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チーフの松宮園生です。
(前回までの復習)
健康な人はますます健康な食生活をし、
不健康な人はますます不健康な食生活に走る
そのギャップが大きくなった。
これを「フード・ディバイド」といいます。
フード・ディバイドのせいで、アメリカ人のメタボはあまり減りませんでした。
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フード・ディバイド関連でもう少し。
先月(2月)なかばのこと。
UNICEF(ユニセフ:国際連合児童基金)が、ある報告書を発表して話題になりました。
OECD(経済協力開発機構)に加盟している21ヶ国を対象に、
「その国の環境が、子供が育つのにどのくらい適しているか」
を調べた報告書です。
OECD は、アメリカ・ヨーロッパ・オセアニアの先進国の集まりです。
べつの言い方をすると、
「横文字を使う先進国の集まり」
です。
こう書くと、ヤマトダンジとしてはなんとなくムカつきますね。
タテ文字の日本は OECD に加盟していないので、調査対象にはなっていません。
ユニセフのこの報告書は「イノセンティ・レポート」と呼ばれています。
どんな調査をしたかというと、
1.物質的な豊かさ
2.健康と安全
3.教育の質
4.家族のきずな
5.生活習慣
6.本人(子供たちのことです)の幸福感
以上6つの項目それぞれで、OECD加盟21ヶ国を比較しました。
その結果。
金メダル:オランダ
銀メダル:スウェーデン
銅メダル:デンマーク
…(中略)…
最下位から2番目:アメリカ
最下位:イギリス
こういう結果になりました。
ダメ出しされたアメリカとイギリスはだいぶプライドが傷ついたらしく、マスコミもちょっと騒然となりました。
まあでも、うなずける結果ではあります。
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イギリスのことはよく分かりませんが、アメリカでは子供の肥満も深刻です。
フード・ディバイドのせいもあり、生活習慣はちっとも改善していません。
「ガストリック・バイパス手術」という肥満治療が、大人のあいだで流行っています。
胃を小さくする手術です。
胃を小さくする→早々と満腹感が味わえるようにする→食べる量が減る→痩せる
カンタンにいえばこういう理屈です。
4日?6日間の入院、1ヶ月程度の自宅療養、費用は2万ドル前後(250万円くらい)だそうです。
本来これは大人向けの手術でしたが、このところ子供が受けるようになっているそうです。
年間1000人くらい、受けているらしい。
そういうアメリカを横目でみていたヨーロッパ(EU)は、
「あんな国になっちゃいけねえ」(←江戸か)
ということで、ファーストフードの広告を禁止することを検討しています。