファーマーズ・マーケットができはじめています)

ところで、都会に住むアメリカ人の心を魅了する「ファーマーズ・マーケット」ですが、
じつは農家さんのなかには
「けっ、都会の連中は気に食わないね。チャラチャラしやがって」
と内心思っている人もいます。

今回はそういう農家さんの話を友人が送ってきたので、例によってへたくそな翻訳でみなさんにお伝えします。

正直、今回は笑えるかどうかというとビミョーですが…


◆◆◆


「都会のやつら」

ロサンゼルス近郊の2人の農家??ボブとジョン??は、映画の街ハリウッドのファーマーズ・マーケットに出店していた。

売れ行きはよく、2人は上機嫌だった。今朝収穫した野菜を店頭に並べると、それが次々に売れていった。

しかしその上機嫌も長続きしなかった。ボブがとつぜん不愉快な表情をジョンに向けたのだ。

ボブが言った。
「オレはもう帰りたくなったよ。ハリウッドのやつらにゃ、我慢できねえ。イライラする」

「ハリウッドがどうしたんだ?」ジョンが言った。「大切なお客さんだぞ。さっきの若いニイチャンなんか、高いスイカをふた玉(2個)もお買い上げしてくれたじゃねえか。ちがうか?」

「ああそうだよ」ボブは言った。「だがハリウッド野郎にスイカを売るのはもうまっぴらだ。いつになったらあいつら、皮のむき方を聞いてくるのをやめるんだ?」

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