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投稿日時: 2009.08.04 09:43
ベジスイーツ、主役はトマト
長老

投稿:2847
2009年のゴールデンウィーク明けに
「キレイな肌を目指す」を
テーマとした
「期間限定のトマトをふんだんに使用したベジスイーツ」を
販売したのは
銀座三越さんでしたが
http://www.shokuiku-pro.com/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=2429&forum=17&post_id=3101#forumpost3101

2009年の夏
同じように「トマト」を主役にした
「ベジスイーツフェア」を
開催しているのは
京王百貨店新宿店さんです。
http://www.j-cast.com/mono/2009/07/20045642.html

最初から「トマト」を主役に・・・
と企画されたものではなかったようですが
結果的に「トマトが主役」になったようです。

昨今のトマトは糖度が高いものも多く
色も綺麗で
健康効果・美容効果も訴求しやすいですから
お菓子にも使いやすいですよね。

どんなお菓子が並んでいるかというと・・・

* トマトのレアチーズタルト(ロイスダールさん)
・ ・・サクサクのパイ生地の上に、さわやかな口当たりのレアチーズとトマトのジャムを挟んだもの。トマトのジャムはイチゴとワイン加え、甘くまろやかになっている。

* トマトのジュレ(アンテノールさん)
・ ・・りんごのシャキシャキ感をアクセントに加えた甘酸っぱいトマトゼリーの上にクラッシュゼリーをのせ、プチトマトを飾ったもの。

* チーズスフレ<トマト>(鎌倉ニュージャーマンさん)

* 追分だんご本舗の「トマト大福」(追分だんご本舗さん)
・ ・・京王百貨店さん限定。

* 花奴の「うどら」(花奴さん)

などなど。

「トマト」を
イチゴやリンゴなどのフルーツと組み合わせたり
「餡」に使ったり
と無理がない感じで・・・
おいしそうですね。

昨今は、私も随分
「ベジスイーツ開発」の現場を見せていただきましたが・・・
正直・・・
「美味しいもの」は少なかったです(涙)。

おまけに・・・
「ベジスイーツ」と呼ぶ割りには
野菜の使用量が少ない。

従来どおりフルーツ等を使えば
それだけで甘さが十分なのに
無理矢理、野菜を使うために
シロップ煮にする等使用するお砂糖の量が増える。

コクがないから
通常よりも油脂が増える。

おまけに
「無駄が出なくてエコ」なんて理由をくっつけて
「乾燥粉末野菜」を使う。


こういうお菓子を
「ヘルシー」と喧伝し、売りさばく。

・・・これでいいのかな??
と疑問を感じることも度々でした。

もちろん「本当にヘルシー」であれば
こんな嬉しいことはないけれど・・・

お菓子なんだもの。
健康な人なら一日200Kcal程度は
「心の栄養」と割り切って
何食べてもいいのです。

いつもいつも1
00%ヘルシーである必要なんてないのです。

怪しげな
「健康効果」
「美容効果」をうたわなくても
「おいしいから選ばれる」のが
「お菓子」本来の姿ではないでしょうか。

「健康」も「美容」も
何を食べるかという「種類」以上に
どれだけ食べるかという「量」が重要です。

その「ベジスイーツ」
健康に効果があるほど
美容に効果があるほど
お野菜、入ってますか??

インチキ臭い
「効果・効能」じゃなくて
「おいしいさ」で選びましょ!!

確かに「ベジスイーツ」は
実態がどうあれ
「カラダによさそう」で
お菓子を食べちゃったという
「罪悪感」から開放されるのは確か。

だから
「メンタル面」でのプラスは間違いなくあります。
それが「ベジスイーツの価値」のひとつなんでしょうね。

ただし・・・
「罪悪感のなさ」が事態をもっと悪化させる例もありますよね・・・
「売春」が「援助交際」になって・・・みたいに。

「ベジスイーツ」=「ヘルシー」とは限りませんから
「罪悪感」を捨て去りすぎて
「健康状態」を悪化させないように
気をつけましょう。

そう、そしてもうひとつ「ベジスイーツ」のいいところ・・・それは「好き嫌い克服のきっかけ」になるところ。

お子さんの「野菜嫌い」には
「食わず嫌い」も結構ありますね。

「ケーキ」という誘惑につられて・・・
「あら!食べちゃった」。

「な?んだ、食べられた」・・・
これをきっかけに
普通のお食事でも
キライだったはずのお野菜を食べられるようになるのだったら
「あっぱれ!ベジスイーツ」です。

ただしあくまでも
「きっかけ」に留めておくのが大切。

いつもいつも「ベジスイーツ」では
野菜を摂取するメリットより
お砂糖、油脂が過剰になるデメリットのほうが
大きい可能性大。

おまけに
砂糖漬け・・・油漬け・・・
という「悪しき食習慣」を身につけてしまうのも問題です。

ちなみに・・・
「ベジスイーツ成功」の極意は
味もさることながら
「におい・香りのコントロール」だとか。

風邪をひくと食べ物の味がわからなくなる・・・
この原理を利用して
香りを変えてしまうと
案外食べられてしまうものらしいです。

京王百貨店新宿店さんのフェアのように
そのお野菜が使われている必然性が感じられたり
無理矢理感がなかったり
素直に「おいしい」と思えるものが増えれば・・・
「ベジスイーツ」も定着した
と言えるようになるのかもしれませんね。

こちらのフェアは8月19日まで行われています。
食育ライター情報
(署名・連絡先・PRなど)
2004年「シニア野菜ソムリエ」(旧呼称シニア・ベジタブル&フルーツマイスター)認定(第1号)。学生時代の専攻は生化学でNR等を取得しています。「農業、野菜&果物、栄養学、食育」を「話す/書く/作る」を通してお伝えします。お問い合わせはinfo.toyama@gmail.com
投稿日時: 2009.08.04 21:26
Re: ベジスイーツ、主役はトマト
長老

投稿:723
参考図書です。

「ベジ・スイーツ―からだにやさしい洋菓子」
http://astore.amazon.co.jp/shokuikuprodu-22/detail/4434116843


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