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チーフの松宮園生です。
前回(その1)で、就農センターをちょっとからかったような文章を書きましたが、その続きを書きます。
日本の農業人口(=農業をする人の数)はすごく減ってます。
手元に数字がないのですけど、たしか200万人くらいしかいないはずです。
1億2000万人の食を支える人口が、200万人しかいないのです。
それもどんどん減ってます。
その200万人の平均年齢は65歳です。
5年後には、70歳になります。
僕は農業は日本の宝だと思ってます。
新規に就農した若い人は、ダイヤモンドです。
ダイヤモンドに輝いてもらうためにも、農業人口がどんどん減っていくこんな状況を、黙ってみていることはできません。
でも僕1人が農業を始めたところで、この状況は解決しないです。
農林水産省も危機感を強く感じています。
農業を始める人を増やすために、あのテこのテの政策を打ち出しています。
一方で不思議なことが起きています。
ある調査によると、
「都市部に住む20代の男性の8割は、将来農業をしたいと思っている」
「サラリーマンをリタイアする予定の男性の7割は、リタイア後に農業をしたいと思っている」
だそうです。
(どのくらい本気でそう思っているか、という問題もありますが)
1年ほど前に、東京で、20代男性向けのビジネススクールでちょっとした講演をする機会がありました。
(僕は有名人ではありませんので、講演する機会は珍しいですけど)
生徒さんは50人いました。50人ちょうどです。
講演の最初に、こう言ってみました。
「将来、農業したいと思ってる人、手をあげて?」
するとビックリ。
50人中、48人が手をあげたのです。
単純に考えると、不思議ではありませんか?
かたや、農業人口を増やすために、国もあのテこのテを考えています。
かたや、農業をしたい人はけっこうたくさんいます。
↓
にも関わらず、実際に農業をする人は増えていないのです。
農業をしたい人が農業できないような、見えない巨大な壁が立っているのでしょう。
僕にはそれがダムのように見えます。
なんとかしてこのダムを決壊させたい。そう思っています。
見えないダムの壁をどうやって決壊させるか。
今回はここまで。
次回(その3)のテーマは、「ダム決壊作戦」です。